第100話 幻影の真実②
バレンタインとかでバタバタしていて更新遅くなりました!
すみません!
あれからウィンリー様達はシーちゃんの故郷に向かった。
村の皆がこの小娘に何ができる? と、嘲笑っていたけど力を見せつけたら手のひら返して、皆が媚を売り始めた。 ……醜いな。
最初は、ボロボロの部屋を用意していたくせに、手のひら返して豪華な部屋に変更。
森で襲われていた弱くて小さなシーちゃん、、、こんな村でどうやって過ごしてきたの? 体には痛々しい生傷が刻まれているのに、なんでそんな風に許せるの?笑っていられるの?
シーちゃんは今と違ってなんだか……ずっと笑っている。 無理して笑顔と言う仮面を被っている感じ。 本当に、シーちゃんに何があったんだろう?
シーちゃんは村の皆に酷いことされたのに、この村を発展させたいと言った。
さすがのウィンリー様もシーちゃんに呆れていた。
そうして、ウィンリー様とリバー、シーちゃんの貢献によって村は発展し、国となった。
そしてシーちゃんが13歳くらいの頃、、、魔族に攻め込まれた。
魔族の神が攻めてきて、村は焼け野原になった。
「雪の女王様、もうこれ以上はもちません! あなただけでも逃げてくださいっ!」
シーちゃんの父親が武装した姿でウィンリー様に跪く。
「……我は最後まで戦う。 死ぬときはおぬしらと一緒だ」
なんて優しくて偉大なんだ……! 冷たい表情だけど、目は慈愛に満ちている。
「女王様……! では、この薬をお飲みください! これは我が家に代々伝わる秘伝の薬です!」
そう言ってシーちゃんの父は小瓶を渡す。
たしか、シーちゃんの父は裏切ったと聞いた。 ということはこの小瓶は……毒?
「ぜひ聖獣様とお飲みください」
だ、だめだ!これはきっと毒だ! どんなに叫んでも届かない。 なぜならこれはただの幻影だからだ。 そう、分かっているけど叫ばずにはいられない!
そんな行動もも虚しく、2人は毒を飲んだ。
「「っ!?」」
――バタン
毒を飲んだウィンリー様とリバーが倒れる。
「き、貴様……もしやこれは……毒?」
「大正解♪」
そんな声が聞こえたかと思うと、魔族の神がこの部屋に入ってきた。
「お父様!? 一体どういうことなの!?」
「誰も死にたいわけないさ。勝機のない雪の女王につくより、魔族の神についた方が賢明さ。 お前もこちらにつくか? 慈悲深い魔族の神に許しを請えば命だけは助けてもらえるぞ?」
本当にこの人はシーちゃんのお父さんなの……? まるで物を見るような冷たい目。 この人は娘を全く心配していない……!
「嫌よ!」
「なら、死にな」
「魔族軍よ、奴らを捕らえよ!」
シーちゃんや毒を飲まされて倒れているウィンリー様やリバーは、為すすべもなく、捕らえられた。
そして……
村人や魔族軍に見られている中、シーちゃん達は磔にされ火炙りにされた。
今までずっっっと我慢していたシーちゃんの目は、、、今や憎悪に歪んでいた。 ……今までの出来事が降り積もって爆発し、シーちゃんは歪んじゃったんだね……。
いままで一緒に村を発展させてきた仲間も、父親さえ、シーちゃんが死ぬのを見て嘲笑う。
これが……人の、人のすることなの?
『これが我の前世の記憶の全てじゃ』
……本当に醜い。 村を発展させてあげたのに、こんな仕打ち? シーちゃんは、こんな中で13年間耐えてきたの……?
祝、100話!
おめでたいのに、少し暗い話でごめんなさい!
次回は明るい話なので、安心(?)してください!
えー、今まで応援してくださった方、ありがとうございます!
そして、これからもよろしくお願いしますっ!




