表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/140

第1話 転生しました

連載はじまりました!

初めてなので誤字が多かったりすると思いますが、温かい目で見てくださるとうれしいです。

これからよろしくお願いします。


 ここは青い月と赤い星に見守られているエトワール。

 創造神メルローズ様に祝福された土地。

 この地には知を司る人間、魔を司る魔族、自然を司る精霊、力を司る獣人、全てを司る神がいる。

 この世界は弱肉強食の世界。強いものが上に立ち、弱いものは淘汰される。

 当たり前のように奴隷が存在し、虐げられる。

 現代人には到底生きていけないような世界に、私は"転生"してしまった。



―――私はブラック会社に勤めるただの人だった。

 毎日変わらない上司のパワハラ、セクハラに耐え、一生懸命働いた。

 けれど、現実は虚しく、そのままぽっくり死んでしまった。

 当たり前のように死因は過労死。

 親は幼い頃になくしており、友人と呼べる人もいない。

 私が死んで悲しむ人なんかいない……

 そのまま寂しく人生が終わると思っていたけれど、気づいたら"転生"していた。

 ちなみに、女神様とかには会えなかった。


 私はエトワールにある5つの国のうち、主に獣人が住むステラ王国の王女として産まれた。

 名前はパープ。金髪にアメジスト色の瞳。桃色がかったふわふわのうさ耳に小さなしっぽ。

 どうやら私はうさ耳獣人に転生したらしい。

 幼い顔にしては顔が整っているので、将来はきっと美人になるだろう。

 最初は転生キターー! とか思ってはしゃいだけれど、現実はそう甘くはなかった。

 私は王族に見られる特殊な瞳孔がなかったせいで、王族としての待遇を受けられなかった。

 メイドには下に見られ、ご飯は与えられない日もある。

 ぼろい服を着せられ、泣けば暴力を振るわれる。

 そして私はわずか3歳で城から追い出された。

 今までは“まだ幼いから特殊な瞳孔がないのかも”という理由で生かしておいたけど、3歳になっても変わらないから追い出したらしい。

 この……この鬼畜野郎‼

 でも政治の駒として、変な貴族に嫁がせない分ありがたいかも……?


 私はどこに連れていかれるか分からないまま、馬車で運ばれ、森に捨てられた。

 渡されたのは3日分の腐った水とパンだけ……

 これが王女として産まれた私への仕打ちかっっ!

 私は転生しても負け組なのかな……?

 このまま誰にも知られずひっそりと死ぬのかな……?

 ……そんなの、絶対に嫌だ!!

 せっかく転生したんだから、前世みたいに死にたくない!

 私は……生きてみせる!

 一生懸命頑張って、最後にはたくさんの友達に囲まれて笑って死にたい……!

 私は“生き延びてやる”!

 こんなクソ親に殺されてたまるか!

はじめてなので、至らない点が沢山ありますが、これからよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ