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君の気持ちは絵のなかに  作者: 兎刀丸
1/6

転校生

「皆、席についてー!」

ガヤガヤしていた教室は、担任の女性の先生、崎本先生の言葉で静かになった。

流間は友達の春樹と話していたが、止めて席につく。

その時、隣の席があいていることに気づいた。

「朝の会の前に、ニュースがあります。このクラスに新しい生徒が来ます!」

「「おぉー!!」」

(誰だろう…男…女…?)

流間は男か女かが気になったらしい。


「可愛い子かな~」

「イケメンだったらどうしよう…!!」

「アニメ好きかな~!!」

「筋肉がすごかったりしてっ!」


急に皆が話しだしたので、先生は注意をする。

「はいはい静かにっ!……河口くん、入ってきてー!」

先生がそう呼ぶと、教室の入り口から一人の少年が入ってきた。


「は…はい…!」


ひとみしりな性格なのか、下を向いている。

「チっ…可愛い女の子が良かったぜ…」と景斗が言った気がする…

「イケメン…かなぁ…?」と誰かが言った気がする……

流間は「そう言うことは言っちゃいけないよ」と小さい声で言った。

「自己紹介をしてほしいな。」

先生が言うと、少年は口を開く。


「え…えっ…と…、河口瑠衣です…。」


「…あっ!好きな食べ物とか…特技とかない…?趣味とか!!」

河口瑠衣と言う少年は、すごく緊張しているようだ。

「…好きな食べ物は……子供っぽいけど…“ボーロ”で…特技は…特にない…です…。趣味は……絵を描くことです……。よ…宜しくお願いします…。」

瑠衣は、ぺこっとお辞儀をしたあと、一歩後ろにさがった。

流間は絵を描くことが好きなので、話してみたいとソワソワしている。

「…ありがとね。河口くんの席はー…あのあいている席よ。分からないことがあったら、先生やクラスの皆に聞いてね!皆もいい?」

「はーい」

瑠衣の席は校庭の窓側だ。瑠衣が席につくと、隣の席の流間が挨拶をした。

「よっ。俺の名前は榊原流間。俺も絵を描くことが好きだし…宜しくなっ!」

「よ…よろしく…お願いします。」


キーンコーンカーンコーン


予鈴が鳴った。


「皆さん一時間目の準備をして。」

一時間目は国語だ。

ちなみに崎本先生は家庭科の先生だ。

「河口くんと仲良くね!」と言って、先生は教室を出た。

まだ国語の先生は来ていない。

「なぁ、河口くん。」

「……?」

流間は瑠衣に言った。

「いつも何の絵描いてんの?」

「え…と…風景とか…人とか…」

「人…?人って、アニメとかみたいな絵?それとも…人間?」

「どっちもです…」


「どっちも?!」


なぜか、流間は大声を出してしまった。

(やべっ…)

クラスの皆は流間をみて、笑った。

「河口くん…ゴメンっ!!それにしてもどっちも描けるって凄いな!」

「え…いえ…」

アニメ絵しか描けなくて悩んでいる流間。瑠衣に憧れた。


「はい!静かにー!」


教室のドアが開いて、国語の先生が入ってきた。

皆は前を向いく。

瑠衣は少し心配していたが、友達ができそうで安心したようだ。


そして…授業が始まった。

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