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#82 召集

 





 明朝。


 エルクーロ様に伴われ魔王城へと帰還した私はいつしかぶりの廊下をエルクーロ様について歩いていた。



 急な招集。やりたいことがいっぱいあるというのに。一体何用かは知らないが、行ってみればわかるだろうか。


 ミオが恋しい。寂しがっていないだろうか。



 私の頭の中は行軍を急く心とミオの事で一杯だった。魔族達も心配だ。バルタからの先兵が来たとき連中だけで対処できるのか? いや、それはクォートラ達を信じる。


 問題はミオだ。消去法で任せたキエルではあるが、不安は不安だ。それに、もしキエルに懐くようなことがあったら……。





「ぷぁっ」





 考え事をしすぎていた。私は歩きながら何かに顔からぶつかったのだ。


 そしてすぐにはっとして顔面蒼白になりぶつかったものを見上げればエルクーロ様が私を見下ろしていた。




「もっももも……申し訳……」


「心ここにあらずと言った様子だったな。大丈夫か?」


「大丈夫です!」




 敬礼しながら頭を下げるという焦りのままの不格好な姿勢でそう言った。


 無礼も無礼。ぶつかるなどというのは言語道断。会社では嫌味で済むかもしれないが軍で上官にぶつかったなどと……!



 私は恐れで頭があげられないままぷるぷると震えた。やはり心のどこかではエルクーロ様に対する恐れは未だあるのだ。大分柔和な印象を抱くようになったとはいえこれはあまりにも。



 しかし、エルクーロ様は怒るどころか私を心配してくださった。もはや申し訳なさを通り越して恥ずかしい。



「緊張もわかる。だがどうか我慢してほしい。此度の呼び出しは魔王様直々なのだ。正直異例と言えるので私も驚いている」


「は、はあ……」



 ゆっくり顔を上げてみれば苦々しい表情のエルクーロ様。その表情の理由は私ではないらしかった。



 今回の呼び出しは魔王様からとのこと。バルタ陥落を私に命じたうえで呼び出すとは魔王様もやはりわからないお方だ。


 そして、なるほどエルクーロ様にぶつかったのは彼が立ち止まったからで、立ち止まったのは目的地に着いたから。


 即ち、魔王様のお部屋の前であった。



 魔王様にお会いする。


 その事実で私は身震いをした。




「他の面々はおそらくすでに招集済みだ」


「他、でありますか」




 召集を受けたのは我々だけではない、と。であらば一体何事であろうか。そしてほかの面々とは。


 そうふと頭によぎった私に、エルクーロ様は神妙な声色で言った。




「いいかココット。中では私のそばを離れるな。魔王様の手前無いとは思うが……私でも安全を保障しかねる」




 それは紛れもない忠告だった。


 私は、エルクーロ様の口から初めて聞いた、彼でも安全を保障しかねるという言葉に、今までの緊張や恐怖を上塗りする恐れを抱いた。














「あ……? おゥ、エルクーロォ……遅かったじゃねえか」



 ノックの後魔王様の許可の声がして、ドアを押し開けたエルクーロ様について入った魔王様の私室。そこに一歩足を踏み入れて私はぎょっとした。


 真上から声がしたと錯覚するほど、目の前に立っていたのは巨大な……ゾフよりも一回り大きい巨人。オドよりも大きい。


 筋骨隆々としたその体は岩石のような表皮に覆われており、また赤々と脈動するように明滅する筋が幾重にも走る。


 私は瞬時に理解した。これはラヴァゴレムという種族の強大な上級魔族。そして。



「あら、かわいい子を連れていますわね、エルクーロ。随分とまあ趣味の宜しい事」



 隣に立つは妖艶な美女。胸元を大きく開けた煽情的なドレス。白い肌に尖った耳。ギザギザの歯はどこかで見たことがある。間違いない。彼女はヴァンパイアだ。


 彼女は私を舐めるような視線で見てきた。背筋にぞくりとする感覚を覚え、反射的にエルクーロ様の背に隠れてしまった。



 エルクーロ様は腕を私の前に庇うように出しながら大きくため息をついた。



「ウラガクナ、メーア。遅れたのは申し訳がない。だが、私の部下を怖がらせないでもらえるか」



 四天王の一人、"剛腕"のウラガクナ。そして同じく四天王の一人、"妖艶"のメーア。その二人が魔王様の前に集っていた。


 私は目を丸くした。二人を見て四天王その人であろうとはなんとなく想像はついた。だが理由がわからない。理解不能だ。


 彼らがここに集っていることに対してではない。


 何故この場に私がいるのかが、だ。




 エルクーロ様が言った私の安全を保障しかねるという言葉の意味が分かった。ここにいるのは全てが彼と同列以上の存在だったからだ。


 そんな場に私が混じり込めばどうなるものか。見当もつかない。私はエルクーロ様の後ろでただ拳を硬く握りしめた。その手のひらには、既に汗がべっとりと滲んでいた。




「そいつが噂の小さな悪魔か……思ったより小せェなあ、ん?」




 エルクーロ様の体から覗き込むようにウラガクナ様が私を見てきた。


 何という圧。向かい合うだけで気圧される。だが、組織構造の中に在って礼節を欠くという愚を私は犯せない。


 私は震える手をごまかしながら静かに敬礼をする。



「こ、ココットであります。ウラガクナ様……」


「ほォ……」



 名乗った私にウラガクナ様はじとりとした視線を落とすと、ゆっくりとその剛腕を私の頭に伸ばしてきた。


 なんだ、これは。何をされる? 私はぐるぐると思考が固まらずただただ己に向かう腕を眺めた。


 と。


 私の頭にあわや剛腕が届かんとしたところで急にウラガクナ様の手が止まる。



「ンだよエルクーロォ……少し撫でてやろうと思っただけじゃねェか」



 見ればウラガクナ様の腕はエルクーロ様の黒々とした手に抑えられていた。


 はっとして彼を見やればじっとウラガクナ様を睨むように見ていた。




「止せ、ウラガクナ。魔王様の前で血を流すつもりか」




 エルクーロ様は確かな怒気を含んだ声色でそう言った。血、血と言ったか。


 やはりウラガクナ様が私に向けたあの感情は、確かな殺気であったのだ。彼はこの場で私を殺す気さえあるという事だ。岩肌の裂け目から覗く赤い双眸に満ちる感情を読み取ってしまい、私は腰が抜けそうになった。


 ウラガクナ様はエルクーロ様を一瞥した後じっと私を睨んだ。だがすぐにエルクーロ様が腕の力を強めたのかウラガクナ様がギロリとエルクーロ様面と向かい合う。



「ウラガクナ。これ以上彼女に何かするつもりなら私が相手になるが、その覚悟はいいか?」


「魔族が人間の騎士気取りか? 随分ご執心だなあエルクーロォ......!」



 しばらくエルクーロ様とウラガクナ様は睨みあっていたが、やがてウラガクナ様が舌打ちをするとゆっくり伸ばした腕を引き戻した。エルクーロ様も手を離すが、ウラガクナ様は未だ私を睨んでいた。人間めが、案にそう訴えているような目だった。



「ったく、冗談の通じねえ野郎め」



 冗談ではない。彼は本気だった。本気で私の頭をひねりつぶそうとしたのだ。


 あまりにも簡単に命を摘まれるところだったという事実に私はよろりと姿勢を崩しかけ、うっかりエルクーロ様の衣服を掴んでしまった。慌てて離したが、その手をエルクーロ様がぎゅっと握った。



 黒々とした異形の手に握られた私の手のひらにぬくもりが伝わって来て、確かに私は仄かな安堵を感じてしまった。己の命を守ってくれる存在としてこの場で彼は唯一無二。非力な私は彼に頼るしかないと、そう理解したときに安堵と同時、痛烈な悔しさが胸の内に浮かんだ。かつて思った己の庇護者を得たいという欲求と矛盾するが、誰かの手に頼るというのは悔しい思いもあり歯噛みしたのだ。


 やはり私は、弱い。


 複雑な心境の中ぶるると私が震えたのが分かったか、私の手を握るエルクーロ様の握りが少しだけ強くなった。この温もりがなければこの場で涙を流し失禁していてもおかしくはなかったのも確か。


 だからだろうか。無意識に近くもこの手はエルクーロ様の手を握り返した。



 本能で理解している。今は庇護されなければ、命が危うい。



 未だにウラガクナ様とエルクーロ様はにらみ合ったまま動かない。そして未だに刺すような殺気がウラガクナ様……そしてメーア様からもまた注がれていたのだ。


 怖い。とても怖かった。



「そのくらいにしておけ。その人間は私のお気に入りだぞ?」



 魔王様が口を開き、笑いながらそう言った。


 ウラガクナ様は小さく舌打ちをすると踵を返してメーア様の隣へと戻った。エルクーロ様は硬直した私の手を引いてまたその隣へと並んだ。気を使ってくれたのかウラガクナ様達と私を遮るように立つと、ふと握った手を離した。


 私はあっと思いその手を追いそうになり、慌てて引き戻すと握られていた手のひらをもう一方の手で包んだ。甘えるな、私。




「さて、よく揃ってくれたな。親愛なる四天王諸君」




 魔王様の声に、四天王たちは揃って礼をした。私もあわてて礼をする。




「此度の招集は言うまでもないかもわからんが、各自の戦線の再確認と今後の展望を聞きたいためだ。……ウラガクナ」



「はっ!」



 魔王様の言葉にウラガクナ様が一歩前に進み出た。




「俺様達の軍は現在ファルトマーレ主軍と交戦中です」



「苦戦中、の間違いではないですの?」




 クスクスと、どこから取り出したか扇子で口元を隠しながらメーア様が流し目でウラガクナ様を嘲った。


 ウラガクナ様はすぐにメーア様にばっと向き直り、全身を赤く脈動させながら唸った。明らかに激高していた。




「んだと雌豹が!」


「ホホ、事実を言ったまででございますわ? まあ最も? あなたの苦戦のおかげでわたくしの軍は戦線を押し上げられていますの。どうかそのまま敵を釘づけにしておいてくださいまし」


「黙れメーア! あんな連中、釘付けどころか叩き潰してやるわ!」



 魔王様の前、且つ報告の最中だというのに喧嘩を始めた二人。常識がないのか! いわば社長を前にして会話を寸断し喧嘩だと!? 信じられん。


 私はおろおろと喧嘩する二人と魔王様を交互に見やる。魔王様の機嫌を損ねてこっちにまで飛び火すれば冗談ではない。ああ、すぐに逃げ出したい。


 この召集の趣旨は分かったが肝心の参加者がこの様ではいつ瓦解してもおかしくない。魔王様はそのあたりどう対応するのかとも思ったが、叱るでもなくただ笑って眺めていた。




「そういうてめェの軍こそ、聖鎧騎士団に手も足も出なかったそうじゃねえか! てめェの代わりにこの俺様が勇者ごと皆殺しにしてやるぜ」


「あら、がんばってくださいましね」



 こちらはこちらでやめる気配がない。


 おろおろする私とため息をつくエルクーロ様。毎度こんな感じなのか。どうかしている。




「二人ともいい加減にしないか」




 結局エルクーロ様が割って入り、二人はしぶしぶといった様子で大人しくなる。


 苦労が伝わるよ、エルクーロ様。




「ではウラガクナよ、貴様はそのまま敵軍を相手取るのだな」


「へえ。相手が聖剣だろうが聖槍だろうが俺様は負けねえ」


「よろしい。聖女はどうしたかね」


「聖女ぉ……? そういや見てねえな。聖弓も見ちゃいなかったが」


「聖弓はココットが殺した」



 割って入るようなエルクーロ様の言葉に一同の視線が私に向いた。


 そこら辺の報告も兼ねていたという訳か、迂闊。急な赤い視線にさらされた私はおずおずとエルクーロ様を見るが、彼は何も言ってくれなかった。自分で言えと、そういう事か。



 私はぐっと息をのんでゆっくり一歩進み出た。



 魔王様がじっと私を見ている。覚悟を決めるしかない。




「……は。我々の軍はルイカーナにて聖弓の勇者ヨーンと交戦。これを殺害しました。遺体は回収しエルクーロ様に預ける算段であります」


「おい本当かよエルクーロォ……マジで言ってやがんのかこのチビ助は」



 ウラガクナがシューシューと蒸気まで噴き上げて息をまく。対してエルクーロ様は静かに答える。



「本当だ。聖弓の亡骸は私がこの目で確認した」


「へぇ、おやりになりますのね。まだ子供なのに」



 メーアが興味深そうに私を見て呟いた。私ははっとしてそちらを見て、彼女がぺろりと舌なめずりをしたのを見逃さなかった。




「素晴らしい」




 パン、と魔王様が手を叩いた。


 全員が魔王様を見る。魔王様は立ち上がり満面の笑みであった。その場の全員がぞくりとした感覚を覚えた事だろう。部屋の空気がぴり、と凍り付いたのが分かった。




「アウタナを落とし、フリクテラを落とし、ルイカーナまでをも落とした。あまつさえ勇者の一人すら討ち取った。ココット将軍、見事な働きだ。良い報告に胸が躍るぞ」


「きょ、恐縮であります」



 私はばっと頭を下げ、実に90度の角度でお辞儀をした。


 一度下げた頭があげられない。私は床を凝視しながら硬直した。


 褒められている筈なのになんだこの恐ろしい程の不快感は。心臓に冷たい指がかけられているようだ。魔王様のあの笑顔、今まで見た何とも違う。


 あれは、本当に笑っているのかすらわからない。何を考えているのかわからない。正体不明、理解不能ほど恐ろしいものはないのだ。



「そういうわけだが、ウラガクナよ。彼女の働きに負けぬ今後の働きに期待するぞ」




 やめてくれ。私を引き合いに出して煽らないでくれ。


 ウラガクナ様は必ず私を睨んでいることだろう。うなじがひりついている。ウラガクナ様はふんと鼻を鳴らして了解と言った。




「そして……聖女だが」




 魔王様が続ける。




「行方は分からん……わけでもあるまい」



「ええ。わたくしの可愛い部下に偵察させていたところ早馬が首都方面に向けて走ったのが確認されていますもの、おそらくは聖女かと」


「首都に逃げ帰ったってェのか?」


「そうでもないんじゃありませんかしら。あの娘はユナイルの現身とか言われている人間……バルタの防備に回ったのでは?」




 ぴくりと、私の耳が反応する。


 聖女がバルタの防衛に回った。ならば……これの対処は私の役目という事になる。




「ふむ、エルクーロを介して伝えたはずだが、ココット将軍にはバルタを落としてもらう。聖女とも、ぶつかるわけだな」




 確かにそうだ。もとい、バルタはユナイル教の膝元。教皇と聖女をツートップとしたファルトマーレ第二の心臓。


 だがそれでも。いや、そうでなくてはやりがいがない。ユナイル教を叩き潰す絶好の機会。それは即ち、この姿を悪魔と蔑みレイメを私から奪った元凶を手ずから滅ぼせるという事だ。




「ふふ、ふっくくくく……」



 私は、ゆっくりと頭を上げた。その心は恐怖を忘れ、憎悪と……その憎悪の晴らす先を見つけた喜びに満ちていた。


 口は勝手に笑みを零し、瞳は遠き敵を見定めた。


 怯えた姿から一転した私の様子に、小さき幼女のそれとかけ離れた雰囲気を感じ取り、ウラガクナとメーアは眉根を寄せた。


 さっきまでの子供じゃない。これが小さな悪魔か、と。



「やれるのか、ココット」




 エルクーロ様が静かな声色でそういう。私は歪んだ笑みのままその言葉に返した。




「ええ、もちろんですとも。聖弓だけでなく、聖女と教皇の亡骸も献上して見せましょう」



「よろしい。エルクーロ、ココットを使ってバルタを落とせ」



 魔王様の命令に、私たちは合わせて礼をした。


 魔王様からの勅命。それが私に出されたことにもウラガクナらは驚いた。自分たちにも命令することなどなかったのに、と。





 その後、メーア様の報告とエルクーロ様の今後の作戦要項が魔王様に提出され、召集はお開きとなった。


 ウラガクナ様は鼻息荒く先んじて部屋を出ていた。


 私はエルクーロ様について魔王様の部屋を退室する際に背後から呼び止められた。振り返れば笑みを浮かべたメーア様が立っていた。


 エルクーロ様が警戒のまなざしでメーア様を見るが、メーア様は「何もしませんわ」と言い扇子を口元に当てたまま胸元で腕を組んで私に近づいてきた。




「何か、御用でしょうか」


「フフ、ココット将軍。小さな悪魔……」



 メーア様は私にぐっと顔を近づけてきた。たじろぎそうになるが、エルクーロ様に肩を支えられた。


 そして息がかかりそうな距離でメーア様は私に言ったのだ。



「ツォーネは元気?」


「……え? あっ……と、よく働いていますが……」


「そう……少しわがままで口も悪いけど、うまく扱ってくださいましね」



 なぜだ。なぜここであいつの名前が出る? 疑問のままに正直な感想を述べてしまった。


 確かにメーア様とツォーネは同じヴァンパイアという種族だが……。それにメーア様の艶やかで長い黒髪。既視感はある。何か関係でもあるのか?



「メーア、もういいだろう。我々は失礼する」



 エルクーロ様がそういって私の手を握り引いた。


 私はいいのか? と思いつつもエルクーロ様に手を引かれるままメーア様に背を向けた。


 そんな私の背中に、メーア様は一言言った。



「あれで可愛い妹なのですわ。どうかよろしく頼みますね、人間さん」



「なぁっ!?」



 私は驚愕し振り返ると同時、メーア様の笑みは閉まる扉の向こうに消えた。

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― 新着の感想 ―
[一言] ココットの頭の中ミオで埋まってるとかそこまで大きな存在になっているなんて親心を感じる。 そういえば前に娘が出来たならミオみたいな感じって言ってたから彼女はすっかり娘ポジションなワケですねー。…
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