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生きる作家~兼業を考える~  作者: ハルカ カズラ
9/9

兼ね備えの業について

               将来の夢から現在への道へ



 ブクマ、感想を頂きましてありがとうございます。たくさんのタイトルを発表して更新が止まってしまった、でも書かねば……と、自責の念に駆られていますハルカ カズラです。


 エッセイにおいては連載物語ではないので終わらせずにしても許されるかもしれないのですが、連載と付いている以上は、終わらせたい。そう思いましてエッセイも今回で終わります。


 現在は集中的に筆が進んでいる作品と、短編を更新しています。他の作品については続けていく、もしくは完結させます。



 さて、兼業について最初に書いた将来の夢はお菓子屋さんだった話の答えです。

近くて便利なコンビニ。これです! 私は20代の時にコンビニを経営してました。バイトでも店長でもなく経営者を……まぁ、今はただの物書きなのですけど。※年齢は非公表でございますがたぶんバレバレ


 やったこと、経験したことはその時に失敗しても後々には、糧となります。ちなみにコンビニ経営は失敗ではありません。チェーン経営は破たんするまで続けさせる……それが本部のやり方なんだなぁと実感しただけです。私が開店させたそのお店は今は別の方が経営されてるので、お店だけは譲った形ですね。


 たまに、こういう経験してるなら自伝でも書けば? なんて言われますけど、それは断ります。ネタは小説に使いたいからです。


 そして、シナリオの時のお話の小話になりますが、実は『君の名は』の監督でもある新海監督。この方の講義を受けたことがあります。学校とかでは無く、いや、場所は学校の中でしたけど。本人が語っていました。その時の作品は『言の葉の庭』でした。これは好きなお話ですね。


 シナリオ・脚本家を目指していた時は、何気に今や大物と呼ばれる方々の講義に参加する機会がありました。ドラマの大御所脚本家はほとんど講義もしくは、お酒を一緒に呑んだことあるかも。だから何だ?てなりますけど。


 新海監督の講義に参加できたのは、私が無謀にもハリウッド映画の脚本を書こうとしたのがきっかけでした。そのハリウッド養成学校に招待を受けて、講義を聞けました。個性的な監督……と、言っておきます。



 兼業について考える~本当は小説にしても脚本にしても、専業でやりたいですよね。

テレビドラマの脚本家は専業の方が多いですが、これは大御所に限ります。相棒の脚本を書いた方が話をされてましたが、今は他にも仕事を持っていてそれをやれば自ずと機会は訪れるんだ。なんて言ってました。相棒はちなみに複数の方が書いてます。一人では無いです。今や一つのドラマに一人以上の脚本家が携わっています。現場は修羅場で、特に視聴率で話も変わります。


 ドラマの場合……ピンキリですけど、連ドラを書けば数百万、一分につき1万。60分ドラマで60万です。ただこれも新人ではそうではないです。

 そう考えるとお笑い芸人さんがグランプリを獲り、直後からあらゆるオファーがきて眠ることを許されずに出まくった後、テレビから消える。一見、大金手にして羨ましく思えますが、今のやり方はちょっとよろしくないな、と。結局は積み重ねと実力と、信頼と心が関係してきます。


 小説作家の兼業は、小説のネタや題材、人間の観察とか色々含めて必要なのかもしれないです。

芥川賞、直木賞の受賞した方々は、特に芥川賞に関してはその後に書けなくなる人が割といます。小説を書けなくなり、どこかの大学で講義したり、講演会したりする人が多いです。

 直木賞はどちらかというと、エンタテイメント系で大衆なのでタレントになる人が多いですね。



 そんなわけで、小説を書きながら私もそして、今書いている人も学生、仕事、生活……何かを兼ねて書いている方がほとんどだと思います。ゆくゆくは専業で……と思いつつ、日々の生活の中で知識や常識や出来事をネタとして蓄えながら、兼ね備えて物語を書いて行く。これもまた面白いかもしれません。



 以上でエッセイを終えます。読んで頂きましてありがとうございました。ハルカ カズラ

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