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生きる作家~兼業を考える~  作者: ハルカ カズラ
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そこに至るまでの話

           きっかけと、とある制作会社へコンタクトする話



 今回はわたしがなろう等の小説投稿サイトで投稿するようになったきっかけのお話です。


 前述の通り、当初はシナリオライターとして活動をしていました。


 テレビドラマや映画の脚本の場合は小説と同じで賞を取るか、最終選考まで残りなおかつ、プロデューサーの目に止まらなければ道は開きません。小説の場合、賞を頂くことで書籍化もしくはメディアでの展開へと広がっていくのですが、脚本はそうではないです。


 例え優秀賞、大賞を取り賞金を手にしてもプロとして活動する人の方が少ないです。業界は新人を欲しがってるんですが、実際はテレビドラマで言えばやはり大御所脚本家ばかりが書いているのが現状ですね。視聴率の取れないテレビドラマを出たばかりの新人に書かせることが減った感じがします。


 映画はどちらかと言うと権限を持っているのは監督。脚本も監督が書く方がほとんど。原作者が映画化を打診されても、脚本は誰かが書く場合があります。


 それはともかくとして、シナリオを書きたい。でも、学校に通い続けて拾われるかと言うとそうとは限らない。学校は基礎も本科も修了はしました。残ることも可能でしたが、授業料が結構きつくてそれでやめました。


 その時に交流のあった同じ志望者はほとんど学校をやめています。その中でプロになった人は1人ですね。やめて2年くらいは交流といいますか、ラインで連絡は取ってました。ただ、この後に動き出したわたしの活動を聞いて、ほとんどの人は連絡が取れなくなりました。プロと呼べるかどうかは別として、自分で売り込みをかけてシナリオの仕事を取ったわたしを羨ましいだとか、ずるいとか言われた時は正直悲しい気持ちでいっぱいでした。


 その人の方が当時のわたしに比べて最終選考まで進んでた人だったんですが、それでもそこで諦めていたっぽくて、その後は普通に正社員の仕事が居心地がいいとかで脚本の方はやめるって言ってそれきり。


 人それぞれ、自分の人生を決めるのも道、ですね。では、本題のとある社へコンタクトした話。


 シナリオを書くに当たって、まずは誰かに読まれなければなりません。そこで、ネットを探しまくりました。とにかく企画を見てもらわないと進みません。


 それで、たまたま……ゲームのシナリオライターを募集していたので、コンタクトを取ってみました。駄目元ですが、メールで連絡をしてみました。


 しばらく経って、メールが来ました。まずは、企画を10本送って下さい。と返事が来ました。つまり、プロットを10本ですね。明確な締切りはありませんでしたが……10本考えて書いて送って、これで1話分を書いて下さいと言われたのは1本でした。


 そこから何とか考えて書いて、書きまくって、初めてシナリオの契約を取ることが出来ました。小説も同様ですが、書いて完成するまで一切の収入は得られません。小説は賞もしくは印税で入ると思いますが。


 シナリオの契約を数本締結して、その後はとあるきっかけで小説だけを書くことにしました。これについては次回書きます。兼業について考えることになったのもそれからです。

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