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生きる作家~兼業を考える~  作者: ハルカ カズラ
2/9

まずは現在

               時系列の前に……現況



 小説家になろう を見つけて、投稿して早3カ月が経ちました。明らかに連載の投稿をし過ぎてそれ、完結させる気あるの? なんて言われても仕方ないほど新たなタイトルが生み出されていますが……


 投稿して最初に失敗したのは前書きに書いてしまっていたことですね。これはリアル知り合いに指摘されて、現在は物語についての前書きはほぼ控えてます。そして次に登場人物について。これについても失敗の連続なのですが、小説を書く前の私はシナリオを書いていました。もちろん現在も依頼がある際に少しは書いてますが、シナリオは一番初めに登場人物やその人物の成り立ちを考えて、物語の前に公表します。


 つまり、その手法……いえ、癖で書いてしまったのです。ラノベを一番初めに書き始めた時、そして当然のように登場人物を最初から発表してしまった。それに気付くまで、いえ、指摘されるまで直せなかったのは痛かったです。


 

 現在の私は小説家としてはまだ始まったばかりです。書籍化が目標ではなく、生きていくために作家活動をしています。シナリオは私がプロかどうかは人の判断に委ねられますが、主にアプリゲームのシナリオを書いていました。シナリオで報酬金いわゆるギャラをいただいたので素人ではないかもです。


 実績としては恋愛ゲームが2本と、民間会社へのテキスト作成くらいでしょうか。恋愛1本は企画をいただいて、それの原作を作りキャラ設定や、性格、顔、体型などなどをエクセルで作成し……プロットを作る。


 プロットを基に、最初のエピソードから書き始めてエンディングまでを逐一、担当者に添付してその度に書き直しをする……それの繰り返しです。リライトは作家、ライターとしてもの凄く辛い作業の一つですね。


 私が書いていたゲームでは、スクリプトを組んでいくということがあったので色々大変な目にあいました。ただ、今のアプリゲームって単にノベルを読み進めていくだけではなく、ラジオドラマのような感じで進んで行くのでそれならそうなるよねと思いました。


 シナリオも小説も、締切りに追われるのは同じです。速筆では無い私ですが、締切は絶対破らなかったです。仕事ですからね……それが世に出るゲームであればなおさらです。


 徹夜は当然として、睡眠時間もほぼなくして書いていたものの当然ながら、通常の仕事もしているので体はボロボロに……肌はボロボロ、艶のあった髪も枝毛が目立つように。なんてなかなか苦しい現実でしたが、書くことは大好きだし話を考えるのはやっぱり魅力です。


 

 ちなみに書いたシナリオのゲームについては一切、書けません。それは、業務委託フリーだからです。シナリオを全て書き上げ、全てのテキストを担当者に渡した時点で権利と著作はあちらへ行きます。つまり、私が書いた作品、もちろん原作であっても私が公表できる権利は失われたことを意味します。


 ちょっと前に、有名脚本家さんたちとお酒を飲んだ席でも出ていた話題ですが、ゲームのシナリオ、小説はとにかく書き手を欲しがっているからチャンスは広がっているよ。だけど、それが報酬として報われるかは別問題だよね。と。


 お酒の席の前にまさにそういう状況だったので、うんうんと頷いていました。


 スマホが世の中の当たり前となり、アプリゲームが恐ろしく増えました。それによって、書き手は全然足りません。常に募集が出されています。しかし……


 そんなわけで、かなり体調も崩しがちだった日々を経て、今は小説家……もちろんプロとして生きていく為に、なろうとその他のサイト上で書かせていただいています。


         とりあえず、エタっている作品たちを何とかしろって自分に言い聞かせます。

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