「女性はずるい!」(いいえ、羨ましい)
妊娠、出産、育児の事を書いてます。 不快に思われる方は、読まない方がよろしいかと
女性の大変さは、男性には分かりません。
分からないから言うのです。
「女性はずるい!」
妊娠中、お腹の中に赤ちゃんが居る。
それだけで、どんどん女性は母親になっていけます。もう本能ですから。
まだ大きくなってないお腹でも、赤ちゃんへ向かう血液の流れがわかります。
「あ、ここに本当に赤ちゃんが居るんだ。生きてるんだ。」
幸せでしょう。嬉しいでしょう。多少の不安なんか吹っ飛んでしまいます。
一歩、母親になりました。
それを妻の口から教えられる。
幸せでしょう。嬉しいでしょう。多少の不安なんか吹っ飛んでしまいます。
が、まだ父親になれません。
全ては、妻から言葉で伝えられた事。実感が何もない。
いち早く親になれる「女性はずるい!」(いいえ、羨ましい)
「あ、今、赤ちゃんが蹴ったわ」
そう言って、慈悲に溢れた笑顔でお腹をさする、お母さん。
元気な赤ちゃん。お腹をさすると返事をするようにポコッポコッ。
幸せでしょう。嬉しいでしょう。赤ちゃんはもうお母さんが大好きです。
「本当かい?!どれどれ」
そう言って、興味津々の顔でお腹をさする、お父さん。
元気な赤ちゃん。お腹をさすってもピクリともしない。
なぜでしょう。赤ちゃんはお父さんを警戒しています。
「しょうがないか、タイミングよく動いてくれないよな。」
残念そうなお父さん。
そして、
「あ、また蹴った」
すかさず触るお父さん。
しかし、残念ながら、お父さんが触ると動かなくなります。
一説によると、赤ちゃんにとってお父さんは外敵なんだそうです。
赤ちゃんが動く度にちょっとずつ母親になっていきます。
赤ちゃんが動く度に、羨望が募るだけで父親には近づきません。
赤ちゃんの成長を感じれる「女性はずるい!」(いいえ、羨ましい)
さて、いよいよ出産です。
陣痛が来て、お母さんが頑張ります。
痛みの度に母親になっていきます。
陣痛が来て、お父さんはオロオロします。
まだ父親になれません。
母親になった女性。
まだ父親になってない男性。
出産後、男性が初めて赤ちゃんを抱っこした。この瞬間、父親になる一歩なのです。
しかし、女性は十月十日かけて徐々に母親の道を進んで来ました。父親一日目では相手になりません。
父親が抱っこすれば泣き、母親が抱っこすればすやすや眠ります。
抱っこで泣かれない「女性はずるい!」(いいえ、羨ましい)
おや?赤ちゃんがお腹を空かせているみたいです。
さあ、お父さん!育児書をたくさん読んだ知識で赤ちゃんにミルクをあげましょう。
「温度も人肌にしたし、よし!出来た!僕がミルクをあげるよ!」
赤ちゃんを抱っこして、哺乳瓶を口に持って行きます。
んぐっ、んぐっ、んぐっ
赤ちゃんがミルクを飲み終わったら、背中をトントン、ゲップをさせました。うん。父親レベルが上がりましたね。
しばらくして、あれ?またまた赤ちゃんがお腹が空いたと泣いています。
今度は、母親が母乳をあげます。
あれ?先ほどの哺乳瓶であげてた時、赤ちゃんの手はグーにしてました。が今度は母親の洋服を握っています。
こんな小さな事ですが、赤ちゃんに求められてる「女性はずるい!」(いいえ、羨ましい)
平日、仕事でなかなか赤ちゃんと顔を合わせないお父さん。
少し成長した赤ちゃん、ある日、お父さんの顔を見ると泣くようになりました。
人見知りと共に始まった、パパ見知りです。
父親の顔を見ると泣いて、母親を求めます。
父親があやすと泣いて、母親を求めます。
父親が抱っこすると泣いて、母親を求めます。
赤ちゃんに嫌われない「女性はずるい!」(いいえ、羨ましい)
いいですか、最後にもう一度言います。
女性の「大変さ」は、男性には分かりません。
分からないから言うのです。
「女性はずるい!」
などとね。
今回、「女性の大変さ」の部分は書きませんでした。どんな風に大変なのかは、読んだ方(特に男性)に考えてもらった方がいいと思ったので、こうしました。
「女性の大変さは、男性には分かりません。分からないから言うのです」と断定してしまっていますが、実際には、男性も女性の大変さをわかっている方が多いかも知れません。なにぶんここらのテーマは個人差の激しい部分だと思うので・・・
人それぞれに感情があり、事情があり、環境があります。
「こんな考えもあるんだ」程度で、明日にでも忘れて下さい。




