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今日はデートなのだけど、たぶんそのはずなのだけど?



 昔のヨーロッパぽい世界だなって思ってたから、城下町もそうなのかなって思ってた。実のところ一介の高校生には、海外旅行は夢また夢。一応修学旅行はアメリカとか聞いてるので、それが初体験になるんだろうなってくらいで、写真でしか見たことがない世界。

 それも普通なら行けるはずのない異世界だ。

 これはもう、どきどきワクワクするっきゃないよね。

 うん、そう思ってたんだけどね。今朝まではね。うん。


「佐倉さん、あそこにあるのがミレーの噴水って言ってね、百年前の大干ばつの時、大魔導士ミレーが城下の人たちを救ったとされる伝説があってね。そっちの通りが十字の誓いで、そこから皮町通り、赤の首飾りといった感じで、ちょうどお城を中心に円形に通りが六つ配置されているんだよ」


「う、うん……」


 今いるのは大きな広場みたいなところで、市場がたくさん出ている。どうやら今日は月に一度の市の日らしい。この国の人口がどれくらいなのか判らないけど、なかなかの人出だ。

 食料品や衣類、雑貨品。屋台まで出ている。賑やかな人混みに、なんとなく気圧されてしまう。

 口籠もったあたしを、長瀬くんは気後れしたと思ったのか、安心させるように微笑んだ。


「円形の通りの間に碁盤の目の形で通りが繋がっていて、ちょうど蜘蛛の巣みたいになってるんだ。だから迷ったら、城を見て左右どちらかに向かうとどこかの通りに出るよ」


 碁盤の目かぁ。京都の町みたい。確かローマの町もそんな風に真っすぐなんだよね。

 うちの学校の歴史の先生は、自称歴史オタクとかで授業以外の雑学も色々教えてくれるので、いつの間にか詳しくなっていたらしい。

 はっ、もしかしてあたしもいつの間にかオタクにっ? まぁ、先生の授業面白いからいいんだけど。


「佐倉さんどこから見る?」


「え、う、うん、そうだね」


 先ほどからちらちらと横を窺いつつ、苦笑いを浮かべるあたしを、長瀬くんはじっと見つめてくる。もの問いたげな視線。いや別に楽しくないわけじゃないんだよ。むしろ楽しい。久しぶりの外だし、長瀬くんとゆっくり会うのも久しぶりだし。

 恋愛とかは置くとしても、長瀬くんはあたしにとっては唯一の同郷の人で、異世界トリップの先輩だ。彼がいるだけで心強いし、安心する。だだね。


「それと、えっと」


 微妙な反応のあたしなのだけど、長瀬くんはもじもじと頬を赤らめると、そっと手を伸ばしてくる。


「その服似合ってるね。すごく可愛い。佐倉さんはいつも可愛いけど、今日は特に可愛いと思う。だっ、誰かに拐われたら大変だし、むしろ僕なら拐っちゃいそうだし、は、はぐれちゃうといけないから、よかったら手を繋がないかな?」


 はにかむ長瀬くんは、爽やかという言葉がぴったりだ。なんだか不穏な台詞も聞こえた気がするけど、シチュエーションさえばっちりなら、あたしでもドギマギしていたかも。

 アリシア姫の選択した服は、淡いピンクのふんわりしたワンピースで、派手なドレスでも出てくるんじゃないかと思ったあたしもこれならと思った。個人的にピンクはあんまりあたしのガラじゃないのだけど、長瀬くんがいいならいいのだろう。

 かくいう次第で、シチュエーションはばっちりなのだ。初めての城下町、一緒にデート。

 ええっと、シチュエーションはね。


「不純ですわ!」


 そこまで考えたところで、あたしと長瀬くんの間に、ばさっと扇が下りてきた。


「結婚前の男女が手っ、手を繋ぐなんて、なんっ、なんてふしだらなっ!」


 えぇっと……。


「この私、アリシアーナが見ているうちは、そのような恥ずべき行為は見過ごせません!!」


 きっぱり。そう言って腰に手を当てて宣言するのはアリシア姫。翻る柔らかな若草色のワンピースは、いつもの豪奢なものではなく、かといって下町娘というには上品なもの。強いて言えば、裕福な商人の娘といった風情である。まぁ、商人は扇なんて持ってないと思うんだけど。

 いや、扇はこの際おいておこう。


「ユキヤさま、いいですか。そもそも男女というものは……」


 詰め寄られて半分涙目の長瀬くんがこちらにアイコンタクトを送ってくるんだけど、あたしはそっと目を逸らした。

 冷たいというなかれ。先ほどからずっとこの調子なのだ。そろそろお腹いっぱいである。

 前回会った時、あっさり追い返したじゃないとお思いでしょうが、なにやらあの時とは熱意というかパワーというかが段違いなのですよ。朝も何度も押し問答しましてね、結局あきらめた次第です。はい。

 思わず額を押さえるあたしの頭の上に、不意にずっしりとした重みが加わった。


「おい、アリシア、その辺にしろ」


 あたしの頭をひじ掛けに、アリシア姫に呼びかける第二王子。


「そもそも、今日はこいつら二人で出かける予定だったろ。それに同行して口を出すのは感心しないぞ」


 はい、二人で出かける予定だったんですが、なんで貴方もいるんでしょうか? そして重いんですが。アリシア姫に突っ込み入れてるけど、おたくも同罪ですからね!

 今朝突然のアリシア姫の訪問から、怒涛の外見磨きのエステコースを経て、なにやらデートのお作法とかを勉強したとかいう彼女にこんこんと今日の心得を説かれたあたし。最後にはあたし一人じゃ心配だからと、こうしてここまで着いてきたというわけ。


 ちなみに第二王子は、長瀬くんとアリシア姫の護衛を自称しているんだけど、もうすでにこれってデートと言ってもいいのだろうか。あれ、もしかしてあたし護衛の数に入ってない?

 長瀬くんは二人を引き連れたあたしに、最初引きつった笑顔だったのだけど、なんとか気を取り直したのか自分のペースに持って行こうとして、その度にアリシア姫の『指導』を受けている。うぅ、ごめんねっ!!


 ただ言わせていただきたい。不可抗力であると!

 ちょっと拳を握って力説してみたけど、アリシア姫も第二王子もここにから消えるわけもなく。

 いいんだけどね。お年頃のオンナノコかっこ仮かっこ閉じるとしては、ちょっぴり憧れてたことは否定しないよ。もちろんこういう形ではなくね。解せぬ。


「市場って露店ばかりじゃないんだね!」


 ここはもう、頭を切り替えて楽しんじゃうしかない。一緒に城下町にいるのは間違いないんだし。しょんぼりわんこの耳を垂らしてる風情の長瀬くんからあえて視線を逸らしつつ、あたしは努めて明るい声を出す。

 青空の下、敷布を並べて商いをする人、テントを張って日陰の下で果物や布を売る人、奥の方には入り口に垂れ布があって、中が見えないお店まである。

 それとは別に、大道芸といえばいいのかな。歌ったり踊ったり、手品のようなことをしている人もいる。


「湿の季節が終わり、そろそろ乾に入るからな。この時期の市は、一年の中でも実の季節に次いで盛況だ」


 あたしの頭から第二王子がそんなことを言う。ちょっと貴方、顎乗せてませんか? なに、ひじ掛けにちょうどいい高さですと。

 むぅ、このイケメン高身長男子め。どうせあたしは日本人女子の中でも高くありませんよ。ええい、はがれろっ。はがれるがいい。

 ぶんぶんと首を振ると頭の上から退くのだけど、止まると再び頭の上に。あたしの頭は止まり木じゃないからねっ。


「ハルト?」


 あたしと第二王子の攻防戦に気づいたらしい。長瀬くんが笑顔を向けてくる。途端解放されるあたしの頭。素晴らしい長瀬くん、さすが勇者。


「僕だってまだ髪の毛に触ったことないのに」


  ぶつぶつなにか聞こえる気はするけど、きっと気のせいよね。気のせい気のせい。


「はい、これ」


 どうやら気を取り直したらしい。長瀬くんは手にしていた串をあたしに渡してきた。第二王子とやり合っている間に買ってきてくれたらしい。なんて気が利くイケメン素晴らしい。どこかの第二王子と大違いである。

 見ればまた湯気の立つ、熱々の焼き串だ。なんの肉だろう。向こうの世界みたいに、ネギみたいなのと交互に刺してある。ネギにしては色が茶色だし、少し太いかな。ツヤツヤでトロリとした茶色のタレがかかっていて、甘くて香ばしい匂いがする。


 受け取って思わず口元が緩む。お祭りで食べる屋台のものって、実はすごく好きなんだ。それもみんなでワイワイしながらだと、一際美味しいよね。

 いただきますと、一口齧る。うわぁ、柔らかくてタレと肉汁が口の中で絡まって、甘辛くて美味しいっ。ネギみたいなのもネギっぽい味で、こっちも甘くてトロトロだし、もぅ美味しくて美味しくて泣いちゃうよ春風さん。


 お城の料理も、料理人さんたちが腕によりをかけて作ってるからすごく美味しんだけど、どうもこういう庶民的な料理に飢えていたらしい。いつも以上に美味しく感じる。食欲があるのはいいことよね。うむ。


 夢中になって食べていると、なんだか辺りが静かなのに気づいた。目を上げると、三人して呆然とあたしを見ている。あれ、もしかしてちょっとがっつきすぎた?

 知らず顔が赤らむ。驚かれるくらいの大口開けてたかな。わぅ、春風さん大失態? 恥ずかしい。

 口を閉じると、もそりと小さく肉を齧った。いやもう、今更なのは解ってるけどね。


 もそもそと肉を齧るあたしを見て、みんな我に返ったらしい。こほんっと、咳払いが聞こえた。アリシア姫が扇を口元に当てている。


「サクラ、はしたないですわよ」


「あはい」


 誠にもって申し訳ない。すみませんと口の中で呟くと、ほんとに調子狂うんだからと、呆れた声が聞こえた気がしたんだけど、


「佐倉さん、そんな可愛い顔、僕以外に見せちゃダメだからね」


 長瀬くんの台詞が被さって、よく聞こえなかった。彼にはそろそろ視力検査が必要かもしれない。いや、むしろ脳の方だろうか。


「お前マルフそっくりだな」


 そして第二王子の口には針と糸ですな。なに感心したような口調で言ってるんですか。マルフって知ってるよ。城の中庭にもいるモフモフした丸くてちっこい手乗りサイズのモグラでしょ。あたしはそんなにデブじゃないわよ、まだ。つか、Sサイズなんだぞ。細いんだぞ。胸がないからね! 大きなお世話だ!!

 自虐的思考に悶えるあたし。やさぐれちゃうわ。第二王子やはりいつか締めよう。こう、首をきゅっとね。


 腹立ち紛れに第二王子の串をさりげなく奪ったあたしは、お肉をもぐもぐしつつ、露店を見て回ることにした。後ろで文句言ってるけど、気にしない気にしない。串は後で返してあげよう。一個くらいならネギをつけてあげてもいい。あたしって優しいからね。


 石畳はちょっぴりデコボコしてるけど、歩きにくいってほどじゃない。長瀬くんが時折してくれる説明を聞きながら、完全にお上りさん気分の散策だ。賑やかな露店を冷やかしつつ歩いていると、アリシア姫がちらちらと、とあるお店に視線を向けているのに気づいた。


「アリシア姫、見て行く?」


 人波の邪魔にならないよう、歩調を落とすと、アリシア姫の隣に並ぶ。彼女の後ろからディスプレイを覗き込むと、どうやら雑貨のお店らしい。可愛いネックレスや指輪が置いてある。ほほぉ。

 ガラス製とおぼしきつけペンに惹かれつつ、アリシア姫の視線を辿ると、さっと身を退かれた。


「べっ、別になにも見てませんわ」


「えっ、でもそのブローチ可愛いよね。似合うと思うけど」


 小さな白い花が、円形の台座にたくさん咲いている。真鍮製かなぁ。緑色の透明な石が、葉っぱみたいに縁を彩っていて、シンプルだけどすごく可愛い。なんとなく豪奢な服のイメージだったけど、こういう清楚系も好きなのかな。


「私は貴女の監視に来てるのよ。遊びに来ているんじゃないんだから。さっさと行くわよ」


「まぁまぁ、おじさんこれいくら?」


 腕を引っ張ってくるアリシア姫をいなしつつ、あたしはおじさんから値段を聞くと、懐から財布を取り出した。


「はいこれ」


「貴女、馬鹿?」


 店のおじさんから受け取ったブローチを差し出すと、アリシア姫はブローチとあたしを交互に見た。難しい顔で眉間にシワを寄せ、そんな呆れた声を出す。


「え、酷い」


「酷いじゃありませんわ。こんな安っぽいもの」


「う~ん、安っぽいかなぁ」


 手にしたブローチはキラキラして。多分これ、ガラスじゃなくて天然石だと思う。派手さはないけど、アンティークっぽくて綺麗だ。まぁ、確かにアリシア姫のような貴族のお姫さまクラスには安物かもしれない。


「それに、私に寄こすとか、わけが解りませんわ」


「いや、欲しそうだったし、ちょうどお給料もらったとこだったしいいかなって」


 どうせ一日中城にいるのだ。衣食住は保障されてる。正直今のところお金の使い道がない。

 さっきの串も長瀬くんが買ってくれたし。


「まぁ、いらないならいいよ」


 キラキラしてるし、ユアにでもあげよう。あ、そうだお土産も買わないとなぁ。ロザリンド姫にもなにか買っていってあげたいな。


「……さい」


「え?」


 ぐいっと腕を引かれた。考えこんでいたあたし、どうやらアリシア姫の言葉を聞き損ねてしまったらしい。首をかしげてしまう。


「寄こしなさい」


 差し出される手のひらと、アリシア姫の顔を見比べる。ほんのり染まる頬はほのかにピンク色で、童話に出てくるお姫さまのように可愛い。釣りあがり気味の瞳の色は頬の色より赤みがかったアメジストの色。まさしく正統派の美少女だ。

 そして春風さんが今一番推したい、いいツンデレである。ここ、重要。


「私のために買ったのでしょ。こっ、今回だけはも、もらってあげてもよくってよっ」


 ほら、いいツンデレだ。

 内心のにまにました思いを隠して、はいっとブローチを手渡す。

 ほんわり緩む頬、隠せてないから。誰から見てもバレバレだろう、ちょっと得意げな表情を浮かべたアリシア姫は、早速胸元にブローチを付けると、どう? とばかりに長瀬くんたちの方を向いた。


「とても似合ってるよ」


 さすが正統派イケメン。美味しい台詞をありがとう。そしてありがとう。


「馬子にも衣装じゃね?」


 そして第二王子はやはり残念。ちっともさっぱり、乙女心を解っておられないようである。長瀬くんの言葉でご機嫌上向き絶好調だったアリシア姫、あっという間に急降下。ありゃりゃ。


「ハルトの馬鹿ぁぁぁぁっ!!」


 あ、足踏まれてる。それもハイヒール。にじにじぐりぐりのおまけつき。謹んで哀悼の意を表明しよう、うん。

 しかし馬子にも衣装ってことわざ、こっちにもあるのかな。言葉は自動翻訳されてるからよくわからない。もしかしたら似た言葉があるのかもしれない。残念ながらこの自動翻訳状態じゃ、知る機会はないだろうけど。


「おい、ユキヤ。お前の嫁、ちょっと変わってないか?」


「佐倉さん、男子に人気あったけど、女子にはもっと人気があってね……」


 しばらくその場で痛みをこらえていた第二王子、すすっと長瀬くんのそばに寄ると、なにやら二人でぼそぼそと内緒話をしている。全部聞こえてるけど。


「サクラ!」


 アリシア姫に呼ばれてそちらを向くと、彼女は腰に手を当てて、つんと顎をそらした。


「いいこと、私だってちゃんとお金というものを持ってきてるのよ。別に貴女に買ってもらわなくてもよかったのよ」


「うん、解ってるよ。あたしがプレゼントしたかったからしただけだし」


 なにを言いたいんだろう。ツンデレの心は難解である。しかしあたしの言葉に、アリシア姫はもどかしげな表情を浮かべると、靴のかかとで地面を蹴った。連続ヒット。連続ワンアップ。なにか彼女の気に障ったのだろうか。確実にすり減りつつあるだろうヒールのかかとの心配をしつつ、首をひねる。うーむ。


「ルチア!」


「はい」


 ひとしきり靴のかかとを苛めて気がすんだのか、アリシア姫は後ろで控えていた侍女を呼んだ。はい、あたしたちだけじゃないのです。少し離れたところでおつきの人や護衛の人がこっそりついてきてるそうです。特にアリシア姫はさすが貴族なだけあって、侍女も一緒。だからもうデートじゃないよね、これ。

 ルチアと呼ばれた侍女は、アリシア姫の言葉に胸元から小さな袋を取り出した。ずっしりとした中身は、おそらくお金だろう。


「きゃっ!」


 侍女が差し出した袋を受け取ろうとしたアリシア姫、突然横から伸びてきた手に弾かれた。押されてその場で転ぶ侍女。

 一瞬の出来事だ。


「待ちなさい!」


 アリシア姫の呼びかけに、振り向く素振りすらもない。広場の中心、人の多い雑踏の中へと、小さな影がすり抜けていく。


「あんの……」


 小さく、舌打ちする音が耳に届く。


「捕まえろ!」


 鋭い声は、第二王子だ。


「佐倉さん!?」


 そしてあたしは。

 身長百センチほど。小柄。緑の上着。黒髪。日に焼けた肌。

 一瞬の間に頭に入れた特徴に向かって、すでに走り出していた。



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