ひとり
さよならと声にしてくれたなら
きっと幸せだったけれど
仕方ないことだね
君はそう決めたのだから
ありがとうと残さないでいてくれたなら
きっと幸せだったけれど
仕方ないことだね
文字は既に濡れていたから
訳を聞いたって答えてはくれなかっただろうけれど
罵詈雑言の一つでも吐き出してくれたなら
僕達もっと人間らしくなれたかな
この想いは最上級と信じてはいたけれど
大きさの度合いなんて知らないのだから
君の1%にも達していなかったのかもしれないね
思い浮かぶ事がない訳ではないけれど
笑いに変えられていたような
そんな気がしていたから
本当は君に伝えたい事があったよ
もう決して言葉にはできないけれど
もう決して言葉にはしないけれど