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短編・詩 恋愛

ひとり

作者: 些稚 絃羽

さよならと声にしてくれたなら

きっと幸せだったけれど

仕方ないことだね

君はそう決めたのだから


ありがとうと残さないでいてくれたなら

きっと幸せだったけれど

仕方ないことだね

文字は既に濡れていたから


訳を聞いたって答えてはくれなかっただろうけれど

罵詈雑言(きたないことば)の一つでも吐き出してくれたなら

僕達もっと人間らしくなれたかな


この想いは最上級と信じてはいたけれど

大きさの度合いなんて知らないのだから

君の1%にも達していなかったのかもしれないね


思い浮かぶ事がない訳ではないけれど

笑いに変えられていたような

そんな気がしていたから


本当は君に伝えたい事があったよ

もう決して言葉にはできないけれど


もう決して言葉にはしないけれど


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― 新着の感想 ―
[良い点] もっと自然に打ち解けられたら、という思いを感じました。取り戻せない切なさと、たらればの連想が物悲しいですね。 届かなかった思いが別のとき、別の形で成就しますようにと願わずにはいられませんで…
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