歓迎6
チバ達との合流地点へとたどり着く、その頃には気持ちは落ち着いていた。
『ナカイさんおかえりなさい』
「ああ」
機体に片膝を曲げしゃがませ、コックピットハッチを開き、機体から降りる。
「真っ黒だ」
地面におり機体を見ると炎の中を進んだ為に煤がつき真っ黒になってしまっていた。とそこで連絡が来る。
『ナカイ聞きたいことがある」
目の前にクリスがいた。
「何だテロの首謀者は知らないし、テロの関係者でもないぞ」
「いや、そんなことを聞く気はないよ。貴様いったい何者だ」
その言葉と共に首に剣を突きつけられる。
「ナカイ隊長」
「トワ銃を下ろしてくれ、ただの傭兵だがどういう意味で何者だと聞いてるんだ」
「貴様らが傭兵以外のなにかに思えてな」
「何に見えるんだか、まあそれはいいが剣をしまってくれないか俺を挟んで銃撃戦なんかしてほしくないし、盾にも使われたくない」
「わかったいいだろう、だが少しでも怪しい行動をしてみろ」
「死にたくないからしませんよ」
「それならいい」
クリスが剣をしまう。
「それにしても貴様の部下は優秀だな」
「いつも部下には世話になってるから頭が上がらなくなりそうだがな」
「そうか」
「クリスその者は」
1人の少女とメイドがいた。
「はっ、この者達はあの者達の仲間です」
「そうか、妾を助けてくれたのはこの者達か」
「はい、そうでございます」
「そうか、そうか礼を言おう」
「いえ」
「それにしても何で妾が、そして何で町が」
「シルビア様落ち着いて下さい」
「うん、分かっておる、分かっておる」
この少女が王女であった。戦闘に巻き込まれたことはないのだろう、恐怖を感じているようだった。しばらくすると落ち着く。
「して名前は何て言うのか」
「ナカイです」
「トワです」
「そうか、ナカイにトワか」
「残りの2人はチバにサトウの4人で活動しています」
「そうか、そうかこれからも妾を守ってくれ」
「はっ」
「クリス」
「何でしょうか」
「この者達は強いのか」
「……はい、この者達とならシルビア様をより安全に安全な場所へとお連れすることができるでしょう」
「そうか、なら妾は少し休ませてもらおう」
「はっ」
そう言うとシルビア王女は去っていくのだがそれと入れ換えにカミラが来る。
「クリス騎士長実は」
そしてクリスに耳打ちをすると、こちらを向く。
「で何か隠していることはないかナカイ大尉、いやまだ戦死していないからナカイ少尉か」
また剣を首に突きつけられた。




