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ある兵士の戦争  作者: iLL
ある兵士の戦場
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雲の下3

 敵が布陣している後方へと急ぐ。ばれるかもしれないが今は時間との勝負だ、気にしてはいられない。

『751、752、753そろそろ着きます』

「了解、あとは向こうが気づいてないことを期待するしかないな」

『えっと~着いたらこれを撃ちまくればいいんですね~』

「ああ、後戦闘に使ったんじゃなくて敵の攻撃で失われたことにしたいらしいから、全部使いきれって」

『了解、全弾使いきります』

「しっかし、コストのかかるグレネードランチャーをこんなに使うなんてシュミレーターでもやったことないよ。後854」

『751何かしましたか』

「753のメインカメラ使って観測頼む」

『分かってますよ、準備はしてます』

「そうかならいいや」

『そろそろ着きます』

 着いた先は激戦区だった。

「なんと言うかこれは」

『餌に群がる蟻のようですね~』

 ひどい例えだがそれが一番あっていそうだ。

『なら私達は』

「あの餌を食べやすいようにしようか、前は敵だらけだ撃って撃って撃ちまくれ」

『752了解』

『分かりました~』


「イヤッホー」

『イエ~イ』

『敵1機命中、次のターゲットは』

「ヒャッハー」

『ウェ~イ』

『全弾撃ちきりました、破棄後新たな武器を装備します』

 撃ちまくる、奇襲と言うことがあってこちらが攻撃を受ける訳でもなく、一方的に攻撃できるためか、テンションが上がってくる。

「リロード」

『リロ~ド』

『敵1機命中』

「トワ真面目じゃなくて気楽にいこうぜ」

『ですが』

「何時も気張ってれば本当にそれが必要な時に出来なくなるかもしれないし」

『そうですよ~ナカイさんの言う通りですよ~』

「あのな、作戦中はコールサインで呼んでくれよ753」

『分かりました~ナ、751』

「そうそう」

『あのそれで気楽にやるためにはどうすれば』

「気楽にやることに必要なことか753どう思う」

『そうですね~、って752の片腕がなかったなら早くした方がいいんじゃ』

「大丈夫、そっちは」

『友軍前進し、敵後退してます』

「被害が出るのは嫌だから、全弾撃ちきってから回り込んで本隊と合流しますか」

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