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ある兵士の戦争  作者: iLL
ある兵士の戦場
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地獄

「着いたけどよ何で即座に戦車内で待機なんだろうな」

『分かりません』

『仕方ないよ敵機の反応が多数出てるんだから』

「敵機が接近中なのは何時もの事じゃないのここ本部だし、俺が言いたいのは何で送られた当日に戦闘準備をしてるかってことなんだが」

 そう言いながらも、黙々とセッティングを行っていく。

「ライフルにマシンガン後一応盾も持っていくか」

『了解装備させます』

『私のにはパイルガンを』

 パイルガンとは初任務の際にトワが撃ってきたガンの正式名称らしい。それをこっそり着服した。

『弾は少ないのですが』

『外さなければ大丈夫です』

「外さないって」

『そのためにナカイ特務少尉支援頼みます』

「りょーかい」

 支援と言われてもできる腕や自信は無い。

『じゃあそろそろ偵察車を隠すっす』

「ああ頼む」

 今回チバとサトウは七式偵察車に搭乗している。偵察車といってもその実態はただの装甲車である。

『ナカイ特務少尉どうします』

「どうするって言われてもな、チバ敵はどこから」

『空から来るみたいです』

「じゃあ近づかれ次第攻撃で、で今回の友軍は」

『本部つきが少しに私たちみたいな最近送られた部隊大半です』

「おいおい寄せ集めの部隊じゃないかよ」

『戦線維持のために本部つきの部隊が前線に送られたからみたいですよ』

『ナカイ特務少尉敵機を多数確認』

『854から各機敵50機以上降下中です』

「751了解、射程に入り次第攻撃、854通信の維持並びに友軍敵機の動きを確認していてくれ、955は独自の判断で回避行動」

『752了解』

『854了解』

『955了解』

「戦闘開始」

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