首都基地
「大変な目に遭いました」
あれから数時間ほど経ち、やっと服が決まったらしい。決まった服は俺に見せてくれた例の服装にいくつかの小物が着けている。
「決まったならいいじゃん、んで」
「何タナカ、あんたに見せるつもりはないんだけど」
「ソノダ中尉、その言い方は」
「おねえちゃん私のことはソノダでいいよ」
「いえそれは」
「トワ、ソノダって呼んでやれば」
「分かりました」
「ナカイ何であなたおねえちゃんに命令してるのよ」
「いや隊長だし」
「プライベートでは関係ないでしょ」
「ソノダ落ち着いて」
「わかったわ、おねえちゃん」
「もうやだ」
「でおねえちゃん私の服どうかな、似合う」
「隊長大丈夫ですか」
「ナカイ私のおねえちゃん取るな」
「はいはいゴスロリ服似合ってますね」
「あんたに聞いてない」
「隊長なら私も」
「おねえちゃんもお揃いの服来てくれるの」
「落ち着いてくれよ、はぁ」
輸送機は目的地の首都軍事基地へとそろそろ着くらしい、そのために集められたのだが服の話しかしていない。なぜならシノダが来ていないためだ。仕方なしにまとめた荷物の点検をする。と言っても拳銃位しかないから整備と称して弄るしかない。
「遅れました~」
「で」
「用意できました~ついてきてください~」
シノダに格納庫に案内される。そこにはすべてのガラスにスモークがかけられた1台のハンビーが止められていた。
「ナカイ隊長待ってたっす」
中からサトウが。
「サトウ無事だったのか」
「頑丈なのが取り柄っすからね」
「そうか」
「サトウさんの運転する車で~首都まで向かい~目的地に近づいたら降りて徒歩で向かってください~」
「でサトウは」
「俺は車を処分するっすよ、なので別行動っす」
『目的地に到着します、各員用意』
「と言うわけで乗ってください~」
「むやみに顔を出さないでくださいっすね」
ハンビーに乗り込む、3人とも後部席だ。少しの衝撃と共に少しずつスピードが遅くなり、止まる。ハッチが開き外に出る。
「ここが首都基地」
「広いっすね」
ここは軍本部に続き第2の戦力を持っている広大な基地だ。警備に当たる戦車も多数いる。
「目視で30機、シャトル発射台5機確認」
「おねえちゃんすごいね」
「これくらいは」
目標のシャトルは見えない、数多くある大型格納庫の何処かだろう。
「他には何か見えるものは」
「固定砲台等も多数ですがこちらは」
「居住地を盾にするかなんとかなるか」
「ですが潰しておいた方が」
「なら私に任せてよおねえちゃん」
「まあそこら辺はおいおいと決めてくか」
「そろそろ出入り口なのでしゃべらないでくださいっすね」
「了解」




