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僕の作品はつまらない

僕の作品はつまらない

いままでのことは時間の無駄だった


僕の歌はつまらない

どうしても現実がそう示している

望んでいたのは結果じゃないけど

この廃れていく気持ちは確かにある


僕の声は届かない

どれだけ必死に叫んだって

耳を塞がれてしまったら聞こえない

僕だけ空気がないようだよ


あんなに情熱込めていたはずなのに

見渡すと虚しくなるだけだって

もう諦めてしまえって

誰かに言われているみたいだよ

今までやってきたことが無意味だなんて

信じたくもないのに事実な気がして

歌うことをやめてしまえば何もかもが諦められる

そんな風になる気がした


僕のダンスは最悪だ

そんなことは最初から思っていたよ

簡単に身についたことじゃないから

夜が明けるまで鏡を見てきたんだ


僕の容姿も綺麗じゃない

産まれのことなんてどんなに呪っても

仕方ないのに頭に纏わりつくよ

写真に写る自分が嫌いだ


それでも一人でも楽しんでくれるなら

その想いだけでまた踊ろうと思えた

歌っているとき踊っているとき

映る自分の姿は輝いて見えていたんだ

本当に楽しかったんだ

なのに疲れたせいなのかな

眠るときはどうしようもなく寂しくなる

やっぱりこんなことしても無駄だって


僕の歌は下手くそだ、聞いてなんかもらえない

私のダンスは最悪だ、見てなんてもらえない

こんなのに価値なんてない


今まで溶かしてきた何もかも

あのときの感情も忘れていくしかない


そんなのはもう嫌だ


僕の歌が下手くそでも

まだ僕は歌い続けるよ

この魂を込めた言葉を口にするよ

いつかこの希望が誰かの胸に届くまで


私のダンスが最悪でも

こんなところじゃ終われない

どうしたって悔しすぎるから

絶対に見返してやるまで踊り続ける


自分でどんなに否定しても

嘘つけない想いがあるんだ

秘めることができない欲望があるんだ

まだまだ走っていきたい

価値ないを何度復唱するのは

それほどに価値があったからだろ

もし諦めてしまったら何もかも終わってしまうくらいに

自分を信じていたんだ


僕の文はつまらない

俺の絵は面白くない

私の曲は必要なんてない

それで諦めようとしたときに

どこかつまらない世界だなって

悲しくなってきたのなら

僕が、俺が、私が

この世界を面白くしてやればいい


つまらないばかりだなんて、もううんざりしてんだよ!


もう誰が何と言おうがどう思おうが関係ない

このつまらないを楽しいに変えてやるんだ

自分で楽しいって心から言えるもの

あなたのところに届けるんだ


この楽しい感情を乗せて、君を楽しませるために


こんなのに価値がないだなんて

そう思いながらも続けて来れたのは

書いているとき、歌っているとき、踊っているとき

楽しかったからだろ


お前の面白いと思っていたから楽しかったんだろ!


もうその気持ちを届けてやればいい!

あなたが好きなことを好きだと叫べよ!

抑えきれなかった想いを!

このつまらない世界を変えてやるんだ!


自分自身で面白いって宣言できるようなものを求めていけ!!

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