52/169
死と夜
どれだけ抱いても、石にしか感じない
哀苦しさは一人きりだった
死にたいと感じてしまう夜のほうが多い
このまま一人で死ぬのが寂しいのか
理解してくれる人がいないことが辛い
この人に命を賭ける理由が自分の尊厳の為だなんては嫌なんだ
心の底から一緒にいたいと感じたい
何も隠したくない
信じれる人が欲しい
救われることはないのだから
そんな夜は無くならない
胸の中の空虚は晴れない
嫌なわけじゃない、嫌いじゃないのに
抗いたくなる
僕が歌声がその空を満たせれるように、その救いになれるように
その決意でまた夜を越えていった




