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Dark World

変わりはしないさ

何度も巡る暗転も

疲れれば必ず鬱になる仕組みも

死ぬことでしか越えられない鎖だ


きっと僕らは何度立ち上がっても

元気になろうとも

必ず叩き落とされるだろう

この世界そのものに

そんなことを気にしない人はまだ世界が好きでいるだろう

でも嫌いな人は死ぬしかないのかな


大地が割れてから138億年

生まれた意味もわからず生まれて500万年

見渡せば夜も明かりが灯るほどに

生きやすくなっているはずだ


なのに夜中も光るビルの中は必ずしも楽しいわけじゃないだろ

ずっと光の中にいたって僕らは死にたくなるんだろう


地球の外から見ていれば綺麗に見えた光の粒たちも

その中身は悲惨だったりもしている

夜は寝たいのが大多数のカルマだから

あの星座も同じようなものなのかな


元気が出る曲なんて聞いても何も変わらなかった

気合を入れたいわけじゃなかったから

足が折れて心も折れて

走れなくなって動けなくなっても

お前ならできるだなんて

そんなスパルタが弱った体に鞭を入れる

僕はそんな偽善者が嫌いだ


なにもかもに縛られているみたいで

本当のところは自由すぎるくらいだ

だいたい縛っているのは自分自身の視野の狭さだった


だけど視野の狭さなんていつからかわからないな

望んでそうしたわけじゃないし、気づいたらそうだったし

寝ている間にでもされたのだろうか


原因を考えて改善してを繰り返して

目的を果たすことを学ぶのが大事だろう

だいたいの偉い人はそう言うけれど

目的の決め方なんて教えちゃくれない

自分のしたいことは誰にも決められないから


人は生まれながらにして自由だった

誰にも縛られてはいないはずだった

そのせいかな、毒されてしまったのかな

自分の生きる意味が見つからない日々が続くのも、揺らいでしまう悲しさも


それに簡略化が求められる時代になってきてる

何事も労力と時間を削減しようとしているだろう

頭使って困難を解決していくんだってさ

でもその先に導かれたものは

もっとも簡単なこと

死んでしまえば全てが解決する


元気な曲を歌う人も

どこかに助けたい気持ちがあるかもしれない

誰かを助けるために歌うことはカッコいいことだけれど

全然救われない人もいるんだ


大多数が生きていれば

邪魔な少数はどうなってもいい

社会が生存するための原理

僕を殺すための法則


きっと僕はこの世界をまだ好きにはなれない

生き残れる力なんてないし

そんなことは世界に望まれてなんかない

僕にも愛したい気持ちはない


この世界に生きようと思うためには

この世界を好きにならないといけない

嫌いな人にとっては服従だ

奴隷のように生きるのなら死んだほうがマシだろう

それでしか魂が守れない

自分に嘘をつかなければ生きられない


巨万の富も名誉もいらないさ

ただ正直でいたいだけなんだ

好きなようにしていたい

それだけなのにさ

気づけばこの世界は試練ばかりで

望みを叶えるために血を吐けと

そんなんなら死んだほうが早い

どうせ最後には死ぬのだから


僕は悪い人じゃない

それなのに嫌な気持ちを持つ人に言いたい

たぶん君は世界が素敵と感じているから

否定されて不機嫌なんだ

好きな作品を否定された人と同じ

でも酷評する場所も必要だろう?

それで何かが変わるのなら

まだ世界を好きになる手段を探せるのなら


悪いとこも見ないでいいとこばかり見て

それでよかったなんてさ

根本的に何も変わっていない

元気になってもまた苦しめられるだけさ

そんなものはやっぱり嫌いだ

利用されているようで

本当に自由になりたいから

僕は世界を否定しているよ

いつか希望を持てるように


ああ、やっぱりここは理不尽ばっかの場所だろ

どうしても照らされることのない

絶望は消えやしない

暗黒世界だ


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