一目惚れ
何もかもがくだらないな
平坦な道を歩いて唾を飛ばす
そのくせにビビりな僕は些細な音で顔を上げたんだ
そこには君がいた
一面が真っ白になったように眩しく、君は輝いていたよ
すぐに心は震えて、くすぐったくて
気持ちが良くなっていた
なんでだろうね
君のことを想っているときは
優しくなれている気がした
あんなんだった世界が、綺麗だって信じれるんだ
馬鹿みたいだけど、嬉しかったんだよ
一目惚れなんて幻想だって思ってた
いざ遭遇してみると、本当にその通り
まるで夢のような君の姿に
魅力的すぎて、現実なのか疑ったよ
だけど君が通り過ぎていった後に
心が萎んでいたから、嘘じゃないってわかったんだ
恋なんていい事ないよ
どうせはルックスと称号がものを言わすだけだろ
そんなことはわかってた
カッコいいと憧れるのも、安心できるのもそんな奴だろう
僕だって美人と一緒にいたいと思ってたし、賢い人のほうが落ち着く気がした
なのに君はそんなのを
ただの一瞬で、関係なくしたんだ
この世界の誰よりも美しいと確信させたんだよ
それなのにその後ろ姿を追えなかったのは
どうしてなんだよ
眩しくて、綺麗で、美しくて
もう夢中になっている
とっくに君のことが好きなんてこと
わかってるんだよ
もう他に目が行かないことも
心が奪われてしまったのも
君を想像するたびに嬉しくなるけど
最後は悲しくなってしまうんだ
こんな僕が君に届くはずないって
罪悪感が胸を締め付ける
幻想は幻想のまま
だけどもうどうすることもできない
どんなになっても君を想うって
諦めきれないのだから
一目惚れなんてアホくさいって
笑われるかもしれないよ
だけど憎んでいた世界を、一目で変えてしまう魔法は解けないんだ
思い出すたびにまた嬉しくなる
もっと君に教えて欲しいんだ
世界が美しいことを
真面目にラブソング




