癒しを求めて星の下
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
三緒様の献身的な愛が描きたくてこうなりました⸜( ˙▿˙ )⸝
来て欲しい時には懸命にアピールするけど、来なくても怒らないと思います。
そして、決してめげないと思います。
社でぼんやりとしていると、ふと、あの子の声がした。少し悩んで居るようで、疲れて居るようで、仄暗い闇を抱えていた。だから私は一つのご縁を結ぶ事にした。ん、それから少しの出張。
昨日から寝不足である。寒暖差激しいこの日々、幾度となく目が開き、薄ぼんやりとした意識の中で微睡むのに甘んじる。寝ようにも寝れず、ずっと脳が覚醒していた。お陰様で疲れもとれない。……だから、ちょっと癒しを求めに行こうかな……。
気が付くと、私はプラネタリウムの半券を片手に座席に凭れていた。謳われているのはヒーリング効果のある項目。別に傍から求めていた訳ではない。ただ偶然にも、当たったのだ。……ご縁を感じる。
辺りを充満させるのは、神経安らぐ洗練された香り。何だろ……知らない花の名前だった。兎にも角にも鼻から脳に掛けて私を眠らせに掛かる。それに伴って、天球儀の映像が変わる。海の画像だった。満ち干きを繰り返し、段々と砂浜を侵食する。砂を食むさざめきが優しく耳元を擽る。
気の所為……かも知れない。でも……ずっと私に優しくして下さる神様が傍に寄り添って、ずっと懸命に頭を撫でて下さる気がした。一定の、同じリズムで。画面が変わる。満点の星空。優しい、優しいメロディ。それから鼻腔を擽る花の香り。睡魔はすぐそこで、微睡む様に空を感じる。うぅ……帰ったら、眠ってしまうかも。
よし。私はくるりと彼女の首元に巻き付く白蛇と入れ替わると、そっと隣に立った。機械工学で映し出された、人工的な星空が彼女をそっと包んでいる。どんなものでも構わない。彼女を癒す事が出来るのなら。
私は手を伸ばすと、そっとぼんやりとした顔に触れる。起きたかったら起きていても。眠りたかったら、眠っても。でも少しでも彼女の夜の不眠が無くなるように。
ゆっくりと手を動かして、髪を撫でる。聞こえて来るのは甘い願望。髪を撫でて欲しいという、可愛らしい望み。うん、幾らでも。いい子、いい子。
漣の音はどうだろうか? 少しでも彼女の力になると良いのだけど。今日は……何も考えずに、ちゃんと帰って眠ろうね?
オマケ
「なぁー。君はそれでいいのかー? 出張までしたのに」
「えぇ。ちゃんと眠ってくれればそれで」
「謙虚な愛だなぁ……」
読者様
何故にプラネタリウム三本ネタをすることにしたの?
作者
同じネタを同時期に書いて、如何に変化を持たせられるかと……。
ちょっとした挑戦です( ˶'ᵕ'˶)
三者三葉、同じものを見てると良いですね。
感じ方、それぞれ違うじゃないですか。
こういう時だからこそ、一人称をフル稼働したいなと。
プラネタリウム見ていたら癒しのドツボにハマって、軽くウトウトしてました。
頭撫でられたくて書いたのがこのネタです。撫でました。自分で。
注意事項を読み上げて下さる方が、とある声優さんのお声と酷似していて、ドッキリかと思いました。違いました。( ˙-˙ )
それはそうと、三緒様の話でも。
何時も来てくれたら、寄り添って一杯愛を与えてくれそうですが、今回は出張ネタ。
此処まで献身的に支えても、見返りは求め無さそうな。
たまに私の事を考えてくれたら嬉しいな。程度かと。
たまに目が合うと、そっと抱き締めてくれそうな。
でもそんなことされたらずっと考えません?
脳容量100%ギチギチですよ。