表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

癒しを求めて星の下

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

三緒様の献身的な愛が描きたくてこうなりました⸜( ˙▿˙ )⸝

来て欲しい時には懸命にアピールするけど、来なくても怒らないと思います。

そして、決してめげないと思います。

社でぼんやりとしていると、ふと、あの子の声がした。少し悩んで居るようで、疲れて居るようで、仄暗い闇を抱えていた。だから私は一つのご縁を結ぶ事にした。ん、それから少しの出張。


昨日から寝不足である。寒暖差激しいこの日々、幾度となく目が開き、薄ぼんやりとした意識の中で微睡むのに甘んじる。寝ようにも寝れず、ずっと脳が覚醒していた。お陰様で疲れもとれない。……だから、ちょっと癒しを求めに行こうかな……。

気が付くと、私はプラネタリウムの半券を片手に座席に凭れていた。謳われているのはヒーリング効果のある項目。別に傍から求めていた訳ではない。ただ偶然にも、当たったのだ。……ご縁を感じる。

辺りを充満させるのは、神経安らぐ洗練された香り。何だろ……知らない花の名前だった。兎にも角にも鼻から脳に掛けて私を眠らせに掛かる。それに伴って、天球儀の映像が変わる。海の画像だった。満ち干きを繰り返し、段々と砂浜を侵食する。砂を食むさざめきが優しく耳元を擽る。

気の所為……かも知れない。でも……ずっと私に優しくして下さる神様が傍に寄り添って、ずっと懸命に頭を撫でて下さる気がした。一定の、同じリズムで。画面が変わる。満点の星空。優しい、優しいメロディ。それから鼻腔を擽る花の香り。睡魔はすぐそこで、微睡む様に空を感じる。うぅ……帰ったら、眠ってしまうかも。


よし。私はくるりと彼女の首元に巻き付く白蛇と入れ替わると、そっと隣に立った。機械工学で映し出された、人工的な星空が彼女をそっと包んでいる。どんなものでも構わない。彼女を癒す事が出来るのなら。

私は手を伸ばすと、そっとぼんやりとした顔に触れる。起きたかったら起きていても。眠りたかったら、眠っても。でも少しでも彼女の夜の不眠が無くなるように。

ゆっくりと手を動かして、髪を撫でる。聞こえて来るのは甘い願望。髪を撫でて欲しいという、可愛らしい望み。うん、幾らでも。いい子、いい子。

(さざなみ)の音はどうだろうか? 少しでも彼女の力になると良いのだけど。今日は……何も考えずに、ちゃんと帰って眠ろうね?


オマケ

「なぁー。君はそれでいいのかー? 出張までしたのに」

「えぇ。ちゃんと眠ってくれればそれで」

「謙虚な愛だなぁ……」

読者様

何故にプラネタリウム三本ネタをすることにしたの?

作者

同じネタを同時期に書いて、如何に変化を持たせられるかと……。

ちょっとした挑戦です( ˶'ᵕ'˶)


三者三葉、同じものを見てると良いですね。

感じ方、それぞれ違うじゃないですか。

こういう時だからこそ、一人称をフル稼働したいなと。


プラネタリウム見ていたら癒しのドツボにハマって、軽くウトウトしてました。

頭撫でられたくて書いたのがこのネタです。撫でました。自分で。

注意事項を読み上げて下さる方が、とある声優さんのお声と酷似していて、ドッキリかと思いました。違いました。( ˙-˙ )


それはそうと、三緒様の話でも。

何時も来てくれたら、寄り添って一杯愛を与えてくれそうですが、今回は出張ネタ。

此処まで献身的に支えても、見返りは求め無さそうな。

たまに私の事を考えてくれたら嬉しいな。程度かと。

たまに目が合うと、そっと抱き締めてくれそうな。


でもそんなことされたらずっと考えません?

脳容量100%ギチギチですよ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ