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超越者の冒険録  作者: 油ーラ
2章.迷宮都市アルテルナと1つ目のライフガベレージ
99/112

閑話.ローナと燈狐2

投稿がかなり遅れてしまってすみません。

〈side:ローナと燈狐〉


「それで早速私から話があります燈狐さん。」

「まあ、これが俗に言う女子会というやつかいな?なぁローナ様や。」

「はぁ~、別に私には様を付けなくても構いませんよ?というか余り慣れていないので、お願いですから様はやめてください。」

「いやの~、流石に目上の方にわぁ、礼儀正しくせんといかんってここから離れた位置にある本屋で読みましたからのぅ、そうした方が良いのかってなぁ。」


現在は、ユージとダンジョン探索が終わった次の日であり、「偶には休憩や燈狐の紹介も兼ねて町ならぬ都市巡りしようか。」とユージに提案されて、そのまま一日を満喫した後の夜です。


まあ自分自身、しっかりと1対1で燈狐さんと話して見たかったというのもあり、夜にはユージにちょっとした女子会をするからと伝え、ユージと別れそのまま自分が契約している宿屋の部屋に燈狐さんを呼んだ所です。


「じゃあ今から飲み物と軽い物を出すので、お好みか今欲しい物を教えてください。」

「ほぉー、相変わらず凄い力だのぅ~、ユージ殿とローナさ……ローナさん達はのぅ。で、お好みであったかぁ~、妾のお好みは、えーと何じゃったか、お好みとは違くてのぉ、確か本で読んだ……。」

「緑茶と和菓子ですか?」

「何で分か…そうじゃったな、ある程度思考が読めるのじゃったな。」

「いえ、私のパートナーであるセイに調べてもらいましたから、ある程度のお好みの知っている物から未知の物まで分かっただけですよ。後はある程度の私の勘でしょうか?何となく雰囲気が調べてもらった際に、聞いた和風という印象が燈狐さんにありましたから。」

「そうなんかいな。」


と、かなり和気あいあいと二人で話合っていた。

その後も、二人で1時間以上も話に更けており、かなりお互いが親密な関係になっていった。


そんな中、ローナが本題と思わしき話を出す事で、一気に燈狐とローナとの間や場の雰囲気に緊張感が走る。

勿論、ある程度の話の内容は理解しているのだろう、ローナに話を切り出された燈狐も、かなり緊張しつつ真剣に話を聞こうとしていた。


「それで燈狐さん、聞きたい事がありまして。」

「……なんじゃ?」

「ユージの事です。」

「……っ!?」

「別に構いません、一度落ち着いてから話しましょうか。追加の羊羹です。」

「ありがとうございますなのじゃ。」


やはり、実際に話に出されると、かなり緊張感や興奮感が出てくる為、冷静な受け答えが出来ずにいたので、ローナは冷静さを取り戻すため、合間を取るかのように追加の茶菓子をその場で創り出し、燈狐へと渡した。


それからおよそ数十秒程経ち、燈狐の調子が取り戻せた事を確認しつつ、ローナは話始めた。


「一応で良いです。燈狐さんはこの後どうしたいですか?口約束になってしまいますが、ユージには言わないでおきます。何となく察する事ができるので。」

「……妾は……妾は…ユージ殿に…付いて行きたいと。」

「やはりですか。私のライバルですね。」

「ライバル?それは一体どうい事なのじゃ?」

「恐らく燈狐さんには、自覚が無いのか或いは自覚しつつもどういった感情なのか分からないのか、それともただ単純に隠しているというか秘めているのか、見ていないのでわかりませんが、私と同様に……。」

「……同様に…何じゃ?」

「恋をしているのでは?と。正確には助けられて惚れたのではないのでしょうか?」

「……っ。」


そのローナの言葉に、燈狐は思わず息を呑み込みハッとした。


自分がユージに感じている想いを、まさかそれが恋だという事、そしてその事をローナに当てられると思わず、燈狐は一瞬思考が停止した。


「その反応だと正解のようですね。」

「まさか、この感情が恋すると言うものなのか。」

「そうです、ユージと離れ離れになる事に対する拒絶感やユージと共に入れる事の安心感・幸福感など、まあ他にもまだありますが、この様な感情を持つ事を恋と言います。」

「そうなのか……。」

「ですから私のライバルです。」

「ライバル……。」

「言わば恋敵という奴です。別に蹴落とそうとしているのではありません。私は正々堂々とユージの傍に居たいと思っています。それにこれを言ってしまえばあれなんですが、重婚は一部を除いた場所以外は認められているので。」


そのローナの言葉に燈狐は喜色を表情に浮かべるが、すぐさま表情を暗くした。


「でも…妾はユージに釣り合っているのかのぅ。」

「あー、そこですか。」

「妾二人と比べてただの亜神じゃし、二人ともかなり高位な存在であろう?」

「別に気にしないと思いますよユージは。そもそもそれを言ってしまえば私も元人族ですし、力が付いたのもただ単純に運が良かっただけです。」

「……。」

「だから気にする必要はありませんよ。ただ単純にアタックしていくだけで良いんです。」

「……そうなのか。」

「ただ1つ……いえ、2つ程問題がありまして……。」

「何じゃ?」


ついさっきまで燈狐を励ましていたローナであったが、突然暗い雰囲気になる。

その様子に、何事かと疑問に思った燈狐は質問する。


「1つ目は、そうですね。ユージが超が付くほど鈍感です。」

「鈍感?鈍感とは鈍いとかそんな感じなじゃ?」

「ええ、かなり鈍感です。ですがそのもう1つの問題が、恐らくユージが鈍感になった原因だと思われます。」

「もう1つの問題じゃと?何かあったのか?」

「詳細はわかりません。ただこれがというよりもこの時が原因かなと思われる物があります。」

「その時とは何じゃ?」

「燈狐さんは、ユージが転生者だという説明は聞きましたよね?」

「ええ、ある程度の事はユージ殿から聞いたのじゃ。」

「それで、一つだけユージの事で気になる事があったので、セイ経由で調べてもらったのですが、……ユージのパートナーであるソールからの権限ロックが掛かっていました。」

「権限…ロックじゃと?」


突然のローナの調べたという爆弾発言に燈狐は驚いたが、その次の権限ロックという言葉で疑問に思った。


「それで何処に権限ロックが掛かっておったのじゃ?」

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()から()()()()()()()()()()()()()()()()()()()までの間の記録。」

「どういう事じゃ?何故そこだけ。」

「私もわかりません。ただ、これはユージが特別ロックしたものではなく、ソールの独断によるものらしいです。」

「ユージ殿の中に存在するソール殿が?何故なのじゃ?」

「私も詳しく知りたかったのでソールに聞いてみたところ、必要な事ですからとしか答えてもらいませんでした。」

「……そうなのか、分かったのじゃ。」


二人は、ユージの過去について疑問に思いつつも、慕っている者の過去を模索するのはこれ以上マズいと判断したか(ローナに関してはグレー所か黒に近いと言っても良いが)ユージに関する話を打ち切り、自分達の事など今の世の中にどのような物があるのかと、ガールズトークを夜遅くまで繰り広げていた。

ちゃっかり、この物語の重要な話に迫る物が出てきました。(地味に言い過ぎではないか?と不安です。)


これから別物語を新しく並列に投稿していく予定なので、少し投稿が遅れそうです。

(登場人物や設定の説明なども書く予定なので、少々遅れ気味の投稿になりそうです。すみません。)


――――――――――――――――――――


今回もこの作品を読んで頂きありがとうございました。

誤字脱字や感想や評価なども頂けたら有難いです。

次回は少々投稿時間が遅れそうです。

次回もこの作品をよろしくお願いします。

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