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超越者の冒険録  作者: 油ーラ
2章.迷宮都市アルテルナと1つ目のライフガベレージ
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57.ダンジョンクリア

今回はちょっとだけ早めです。

「済まんのじゃ、みっともなく泣きわめいていてな。そして妾を助けてくれてありがとうのぉ。」


少し恥ずかし気に、そして感謝の気持ちを込め俺達に言った。


「まあ、元から敵意は無かったしな。それにこのダンジョンが気に食わなかったからな。ああ、自己紹介がまだだったな、俺はユージだ。横にいるのがローナだ。」

「ローナです。」

「そうじゃったな、妾は燈狐(とうこ)なのじゃ。」


そう、もう既にこのダンジョンへの関心は消えてしまった。

元からこのダンジョンにある転移機能をしようとした際からでもわかるが、明らかに意志で俺達を排除しようとするに、そして今回の妖狐の件でもう既に関心は無くなってしまったし、許す気も無くなった。


折角、転移位置を変えた事は忘れてやろうとしていたのに、この件でダンジョンを()()()()()()()()()事は決定した。


いや、ホントだよ?既に気に食わないから消すという事は無いからね?ホントだよ?


まあ、そんな些細な事は後で行うとして、今は目の前の妖狐に今後どうするのか聞いてみる。


「取り敢えず、お前はこの後どうするんだ?」

「どうとは?」


解放された実感はあるが、今後についてまだ考えていなかった妖狐に、どうするか聞いてみた。


まだ考えていない事は知っているので、考えさせるためにわざと聞いてみた。


その質問にハッと自分の状況を把握したらしい妖狐は、すぐさま俺の質問に答えようと考えてみるが、何やら葛藤しているみたいだ。


うーん?この(妖狐が抱いている)感情は何だ?歓喜?後ろめたさ?それとも何だ?


()()()()()()()()()()()()()()()に似ているな?


「一応、寿命と言う面で時間はたっぷりあるし、しばらくは俺達についてくればいい。幸い金に困ってないしな。例え魔人でもそもそも魔人について人々の認識は無いしな。」

「何故…あ、そうじゃったな。そ、それと提案なんじゃが、助かるのじゃ。で、ではお世話になるのじゃ。」

「ああ、よろしく。あっ、勝手に決めて済まないが、ローナ、良いか?」

「…………。」

「ローナ?」

「え、あ、はい、良いですよ?」


何やら考え込んでいたローナは、俺の事に気付くとすぐさま返事を返す。


実力差はあるが、ローナの超越者である為、思考や記憶を覗く事は出来ず、感情しかある程度しか判断できないので、何を考えていたか分からないが、まあ、悪い事ではないのだろう。


それから俺達は、一応、ダンジョンをクリアしたので、ダンジョンの心臓部分と言っていい代物のダンジョンコアがある場所へと移動する。


1000階層のボス部屋の中にある奥の門を越えると、そこには大きな球体の宝石らしき物台座に置かれており、その周りにはどこぞの宝庫かと思わせる程、金銀財宝や武具が置かれていた。


金銀財宝は、ダンジョン攻略者をおびき寄せる餌の役割の物を保管しているだけであろう。そして、その金銀財宝は隠し部屋やダンジョン階層報酬としてだすのだろう。


まあ、金銀財宝は置いといて、今は目の前にある球体の宝石に用がある。


球体の宝石はダンジョンコアであり、これが機能兼生きている事でダンジョン全体を運営することができるし、成長させることが可能である。


まあ、このダンジョンは意識を持って単純な害悪でしか無い為、殺す予定である。


だが、このダンジョンコアが機能しなくなると、ダンジョンが崩壊するわけではなく、完全に別空間に隔離されたりダンジョンが機能していないので、魔物の出現もしなくなるので、この都市の収入源が減ってしまうので、わざわざ機能まで消し去る事はしない。


ああそう、言い忘れていたが、このダンジョンというか殆どのダンジョンは、地下(或いはその場所)から空間を圧縮したり歪ませたり、或いは完全に別空間に形成されているので、ただ単純にその場所にあるとは言えない。

このダンジョンは単純に圧縮系のダンジョンであり、現在は地下約1000メートル位に位置する。


まあ、気付かない人の方が多いが、文明が発展している世界では、ある程度把握する事はできる。


てなわけで、早速殺す事にする。


殺す際には、完全に機能は停止するが、俺が代用するダンジョンの機能をすぐさま書き換えるので、全く問題無い。

機能データの塗り替えでも良いのだが、今回は殺す事にするし、塗り替えると定着してしまう可能性があるので先に殺しておく。


「死ね。……機能書き換え開始、定着5…7…9、100%完了。機能確認…正常。」


即死魔法を使いつつ、すぐさま書き換えを開始し、完了したので動作確認をした。


何も問題が無いみたいなので良しとする。あー、ダンジョンは束縛系統の能力というか神理禁忌に含まれる事はできない様にしている。


それと元のダンジョンの魂には、相当の激痛を与えつつ、地獄へ直接送っておいたから、今頃閻魔か死神が何とかしているだろう。


まあ、そんなしょうもない事は置いといて……


「よし、本命に行くか?」

「本命ですか?ダンジョンはクリアしましたけれども、何かありましたっけ?」

「何か用事でもあるのかえ?」

「………燈狐はともかく、何でローナは忘れているんだ……。」

「あっ、あれですか!ライフガベレージ!」

「おいおい、忘れてんじゃねーよ、コラ。」


そう次は、今回のダンジョンの攻略の最終目的である、ライフガベレージの回収だ。

次回はライフガベレージの前に妖狐の燈狐の閑話に入ります。


今回のこの作品を読んで頂きありがとうございます。

誤字脱字や感想や評価なども頂けるとありがたいです。

次回はできれば早めに投稿し、最低でも3日以内には投稿します。

次回もこの作品をよろしくお願いします。

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