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超越者の冒険録  作者: 油ーラ
2章.迷宮都市アルテルナと1つ目のライフガベレージ
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47.ローナvs堕遊神3

遅れてすみませんでした。

ちょっと現実の方が少々忙しくて、遅れました(言い訳)。

〈side:ローナ〉


堕遊神の持つチャクラムからどす黒く光りだす。


堕遊神が神器解放を使用した瞬間に、ローナが世界改変を行って世界が創り出されたにも関わらず、堕遊神の持つ神器であるチャクラムからど黒き瘴気が噴出し、あたり一面が黒き瘴気に覆われる。


その様子は、悪しき存在が清き聖なる存在を圧倒的な力で上書きするかの様な光景で、この光景を見た誰もが絶望や恐怖を感じると思われる。


だがローナには、そのような様子は見られない。寧ろ心底からガッカリしている様子であった。


ローナは、堕遊神の神器から解析した結果どの様な効果を発し、他者にどの様な効果を及ぼすかを理解した上で非常にガッカリしていた。


何せ……


「……相手への耐性無効貫通の強制ステータスダウンと各属性状態耐性無効効果の激減ですか……。確かに先ほどまでよりも良いですが、神器解放としては下ですね。……お話になりませんね。」

「はっ!言っていろ。もう手遅れだけどね。」

「崩翼散開っ、では私も使用しましょうか。」

「はっ?」


私は何か堕遊神が呆気ている状況をサクッと無視しつつ、破壊属性派生の崩壊で構成された翼である崩翼を散開し牽制しつつ、自分も獲物である神器のイルガルとイルゲルを解放していく。


「あらゆる次元の創と滅をもたらす仮想なる龍よ。今時目覚め敵に神撃なる破滅と安らかなる造をもたらせ。『神器解放』っ!架滅龍(かめつりゅう)イルガルっ!架創龍(かそうりゅう)イルゲルっ!」


ローナは高速で詠唱を唱え、手に持つイルガルとイルゲルを自分の横に投げ、空中に固定化したかのように途中でピタリと停滞し、神器を解放した。


解放した際に、イルガルとイルゲルは光の粒子が氷が高熱の火溶け出すかのように、一瞬とは言わないがかなりの速さで溶け消える。


その瞬間に、膨大な神力をと混沌力を纏った直径1キロメートルを超える二つの魔方陣が展開され、そこの魔方陣から白き巨大な龍と黒き巨大な龍が現れる。


その龍達は、全長約100キロメートルを優に超えるサイズで、圧巻な光景であった。

そして、白き龍の周りには、緑豊かな植物から空気や水に至るまで世界を構成する必要要素を、その場にいるだけで構成し、そしてそれ黒き龍の周りにまで届いた白き龍の創造物を、その場にいるだけで端から綺麗に何もなかったかのように消し去る。


その光景は、堕遊神から見ても誰から見ても異様な光景であった。


「何だそれはっ!何なんだそれは!?」

「これが私の神器の神髄です。まあ、性能は知っていましたが、発動するのは初めてで、まさかここまでだと思いませんでしたけれども。」


この二体の龍は、元は原初の龍で最強な龍と呼ばれる()()()()()龍であったものをベースとした実態を持つ幻想の龍であった。


善神と悪神の大戦のラグナロクが起こるより遥か前に、当初かなり高位の悪神が原初の二体の龍を封印する為に放った、永き時の牢獄という封印結界に阻まれ出れなく、その囚われている時に当初ゼロ・ノヴァートであるユージが助けた為、人知れず救援された龍である。

その龍の素材をベースに創造で創られた為、仮想龍という存在の武器になった。それがイルガルとイルゲルの実態である。

因みに助けられた二体の龍は、現在ユージがとある方法で隔離保護しているため、のんびりと生を謳歌している。


「そんなことを聞いているんじゃないっ!それは何なんだと聞いているんだっ!」

「?神器解放ですよ?」

「馬鹿なっ!この規模の神器解放なんて最上級神クラスでもできるかどうかだぞっ!」

「知りませんし、どうでも良いですね。それより良いのですか?」


そう言いつつローナは、片腕を堕遊神に向け伸ばす。


「全力防御をお勧めしますよ。まあ、貴方では耐えきる事は無理でしょうが。」

「くそぉぉぉぉぉー!僕は神だぞぉっ!」

「貴方の事なんて知りませんね。イルガル、イルゲル喰らい穿ちなさい。」


ローナが命じた後、二体の龍は巨大な口を大きく開けつつ堕遊神に接近し、白き龍の方は堕遊神の神器解放で噴出した黒き瘴気を塗りつぶすかのように白き聖なる空間を創り出し、それ事呑み込み消し去ろうと、黒き龍が近づいた黒き瘴気と白き聖なる空間を虚無へと誘う。


その様子からマズいと判断した堕遊神は、咄嗟に転移で回避を行おうとするが、白き龍の力で創造した完全隔離結界やその他空間固定等と黒き龍の力によって力を行使する前からあらゆる物全てが破壊される事で、転移どころか逃れる手段を全て失い、諸に受ける事になった。


そして最後の悪あがきでか、自分に何十層もの結界を張るが、そのたびに破壊されたり、結界事乗っ取られたりして、防ぐすべも無くした。


「ちきしょぉぉーーーーーー!!グアッ!?」

「最期に言っておきますが、あなたとの遊戯は本当につまらなかったですよ。」


そうしてローナと堕遊神との戦闘は終わり、ユージとローナは自分達がもともといた下界に戻った。


これまでの戦闘時間は、現実の時間の流れで僅か十秒にも満たなかった。

今回もこの作品を読んで頂きありがとうございました。

誤字脱字や感想や評価なども頂けたら有難いです。

次回は少し投稿が遅れそうです。すみません。(できれば早めに投稿します。)

次回もこの作品をよろしくお願いします。


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