46.ローナvs堕遊神2
書いてて思いましたが、意外とローナって戦闘ky……ゲフンゲフン、き、気のせいだと思います。
〈side:ローナ〉
私は状況確認の為周り全体を見渡す。
周りを見渡せば、見たことの無い、そしてセイやユージ達を介して知識にある遊園地と言うべき物・場所だと思われます。
確かに見た感じだと、面白そうな場所であるような事は分かりますが、堕遊神本人がこの場所・世界を創った為でしょか、どこか不穏な空気をただ寄せている全体の色やアトラクション等に反して不気味さを感じさせます。
少し残念だと感じますが、今は戦闘中なので思考を切り替えて、堕遊神を注意深く観察する。
どうやらまだ侮っているのか、神器の解放はまだしていないみたいですが、この世界を解析した結果、脅威ではありませんが、かなり悪趣味で正気を疑いたくなるような極悪な世界である事が分かりました。
「きゃはははっ!どうだ?この現象は?流石にお前にできないだろうぉ?」
「あ、そういうのは良いんで。」
「ちっ、相変わらずムカつく。まあ良い。どうせもう何も出来ないし、この現象も理解できずに死ぬだけだからなぁ!」
「いえ、解析は終わっていますし、実際、これ私の脅威になりえないですから。」
「はっ?」
正確には、この世界を構築している途中で終わっていましたけれどね。まあ、本人にいう必要もありませんから別に言いませんけど。
「う、嘘だろどうせさ。これh……」
「神達が扱う事ができる世界改変ですよね。しかも現在の状態のこの世界の効果は大きく二つの効果があって、一つは構築した本人の攻撃全てがどの部位でも急所判定になる事。二つ目は構築した本人の全ステータスが大幅に向上、最低でも数倍。
そして時間が経つと反転し、構築した本人が他人他存在に不幸をまき散らす量・質が多い・濃厚なほど権能や神器を含めた全能力値出力値が上昇といったと言った所でしょうか。はっきり言って構築が甘いですし、長々と構築しておいて効果がショボいです。しかも甘いせいか、余裕で介入できますし。」
「な、何を馬鹿な事を言っているん…だ?た、確かにお前の解析能力が凄く僕の世界の能力の全貌が分かったとして、一度固定化した世界に介入だと?それは不可能だっ!?」
私が解析して結果をありのままに伝えると、流石に理解できないだろうと踏んでいた堕遊神は大きく狼狽える。そして私が介入できると言うと先ほどよりも狼狽え、絶叫しつつ否定する。
確かに一度世界を固定化すれば下手な介入は出来ないし、出来たとしても相当な実力差が無いと不可能です。
今回の場合は、私の今出せる実力が堕遊神を上回っていますし、何よりも堕遊神の構築が練度が低く余裕で介入できるのです。
「ではやってみましょうか、望む世界へと告げます、一面咲き誇る・聖天の真花。」
「なっ!?どうしてできるんだ!?」
そうローナが告げた瞬間に風景・世界が変わる。
何処か怪しげで不穏な遊園地であった世界が徐々に変わっていく。その変わる速度は、ユージが行ったように一瞬では無かったが、それでも当たり前ではあるが、堕遊神よりもかなりの速度で変わり、感覚的に僅か数秒で全体が様変わりした。
流石にユージ並みの構築の速さではありません。
と言うか、ユージがかなりおかしいのです。
本来、最上級神すらイメージや想像とか関係なく少し詠唱を唱えないと、世界改変を行う事ができないのに、それを一瞬で無詠唱で構築を行うユージは流石におかしいです。
二度言いましたがそれ程異常なことです。まあ、一端その事は置いといて。
当たり全体が、何処か儚げな聖気が漂うう花畑が広がり、聖堂とも言える建物が何件か建ち並ぶ。
そしてその様子を、晴天の青空が広がり天から祝福を授ける様な雰囲気を漂わせている。
まさしく、悪神と正反対な様子である。
「な、な、なぁっ!?」
「どうしたのですか?そんなに驚いていまして。そもそも私の事を鑑定すればわかることじゃないですか。」
「…………。」
堕遊神は酷く驚きく口をパクパクして固まっていた。
ローナが世界改変で自分の作り出した世界を上書きしたこともそうだが、何よりも世界改変を行った事が大きかった。
そもそも世界改変はユージが言っていましたが、本来神レベルしかできませんから、堕遊神からした余程異常な光景なんでしょうね。
というか、私の事を侮るなと言いませんが、最低でも相手を鑑定しないのはどうかと思います。
いや、ここに来る際に人族の通常よりも少し上くらいのエネルギー量に偽装していたから仕方な……くは無いですね。
流石に確認しないのはちょっと……。
「……なっ!?……鑑定できない!?」
「出来ないなら最低でも実力が近いか、それとも同格か、そして遥か格上という事が分かりますけど。」
「ば、馬鹿な。ただの下等生物だろ!?お前はぁっ!!」
「見た通りですよ。まあ続きしましょうか?遊びたいのでしょう?」
私は堕遊神を切り伏せる為に、先ほど以上の速さで接近する。
世界改変によって創り出した世界による効果のステータス上昇もあります。
私が創り出した世界である一面咲き誇る・聖天の真花の効果は、使用者のスキルや権能やステータスなどの全能力値超上化で、勿論堕遊神のよりも効果は上です。
そして聖・神力の各種能力超上化に全属性攻撃耐性大幅向上。
相手には耐性や無効を貫通した強力なエネルギー量・出力減少のデバフ効果があります。
そして最後に、更に世界を弄り変化を加えることで、その光景・世界に適した強力なバフが付与されます。
例えば現在の様な風景だと、光・聖属性などの効果が上昇し、変化し火を象徴するかのようになると、見た目通りに火・焔等の属性の効果が上昇します。
自分でも思いますけど、かなり破格な性能の世界だと思います。
実際にこの世界改変は、最上級神レベルの性能ですし。
前回ユージが創り出した世界は、かなり常識外れな効果なので当てにしないでくださいね。
あれ程自由の利いた(世界改変を利用した攻撃など)世界改変は誰もできませんから。
それから今現在は、どうやら遂に危機感を持って私の攻撃を全力防御している堕遊神に、魔術・魔法による遠距離攻撃から斧による近接攻撃を繰り返し行っています。
流石に危機感を持った堕遊神は、自分にスキルや魔術による強化を施したらしいですが、相手が悪いとしか言えませんね。
今も私は、防御の合間に放った火属性派生最上級属性の獄炎の地獄から呼び黒炎と言う、黒き高熱の熱線を最小限に回避しつつ、瞬間的にその場で回転しつつ懐に入り、遠心力をたっぷり加えた高火力な一撃を胴体に叩き込み、大きく堕遊神を吹き飛ばしました。
まあ、遠心力と言っても、余り物理的な要素による火力上昇は、本当に微々たる物でしかありませんけど。
そして私が堕遊神に攻撃を当てた際に、堕遊神は私の攻撃を受けて内包するエネルギーと体力を大きく減少させ、目算で一キロメートル程でようやく停止し、態勢を立て直そうとする。
私はその隙を見逃す訳も無く、追撃を加えるため上も下も囲むように魔方陣を展開し、聖と光属性の合成神級魔術の聖光による崩滅の邪による黄金の枷が、堕遊神を拘束し消滅させようとする。
流石に諸に喰らったらマズいと判断する堕遊神は、レジスト・解除しようと混沌力を混ぜた破壊属性の攻撃を与える。
私は流石に仕留めきる事が出来ないと判断し、更に追撃を加えるように接近し神力を加えた聖・氷時属性を武器に付与し、足元に足場用の結界を張り急接近で近づき、解放された堕遊神に向け再度攻撃を加える。
その繰り返しにより、堕遊神のエネルギー残量が一割、体力があと僅か位にまで減り、後少しで討伐が完了になると言った所です。
戦闘時間は、臨越域での時間感覚的に僅か30秒にも満たない時間でした。
「何故だ……、何故だ…、何故だ何故だ何故だぁっ!僕は神だぞ!それに中級神レベルのだぞっ!何故下等生物にここまで圧倒されるぅっ!!」
「どうでしたか?遊んでいて楽しかったですか?私は張り合いが無く面白味がありませんでしたけれども。」
「くそがぁっ!絶対に殺してやる。いや、絶望を与え続けずっとお前を使って遊んでやるっ!許しすら与えないっ!『神器解放』っ!」
最後の切り札として堕遊神は、神器解放を使用してきた。
堕遊神本人の権能は、格下相手か世界改変で自分の世界を創った際にしか効果が無いため、苦肉の策として神器解放を使わらずにいはいられなかったと思われる。
堕遊神が神器解放を使用すると、手元にあるチャクラムがどす黒く光り出した。
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