31.Cランク昇格試験4
今更ですが、誤字報告ありがとうございました。
ちゃんと訂正しました(報告)。
これからも誤字報告や感想や評価等よろしくお願いします。
盗賊が待機している所の近場まで近づき隠れている俺達は、最後の軽い打ち合わせというか最終確認をしていた。
「先に青華のパーティーは、フェルトとケイリで補助魔術を掛けたり、フェルトは自分の持ちうる最大火力の魔術の詠唱をしてくれ。勿論、継続的に戦闘出来るように魔力回復ポーションを使用して魔力残量50%にするか、それとも使用する魔術の魔力消費量を50%に抑えてくれ。準備でき次第合図を出す。合図を出したらフェルトの魔術を中心地に放ってくれ。そして前衛である俺・ダイダート・リンで、直ぐさ魔術師を殺す。後衛による支援程面倒い事は無いだろうからな。そして魔術師を殺した俺達前衛は、臨機応変に動き各個撃破で。勿論、ダイダートとケイリで組み安全に対処してくれ。フェルトとケイリは各自サポートと遠距離による攻撃だ。この試験は盗賊を相手にした人殺しをする試験だ。必ず1人は殺せ。そしてローナはフェルトとケイリを近接の盗賊達から守りつつ撃破しろ...いや言い直す、殺せ。何か意見は?」
「ユージとローナの役割は大丈夫なのか?ちょっと任せ気味なような気がするが...。」
「大丈夫だ。俺達のスペックは遙かに高いし、ローナやお前達に何かあれば俺がカバーするから。」
「...そうか、無茶はするなよ。」
「ああ、他には?」
『.........。』
「無いようだな。では、これより盗賊の殲滅だ。フェルト・ケイリ用意。」
そう俺がフェルトとケイリに補助魔術を青華のパーティー全体に掛けるように指示を出す。
補助魔術を掛ける様に指示を出された2人は、その場で小声で詠唱し青華のパーティー全員にバフを掛けた。
補助魔術によるバフの効果は、攻撃力と防御力を上昇させる筋力上昇であるパワー・インプロブレムという、各属性による上級下級といった階級という訳では無く、魔術の使用難易度で言うと中級に当たる補助魔術であるようだ。
そして更に、視覚を強化するセンス・アップという初級魔術を使用した。初級と言っても、難易度は下手な中級魔術よりも高度な魔術である。
最後に素早さを上げるスピード・インプロブレムと言う中級魔術を使用する。
青華のパーティー全体に補助魔術でバフを掛けた2人は、今度は自分自身にマジック・ブーストと言うパワー・インプロブレム等と言った特定の分野にバフを掛けるのでは無く、魔力関係全体を底上げするような魔術を使用した。
勿論、魔力関係全体を上げるから同じ中級と言う難易度でも上昇値は違う。魔力・魔攻撃力・魔防御力の3点が魔力関係全体だが、バランス良く均等にパワー・インプロブレムの上昇値の33%ずつになっている。
まあ、それでもかなりの効果が望めるが、詠唱が15秒程掛かる点で言えば微妙である。
取り敢えず補助魔術を使用してバフを青華のパーティーに掛けた事を確認した俺達は、早速盗賊達を殲滅する事にする。
フェルトが攻撃用の魔術を詠唱し終わり準備万端といった所で、俺は片手を皆に見える様に上げる。
「『エア・プレシャス』」
俺が片手を上げた事によりフェルトが盗賊達の中心地に、風属性の中級魔術に値する『エア・プレシャス』を着弾させる。
フェルトが使った『エア・プレシャス』は、上から強風を叩きつけるような魔術で、攻撃範囲により威力が変わる魔術だ。
今回は、そこまで広範囲では無く、約半径10メートルの規模での使用であった。
その為、かなりの強風というか轟風とも言える風が、その範囲に入っていた盗賊達数人にかなりの過激な風が降り注ぐ。
防御力と魔防御力が紙な盗賊は瞬時に、風による圧死を遂げ、圧死した盗賊達よりも少し高かった奴でも地面に這いつくばる事になった。
そして、突然の襲撃に欲望に濡れ、略奪行為しかしてなかった盗賊達は、ある程度の訓練を積んでいる騎士達とは違い、その場で混乱し阿鼻叫喚になり彷徨う事になった。
「何だっ!?」
「お、おい!?どうしたんだ突然!?」
「て、敵襲!?」
盗賊達が驚いている状況を見逃す訳無く、俺とダイダートとリンで斬り刻んでいく。勿論、フェルトも遠距離で攻撃を加えていく。
ローナとケイリは遠距離武器がないので待機だが。
咄嗟に、武器を構える者もいたが、明らかに練度の差や実力差がかけ離れているため、盗賊達はなすすべも無く斬り刻まれ殺されていく。
勿論、驚き固まったり突然の襲撃に恐怖して固まっている人物も斬られていく。
盗賊達の体力を物ともせず、一撃で斬り殺していく。
それから、魔術師らしき人物を最優先に殺した俺達は、各個撃破をするように動き出す。
なすすべも無く斬り殺された盗賊達の仲間を唖然として固まって見ていた盗賊達は、ようやく動き出した。
「あ、あのままやらせるなぁ!」
「まずは、後方にいる奴等を始末しろ!」
「囲め囲め!」
指示もへったくれも無い様子で突撃をしてくる盗賊達を、作業の様に斬り刻み処理していく。
勿論、俺とダイダート達3人で、後方に行く盗賊を食い止めるのは不可能(出来るがしない)だから、数人は後方へ流れる様に向かっていく。
だが、ローナがフェルトとケイリを守る様に立ち回り、盗賊達を自分で用意(創造で作った)した斧二振りで斬り殺していく。
ケイリも回復士だが、自分の護身用として持っていた短剣で盗賊達を斬り殺していく。
時間が経つに連れてローナだけでは無く、青華のパーティーも顔色が悪くなるが、自分の武器を振るう手・腕は止めなかった。
自分の腕を止めたら、それこそ自分の命が無くなるからだ。
それから数分後、途中、さすがにキツかったのか青華のパーティーがちょくちょく危ない場面があったが、俺がすかさず魔術でカバーして盗賊討伐は終了した。
終わった時は、皆かなり顔を青白くし、精神的に参っていた様子であった。
中には、耐えきれず胃の中の物を吐く者もいたが、それは当たり前の反応である為皆何も言わなかった。
それから少ししたら、捕縛されている人物を助ける為に盗賊のアジトに移動する事にした。
《魔術について》
階級(○級)
・魔術には火・水・土・風の基本魔術(属性)、焔・氷・地・雷・光・闇の上級魔術(属性)、空間・時間・破壊・生命の最上級魔術(属性)、金属・毒・糸・回復・結界・補助等(他にもある)の特殊魔術(属性)といった属性による階級がある。(勿論、最上級魔術の上にも上位者が扱う属性がある)
・属性による階級が高い程取得が難しいし、何よりも希少性がある。(特殊魔術は生まれつき使える物があってり、簡単に習得できたり、かなり習得が困難な物まである。)
・最上級魔術は下位者には滅多に現われないというか殆どいない。(上位者は使える所かその上の属性を使える。)
・そして魔術自体にも階級があり、難易度や威力・範囲・効果等で決まる。
例えば、基本属性の中に階級があり、火属性で基本で初級の火を放つ魔術のファイアと上級の大砲のようにかなり大きい火の玉を放ち、着弾と共に激しく上向きに激しく燃え上がる魔術ファイア・カノン(一応まだ出てきてなく、案の一つです。)と、言った様にかなり差があります。
・魔術自体の階級は、初級・中級・上級・超級・壊滅級・神話級があり、超級や壊滅級は別名で戦略級とも言われています。超級や壊滅級がかなり大規模で破壊力や破格の効果の魔術です。(神話級は、かつて世界の最絶頂期の文明の時に起こった災いを引き起こした大規模魔術。現代では記録でしか確認できないが、人類滅亡まで追い込む程の威力の魔術であった。
(実際はかなり誇張されており、大陸全土に影響を及ばす程の魔術で、悪神の使徒の一人が全生命力と魔力を引換えに起こした魔術。)
・神話級の上にもまだあり、神を筆頭に上位者が使う魔術がある。神級・?・?の三つがある。
(威力・効果は追々書きます。)
・時と場合(や相性)によっては、属性の階級が上の物を上回る事がある。
・あくまでも魔術自体の階級は大雑把に決まっていて、どの魔術がどの級でこの魔術がこの級と正式に決まっている訳では無い。
理由は、魔術は自由に組み立てられるのでオリジナル魔術という物が多い為である。
学園とかでデフォルトな魔術(先程だしたファイアとか、ユージやローナが使ったことのある各属性の矢とか)などはあるが、自分のオリジナルの魔術を使う事がある
デフォルトの方が使い安いし、オリジナルとなるとデフォルトの奴を工夫して使う場合を除けば、自分で1から考えて作るはめになり、かなり時間を食うし成功するかわからなので、あまりオリジナルを使う事は無い。
オリジナル魔術を作ったとしても各国の研究所が1ヶ月程掛けて作る。
魔術は組み立て次第で効果が変わるからおおよそでしか階級は示せない。
これらの事情があり、正確な階級は無い。
・そして魔術自体は組み合わせ自体で、いろいろな効果を発揮出来るので、勿論複合とかも可能。
その代わりに難易度が組み合わせた属性分加算する。
因みに、ユージが元幼馴染み達との決闘時やローナとの模擬戦時に使った隔離結界は、空間魔術と結界魔術の複合の神話級だったりする。(ユージとローナとの決闘時は、余波だけを凌ぐ目的で張られていたため、神話級で十分だった為であった。)
〈属性系統〉
基本魔術(属性)→上級属性(属性)→最上級魔術(属性)→理世級魔術(属性)→?→?
〈魔術自体の系統〉
初級→中級→上級→超級→壊滅級→神話級→神級→?→?
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今回もこの作品を読んで頂きありがとうございました。
誤字脱字や感想や評価なども頂けたら有り難いです。
次回も出来れば早めに投稿します。
次回もこの作品をよろしくお願いします。




