22.アルテルナ伯爵との会合1
すみません、全く話が進みませんでした。
次回はなるべく話が進むように書きます。
それと、投稿が少し遅れてしまって、申し訳ございませんでした。
「「は(え)?領主様?」」
突然、領主が俺達に会いたいと聞かされた俺達は、驚きはしなかったが当たり前の様に戸惑った。
「ああ、今回の件で詳しく話しが聞きたいとおっしゃている。それに、ダンジョン探索の件も少し聞いてみたいともおっしゃているんだ。」
「でも、調べれば分かるだろ?不本意だが、都市の住民の噂にもなっているんだ。嫌でも耳にするだろう。」
「まあ、そんなんだけどね。直接聞いた方が内容が分かりやすいじゃないか、と、領主様がね?」
「......まあ、そういう事にしておこう。で、今すぐか?」
本命に予想は付くが、何か隠し事があるような騎士のリーダーに尋ねる。
「ああ、今からでも構わないらしいし、後日でもいいらしい。とにかく会って会話がしたいみたいだし。」
「ローナどうする?今からでも良いか?」
「はい、どうせ現在はダンジョンに入る事さえもできませんから。」
そう、現在はこの都市の支部の冒険者ギルドが、例の呪具の件で全体が取り調べを行っている状況なので、勿論、昨日よりも前の日からダンジョンに入っていた者以外は、ダンジョンに入れなくなっている。
だが、冒険者にはお金に困っていて、ダンジョンに入ったり依頼を受け、稼がないといけない者もいるので、そこら辺の応急処置はある。
そのような人物からの申請により、取り調べを早く受けさせ、生活を維持できる程の依頼を受けさせている。
そのため、都市中の慈善活動の様な依頼、つまりEランク相当の常時依頼は受けられるし、緊急性の高い依頼などを特例で受けられるようになっている(勿論、ダンジョン内部に関する依頼はキャンセル)。
その結果、冒険者ギルドだけではなく、都市全体というか主に商会商人達などの経済が一時停滞していた。
まあ1日で、殆ど解決するようにギルド職員や領主達が頑張ったのだろう。
冒険者ギルドの領主及び都市全体への賠償金額は、そこそこの額であった事で察すことはできるが。
「取り敢えず、今すぐに領主の所へ行こうか?」
「そうですね。」
「分かりました。では、向かいましょうか。」
と騎士のリーダーが言いその場で合図すると、直ぐ近場に置いていたらしい馬車と御者がやって来た。その馬車には、ここを統治している貴族の証である家紋が刻まれていた。そして、貴族だからと言って豪華な馬車というよりも、威厳出すために最小限に装飾が施されていて、性能重視という様な馬車である。
その馬車が俺達の前に止まり、御者が乗れる事を騎士のリーダーに伝えると、騎士のリーダーが俺達に乗るように勧めた。
勧められたように俺達は馬車に乗ると、馬車は御者の合図の元動きだし、最初はゆっくりと走りだし、次第に都市中の通行人に邪魔や危険にならない速度で加速し走り出す。
馬車に乗っている間は、騎士のリーダーにアルテルナ伯爵の人物像について尋ねたり、まだ自分達が行った事の無い場所や有名スポットやこの都市の事情を聞いていた。
「......そうなのか。じゃあ、ここ最近魔族が国境周辺に現われたと?」
「ああ、そんなんだ。いずれ、冒険者達にも依頼を出すかも知れないらし、僕たち騎士団が調査すかも知れないと、噂になっているんだ。」
「...ここで話して良い内容じゃなくね?」
「別に大丈夫だよ。ここの馬車には、防音機能がついてて外に漏れる心配は無いし、君達にも話してもらっても構わないと伺っている。でも、この情報を他人に話すのは控えてね。」
「目的地に着きました。」
「そうかい、分かった。じゃあ、行こうか2人とも。」
どうやら伯爵邸についた様なので、大きな門の前に止まった馬車から降りて馬車の外に出る。
伯爵邸はかなりの広さを誇っており、一般的な家の何倍かの広さに広大な庭がある。
その庭には色とりどりな花々が多く植えられており、その近くには観賞用に設置されている椅子と机が数個あり、人工の少し大きな池もある。
余程優秀な庭師が管理している事が分かる。
そして肝心な屋敷は、見る者に不愉快を抱かせないどころか素晴らしいと称す者が大半だと思われる程、綺麗で素晴らしいできであった。
それから騎士のリーダーの案内の元、伯爵邸に玄関から入る。
伯爵邸の中は、廊下が広く全体的に白色で塗装されており、床は少し明るめの赤のカーペットが敷かれている。そして己の役職を果たす為か、多くのメイドや執事や騎士などといった伯爵邸で雇われている者達が行き来していた。
「マーナさん、伯爵様と会談する予定の例の2人の客人を連れて来たんだけれども。何処に行けば良いかな?」
「まあ、例の客人ですか。旦那様は現在は他の客人に会う予定は無いそうなので、いつもの様に書斎にて、書類仕事を行っています。今すぐに旦那様に報告しておきますので、応接室まで案会してください。」
と、騎士のリーダーがメイドに行く場所を尋ねて、メイドは場所を教えると、直ぐさま報告する為に急ぎ足でその場を離れた。
「では応接室に行き、待ってようか?」
「分かった。」「分かりました。」
と、騎士のリーダーの案内の元、周りを見るために止めていた足を再び動かし、応接室へと向かった。
歩いて数分で目的地である応接室へ着き、扉を開き入る事にした。
中は、ある程度見栄を張るためか、美術品が数点ほど飾られたり置かれていたりしている。勿論、美術品には魔道具で保護がされており、荒くれ者を相手にしても大丈夫な様になっている。
そして部屋の様子はかなり清潔に保たれていて、日頃からメイドや執事や掃除担当者が手入れをしている事が分かる。
席に着いても良いよう騎士のリーダーに言われると、近くに置かれているソファーに座り、その部屋に置かれている美術品を、ローナと共に眺め時間を潰す。
それから約10分後に部屋の扉がノックする音が聞こえる。
「どちら様でしょうか?」
「私だ、アルテルナだ。」
「アルテルナ伯爵様でしたか。今すぐに扉を開けます。」
と、騎士のリーダーが、ドア越しにいる人物に誰なのか尋ねると、伯爵が返事をして直ぐさま騎士のリーダーが扉を開ける。
その様子に俺達も立ち上がり伯爵が来るのを待つ。
「...初めましてだな。お二人さん。俺がここの都市を統括している。アルテルナ=フォン=カルトだ。よろしく。...ああ勿論敬語じゃなくても良いぞ?変に堅苦しいのは苦手だし、ここは言わば冒険者の町とも言っても良いほどの都市だから、冒険者自体に会うのも多々あるからな。まあ、余所ではやるなよ?面倒事になるからな。」
「そうか、参考させて貰うよ。ああ、俺の名前はユージだ。よろしく。」
「私はローナです。本日は、よろしくお願いします。」
と、気さくさに伯爵が挨拶をし、この状況に慣れている俺はともかくローナは、少し緊張気味でをした。
今回もこの作品を読んで頂きありがとうございます。
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次回は、出来ればなるべく早めに投稿します。
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