14.Sランクパーティー雷狼牙の帰還と100階層路破
少し遅れてしまって、誠に申し訳ございませんでした。
少し、内容をどうするか迷ってしまって、結局、早めに投稿できませんでした(言い訳)。
〈side:Sランク冒険者〉
「久しぶりの地上だな。」
「そうだな。」「ええ。」「ああ。」「そうですね。」
カントが心の底から、喜びに満ち溢れるかのように呟き、それに賛同するかのように返答する。
「取り敢えずギルドに行くが、お前らはどうする?先の少年少女の件と90階層突破の件の報告に、アイテムバックに入っている貴重な素材を換金するために行くんだが、どうする?」
「私は行くぞ。見ての通り装備はボロボロだが、体全体は回復をしてもらったからな。」
と、リーダーであるカロンが仲間達に尋ねるが、カロンが代表して皆でギルドに行くと賛同した。
「わかった。では行こうか、久しぶりにギルドに。」
とカントが言いだし、Sランクパーティーの雷狼牙のメンバーは、久しぶりの冒険者ギルドに行くために歩き出した。
それから十数分、Sランクパーティーで有名人なので行き先の道中に、都市の住民やこれから依頼やダンジョンに向かおうとする冒険者に注目を集めながら、冒険者ギルドに到着する。
冒険者ギルドに雷狼牙のメンバーが冒険者ギルドの中に入ると、まだ昼間で中には雷狼牙のメンバー同様に、ある程度の期間の依頼・ダンジョン探索をしていたものや、中にある冒険者専用のレストラン兼酒場で飲食している冒険者達と一部の冒険者ギルドの職員がいた。
その冒険者達や冒険者ギルドの職員達は、直ぐに入ってきた雷狼牙のメンバーに対して視線を向けて、驚き・敬い・嫉妬など様々な反応をした。
「お疲れ様です、雷狼牙の皆様。前回より、かなり早くのダンジョンから帰還ですね?...もしかして90階層を攻略しましたか?」
と、雷狼牙の専属受付嬢が受付を担当し、今回のダンジョン探索の話を聞こうとする。その周りでは、冒険者達や冒険者ギルドの職員が、興味津々で耳を傾けて話を聞いている。
「あぁ、無事に攻略できた...って言っても、俺達は助けられたんだがな。ボス部屋でな。」
「あぁ、そうだな。」
と、代表するようにリーダーとしてカントが受付嬢に報告すると、それを固定するかのように仲間達も賛同してきた。
その事を聞き、周りの冒険者や職員を含め、専属受付嬢は顔を引き攣らせて確認をしてきた。
「......まさかと思いますが、それは、まだ成人に成り立てのような外見をした男女2人組ですか?」
「ん?あぁ、そうだ。それにしてもよく知っているな?まああれ程常識外れな奴等だからそこそこ有名なのか?」
「......有名どころの話ではありません。」
と、カントが受付嬢の質問に疑問を感じながら答えると、専属受付嬢はそれに対して溜め息をつきながら呆れ、説明をしだした。
「簡単に言いますと、Dランク冒険者と元Aランク冒険者であるギルドマスターを、決闘と模擬戦で軽くひねり潰し、ギルドマスターが認め、そして約3日程で80階層...では無く、ボス部屋であったというなら90階層を最速で攻略してきた方達です。その2名のお名前は、男性の方がユージ、女性の方がローナという方達です。両者様とも最近というか4日前程に登録し、最短でDランク冒険者になった15歳です。」
その言葉に、雷狼牙のメンバー全員が驚きに満ちた表情を浮かべた。
「......その情報は真実か?いや、仲間達に聞くところ、それ程の力を持っている事は解るのだが。...本当に15歳なのか?ちょっと、いくら最上級適正職業でも無理なのでは...?」
と、斥候約もバルトが、真実かどうか聞いてきた。
「ええ、全て真実です。そして、そのあまり個人情報を他人に教えるのわ禁止事項なのですが...。まあ、ある程度噂になっていますから少しだけ話しますけど、ローナさんは最上級適正職業なのですが、その...」
「なんだ?ユージの方は何かあるのか?彼ほどの剣と魔術の腕前だ。最低でも魔法剣士系統の上級適正職業なのでは無いか?」
「いえ、違います。ユージ様は、その...、ステータスが無いみたいなんです。」
「......ん?聞こえなかった。もう一度言ってくれるか?俺にはステータスが無いと聞こえたのだが...。」
「わたしもだ。」
「僕もです。」
「はい、ユージ様はステータスが無いと言うよりも表記されていないですよ。」
「まじか?」
「本当です。なんなら、王都からこちらに立ち寄った人達やギルドマスターに聞いて下さい。」
「「「「「.........。」」」」」
専属受付嬢が2人の情報について話すと、聞いていた仲間達も含めて、驚き過ぎて固まってしまった。
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先程、Sランクパーティーを助けた俺達は、助け出す前と同様にダンジョン探索を再開した。
で、見たところ91階層からは、殆どがA-ランクが最低ランクで、例外だとB+ランクのオークジェネラルを率いたS-ランクのオークキングや、A+ランクの縦横と共にとても大きく、全長4メートルを超える大きさを持つビッグダガー、それに、S-ランクの全身が魔土で形成された全長約2.5メートルのマジックゴーレム(魔力を過剰に含んで、一種の魔道具化をしている魔土のゴーレム)が存在している。
そして何よりも、他にも様々な魔物はいたが、90階層のボスであった下級竜種もたまにしか遭遇しないが、様々な通常属性の竜がいた。
「まぁ、だからなんだって言うんだがな。」
と、俺は言いつつ、即死魔法や様々な魔法を使い、一撃で魔物達を倒し道を進んでいる。
「そうですね。あんまり変わらないような...。強いて言うならば、魔物のエンカウント率が少し上がった位でしょうか。」
と、ローナも一撃で倒して、俺と共にダンジョン探索をしている。
まぁ、ローナもいちいち斬り伏せるのが面倒になったのか、魔術・魔法に切り替えて、練習のついでに使用し倒している。
そんな感じでダンジョン内を更に進み、1時間30分程で100階層のボス部屋に着いて、サクッと倒して地上に戻った。
ちなみに100階層のボスは、エンシェント・ウルフと言うS+ランクで、全長4メートルの大型の白狼が3体であった。
今回もこの作品を読んで頂きありがとうございます。
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次回は、できたら早めに投稿します(最低、通常の2日間以内)。
次回もこの作品をよろしくお願いします。




