3.自身の能力の再構築と王の登場
まぁ確かに、こんな事ステータスの表示だったら嘲笑いや嫌悪感を含んだ会話になるよな。
別にステータスが表示されなくても、何も問題ない。自分の実力を把握しているし、使用することができるからな。
だけどまさか、今記憶を取り戻せると思わなかったよ。最初の頃は生まれた時から、記憶を持っていたのに、最近では10~15歳位の中でランダムに記憶が戻るんだよな
(とりあえず記憶を取り戻したから、演算システムの呼び起こさなければな。)
と、思い魔術を詠唱し始めた。
「ФЬЧаЬЩЭЮХЭзеЯЫЧЬ」
この世界の共通語では無い言語で詠唱し、自身の魂に眠っている演算システム:[ソール]を呼び起こした。
『久しぶりですマスター。今回は15年ぶりですね。とても会いたかったです!』
と、こんなにも感情豊かそうに聞こえるけれどもソールは、自立型演算システムである。
転生を繰り返し始めた頃に、自分の能力が高くなりすぎて、制御が難しくなった事と、いちいち転生する時に膨大な量の魔術を構築するのがしんどくなったから、魔術を使って自分の魂に搭載したものだ。
最初の頃は感情もなく、自分の戦闘をサポートすること位しかできなかった。けれども俺の実力が上がったり、毎回の戦闘や魔術行使などを計測したおかげでかなり性能が上がったよ。
今では、最も偉い階級の最上級神の中でも原初の大八柱の神々と呼ばれる、神々の中の一柱の情報や演算を司っている賢神よりも性能が遥かに高い。
俺が転生する時は、ソールをそのままにして転生すると、キャパオーバーで、その次元ごと吹き飛んでしまうらしい。俺の転移の場合も関係していて、なんでも、元々水がある程度入っているコップに更に俺達という水をたすイメージらしい。転生として能力を一時的に封印してその次元に入ったり、一定の能力値まで落としておかねば、エネルギーが過剰になり溢れて破裂してしまうらしい。もちろんやったことはないけど…。
だから毎回転生する時は、1度魂に保管という名の封印をするようにしている。
(今回も頼むぞソール。とりあえず肉体の再構築を頼む。)
『わかりました。では実行します…肉体の再構築完了しました。魔力・神力やその他のエネルギーに肉体の強度も100%の構築が確認されました。現在は全開放中です。どうしますマスター?』
(そのままでいいが、今回も出力の調整を頼む)
『かしこまりました、マスター。』
と、そんな感じに自分の能力とソールの解放をしていたら、貴族や神官達が左右に分けて道を開けた。そこから、とても高級感溢れる衣服に黄金でところどころ細工された冠を被った、黒髪に少し白髪のある40代位の男性がこちらにやってきた。
「お前たちが最上級適正職業に選ばれた者達か?余の名はアルマン=フォン=アルデンだ。少しお前たちと話がしたい。」
と、俺以外の4人に用があるみたいだ。まぁ当たり前だろうな。この世界でこいつら強い方みたいだし…ちょっと待て、こいつらに俺の加護を渡してないか?。4人に神眼を使った。
案の定ってやつだよ。鑑定したら称号欄に超越者の加護ってなっていたし。多分だが記憶を取り戻す前の幼い頃に無意識に加護を渡していたみたいだ。
まぁ別に大丈夫だけどな。加護を渡した本人に対して良くない感情があったら自動で消えるからな。
「まさか王様ですか?」
と、ギルが、ガチガチになって尋ねた。
「そうだ、余は王である。ここで言うのは少し不味いが魔族との戦争についての話だ。」
と、言った。
《ステータスについて》
〈体力〉
・HPのようなもの
・体力の数値によって皮膚に張り付くように透明なバリアが形成される。
・[攻撃力の何%(部位によって変化)-自身の防御力]によって体力は減少する
・体力が0になっても死ぬことはないが、バリアは消滅する。
・自分の体力+防御力よりも遥かに高い攻撃を喰らうとバリア関係なく部位切断(破壊)や即死になる。
・基本的な体力は非戦闘向けの適正職業の初期は15~~45位、Lvが上がるごとに1〜3上昇。戦闘職向けの適正職業は50〜位(適正職業や才能による)、Lvが上がるごとに3~位(適正職業や才能による)上昇。
〈その他〉
・武具の装着やスキルと称号などの底上げされた数値も表示される。
・基本的には幸運以外、非戦闘向けの適正職業は5~15位で、Lvが上がるごとに1~3上昇する。戦闘向けの適正職業は25〜位で、Lvが上がるごとに3〜位(適正職業や才能による)上昇。
・幸運値は基本固定(スキルや加護やマジックアイテムによって増加可能)
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