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超越者の冒険録  作者: 油ーラ
2章.迷宮都市アルテルナと1つ目のライフガベレージ
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2.迷宮都市アルテルナへ到着と冒険者登録1

本当に誠に申し上げございませんでした。

大幅に遅れてしまいました(泣)。

迷宮都市アルテルナへと到着した俺たちは、まず中に入るために門の前の行列へと並んだ。

俺たちみたいな冒険者になり、ダンジョンに挑む人たちや依頼で外へと行き来する歴戦の冒険者やダンジョン産の素材やアイテムなど商機を目的とした商人までいた。


そして、並び始めてから数十分ほど経ち、ようやく俺たちの番へとなった。


「長らくお待たせしました。ようこそ、迷宮都市アルテルナへ!この都市へやって来た理由は......君たちも冒険者でダンジョン探索かな?それともステータス鑑定版をもらって、新たに冒険者登録をするのかな?」

「はい、そうです。ここで冒険者登録をし、ダンジョン探索をしようと思い、来ました。」

「私も同じです。」

「わかったよ。じゃあ、この魔道具の判定装置に触れてね」


と、俺らは門番の人に言われたように、犯罪があるかないかを色で判断できる装置である、魔道具の判定装置に手を当てた。


「うん、大丈夫そうだね。では改めて、ようこそ迷宮都市アルテルナへ!歓迎するよ。あぁ、冒険者ギルドは、ここをくぐって真っ直ぐ行き、大きな建物が左側にあるからね。」

「「ありがとうございます。」」


俺たちは、冒険者ギルドへの行き方を教えてくれた門番の人にお礼を言い、門を門をくぐり抜け、都市へと入って行った。

都市の中は、住民や冒険者や商人など色々な人があちこち行き来していて、下手したら、王都よりも活気に溢れていると思われる。

そして都市の見栄えは、王都と同格位に発展しており、多くの人が通れるように広々とし、さすがに多くの人が行き来しているので、少し地面がでこぼこしているが、ある程度整っている。そして、家や店の建物も綺麗に整えられ、都市全体には、他の魔道具も多少設置されているが、魔道具の街灯が一定距離ごとに設置されていた。

この世界では、かなり発展しているだろう。


「とりあえず、先に冒険者ギルドへ行くか?それとも宿を取っておくか?」

「先に冒険者ギルドへ行きたいと思います!」


と、俺はローナに尋ねると、珍しくウキウキとし少しはしゃいだ様子で、ローナが返答した。まあ、ステータスには表示されなくなったが、俺も含め(肉体的に)成人になったとは言え、15歳になったばかりだ。このはしゃぎようにも納得する。


「じゃあ、いくか!冒険者ギルドへ!」

「ユージユージ、私も人の事言えないけれども、なんだか楽しそうだね。」


どうやら(精神年齢不明)俺もでした......。


と、ローナと会話をしつつ冒険者ギルドへとたどり着いた。

冒険者ギルドは、木造で建てられており、二階建てで縦横とともに幅広く建てられている。

その冒険者ギルドの前には、多くの鎧やローブを着用し、武器を所持した冒険者だと思われる人たちがいた。


「じゃあ、中に入るか。」

「うん、はいりましょう。」


と俺らは言い、中へと入っていった。

中は、外にいた冒険者の人達よりも多く、依頼が貼っていると思われる掲示板の前に、1~5、6人位のパーティーが複数いたり、依頼が終わったり、ダンジョン探索を切り上げて帰って来たからなのか受付の場所らしい所に、多くの冒険者や複数の受付嬢がいた。そして、打ち上げなのか、それとも依頼に失敗し、反省会なのか昼間からギルド内部にあるレストラン兼酒場で、酒をあびている人もいる。

取りあえず俺らは、受付場だろうと思われる所へ並び、順番が来るまで待った。


それから数分後、とうとう俺たちの番になった。


「ようこそ冒険者ギルドへ。私はヘレンと言います。今回はどのようなご用件で?」


と、茶髪に少し黒めの茶色の瞳をし、顔立ちがすこしゆったりで天然が入っていそうな、巨乳の受付嬢が営業スマイルを貼り付けて、こちらに尋ねてきた。


「いや、今回は冒険者へ新規登録をしにきた。隣にいるローナも一緒にだ。」

「そうですか。では貴方たちは、最近15歳の成人を迎えたばかりですか?」

「そうだ。」「そうです。」

「わかりました。では、簡単な説明からしますね。冒険者は守るべき規律や注意すべき点があります。

1つ目は、村や町や都市での指定区域以外や緊急時以外での武器の使用は禁止です。これは法律でも定められていることです。

2つ目に、公共の場での迷惑行為または犯罪行為は禁止です。まあこれも当たり前なことですが。

3つ目に、仲間内での殺害や陥れる行為の禁止です。これをした場合は、憲兵に捕まる以前に、冒険者として、いや、人としての信用を無くします。くれぐれも魔が差して、行わないように。

4つ目に、依頼の失敗した時のことです。失敗した場合は、もちろんの事報酬は貰えません。そして、罰金の請求がされます。くれぐれも自分にあった依頼を受けてください。

5つ目に、殆どの依頼には、期間が設けられます。期間を越えてしまったら、余程の事が無い限り、依頼失敗となります。くれぐれも気を付けてください。

6つ目に、ご存じかも知れませんが、冒険者にはランクがあります。下からF・E・D・C・B・A・Sとなっております。一番多い冒険者ランクは、Cランクとなっています。一部の才能を持っている人や行動に問題が無い人は、Bランクより上でAランク冒険者は、この大陸で、100~150人程で、それよりも上のSランクは、この大陸で7人で、世界で30人いるかいなかです。

A・Sランクとなると、それは凄くて、一騎当千と言われる程の実力者です。

7つ目に、依頼を受注する時には、何人かでパーティーを組んで、行うことができます。その時には、パーティーランクという物が生じ、仲間のランクの平均+1段階上のランクとなります。臨時でも固定パーティーでも変わりません。1つ注意するべき事は、報酬の分配です。パーティー内では、もめないようにしましょう。

8つ目に、ランクの上げ方は、例外はありますが、Dランクまでは自分のランクの依頼の成功数で、Cランク以上となると依頼の成功数だけでは無く、試験が行う必要があります。ですが同ランクで無くても良いので、貢献することでランクがあがります。

これらの事に気をつけてください。説明は以上です。何かご質問は?」


と、受付嬢のヘレンが丁寧に説明する。


「あぁ、特に無いが二つ程」

「なんでしょう?」

「ランクの飛び級は可能か?そしてこの都市にあるダンジョンは、どのランクでも入れるのか?」


と、俺は質問した。


「はい、ランクの飛び級は可能です。ただ、その場合はBランク冒険者の方に試験をやってもらう必要があります。もちろん例外はありますが、基本Dランクまでです。

そしてダンジョンの事ですが、誰でも入る事は可能です。」

「わかった。では、俺ら2人とも飛び級の試験を受ける。」

「...本当によろしいので?」

「あぁ、大丈...」

「おい、ガキぃ。てめぇなめているのか?」


俺が大丈夫と言おうとすると、突然俺の言葉を遮るように言い、後ろから3人組の男性達がやって来た。

どうやら、20代半ばだと思われる、いかつい男性たちである。


「ダラさん達何をしているのですか!落ち着いてください!」

「ヘレンちゃんはちょっと黙ってな。ちょっとそこのガキを躾けるだけだ。おいガキ。」

「なんだ?」


俺は受付嬢のヘレンとは違い、敬う必要性が無いと判断し、乱暴な口調で聞き返した。


「...っ、どうやら、俺たちにしばかれたいようだなぁ?」

「どこにそんな要素があった?」

「全部だよ全部!ただのガキが飛び級したいと言うし、なによりお前よりも先輩なDランク冒険者であるこの俺に、そんななめた態度しやがって。」

「はぁ~。」

「その態度だ!まぁ良い、向こうに訓練場があるんだよ。決闘しようぜ。」

「受けるメッリトが無いんだが。」

「なんだ?怖じ気ついたのか?」

「?どこにだ?」


段々と、目の前の奴の言っていることがわからなくなってくるのだが?しかも怖じ気つく?ただ単純な事を言っただけなんだが?どこをどうしたらそのような解釈になるのだろう?

と、俺は純粋に疑問に思っていると、目の前の男性は顔を真っ赤に染めた。


「良いだろう、そこまでなめているなら、徹底的に潰してやる。」

「はっ?だからやる意味ないだろが。」

「じゃあ、全額かければいいだろ」

「そうだな、それがいい。」


と、俺と目の前の男性の会話に、いやらしい顔を浮かべながら2人の男性の仲間が言ってきた。


「はぁ~わかった。受付嬢さん、契約書持ってる?」

「よろしいので?」


俺が尋ねると、ヘレンさんが契約書を取り出しながら、遠慮がちに尋ねてきた。


「大丈夫だ。大した問題じゃない。」

「そう...ですか...健闘を祈ります。」


そして、俺と3人の男性冒険者は契約書を書き、決闘をするために訓練場へと向かい、互いに距離を取り、向かいあった。

周囲には、先ほどの会話を聞いていたり、他の人から聞いたりして、多くの人数が見に来ていた。


「?良いのか、3人ではなくて。」


俺は心底疑問に思って尋ねてみた。その俺の言葉に3人が憤慨した様子になった。だが1人の男性が、直ぐに顔を喜色に浮かべた。


「そうかわかったよ。ありがたく3人で相手をしてやるよ。それよりもさぁ、お前の近くにいた女さぁ、彼女?良い女だよぁ。」

「そうだな、これ終わったら俺らの物にしようぜ!」

「そうしようか。体つきもいいし。」


と、馬鹿なことをほざいていた。


よし、こいつらは潰す。

そう思い、俺はある程度手加減し、失神寸前な殺気にも近い威圧をした。

そして、威圧したときに生じたどす黒い何かは、周りから見て、まるで死神や地獄の閻魔のような、触れてはいけない代物だった。

今回もこの作品を読んで頂きありがとうございました。

誤字脱字や感想なども頂けるとありがたいです。

次回こそは早めに投稿します。

次回もよろしくお願いします。

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