閑話.とある妖狐
すみません、短くなりました。
そしてここまでの閑話なんですが、2章以降の伏線なので読んで頂けたらありがたいです。
〈side:???〉
そこは、辺り全体が落ち着いた雰囲気をし、少し暗く広い部屋であった。
その部屋には、ある程度の生活ができる位の家具や趣味だろうか、沢山の書物が置かれた、本棚がズラッと並んでいた。
だが部屋中、乱雑に散らかっていた。
そしてその部屋のベットには、1人の狐耳を生やした妖艶な女性が、寝そべりながら本を読みふけていた。
「そろそろ、飽きたのぉ〜。確かに面白いのじゃが、何度読んでいては、飽きるのじゃ。」
と言い、一人の女性がうーんと背筋を伸ばした。
その女性は、淡い黄色の髪と瞳をし、綺麗とも評してもいい整った顔立ちをし、何よりも特大な胸をしている。
その女性は、人族と違って、頭から上に狐耳があったり、お尻の方には、八つの狐の尾を携えている。
そう、この女性は獣人族の狐人に該当する。
「というか、このダンジョンに篭って何年たったのじゃ?軽く1000年位かのう?そろそろ外へ出るべきかのう?」
と、女性は誰かに確認を取るかのように、独り言を呟きながら立ち上がった。
でも、直ぐに自分の現状を思い出し、落胆した。
「そうじゃった、このダンジョンにボスとして、囚われていたんだった。あと、数百年その辺の魔物共を倒し、レベルを上げれば神へと至り出るかもしれんがなぁ……。ハァ〜、困ったものじゃ。」
と、女性は呟く。
そう狐人らしき女性は、1000以上前にダンジョンへと囚われてしまった。
そして現在は、妖狐の亜神になっている。
そもそも最初のダンジョンも今よりも小さく、全100層位であったが、攻略しに来た冒険者の使用したり、死体にある魔力や狐人などの複数の存在の魔力の影響で、1000層まで形成された。
そのせいか、ボスとして囚われていても、狐人の女性は、自身が保有する数倍の魔力の魔力で、強引に脱出できたのに、今では、下級神クラスの魔力を使用しなければ出られない。
「誰か助けに来てくんないかのぅ?退屈で退屈でつまらんのじゃ。と言っても、ここまで来れるかの話じゃのう?
確か、ここへ囚われる前だと勇者っていう存在がいたな。それなら可能性があるかも知らんがなぁ。
でも、何となくじゃが、近頃誰か来そうな感じがするな。」
と、少し期待するかの様に言い、まず腹ごしらえをするために、厨房へと向かった。
確かに近頃に、勇者というチンケな存在ではなく、現在冒険者になるためにこのダンジョンがある、迷宮都市へ向かっている2人の化け物がやってくる。
そもそも亜神である女性に勇者が幾ら束になっても勝てないのだが……。
外の情報は、このダンジョンへ囚われる前の物しかなく、勇者の事を過大評価していたのであった。
《デミゴットについて》
・実際には半人半神と亜神はほぼ同じ強さである。
・純粋に人族かそれ以外かの話である。
今回もこの作品を読んで頂きありがとうございます。
誤字脱字や感想なども頂けたらありがたいです!
次回もなるべく早く投稿します。
次回もよろしくお願いします。
次回から2章が始まります。




