閑話.とある四魔将・とある悪神
すみません、背景が上手く書けなかったと思います。
投げ出すような感じで申し訳ありませんが、発想豊かに想像してお楽しみください。
〈side:とある四魔将〉
そこは、全体の色やイメージ、そして文化が多少違うが、人類が築き上げた国とほぼ同じ、広大な国らしき所がある。
その中央には、全体的に濃紫色や黒色と言った、暗いイメージがつくような、「これぞ魔王城!」といった、豪華な城が建てられている。
そして、その玉座には1人の男性の魔族と、玉座の近くには2人のの男女の魔族がいた。そして、その玉座の周りにも、多くの貴族の魔族がいた。
「ようやく、あの邪魔な魔王も消え去り、我ら魔族が、この世を支配することができる!」
「そうだ、あの愚かな魔王は、人族を含め魔族以外の全ての種族に友好条約を結ぼうと、狂気の沙汰を起こす!何故あんな行動をしようとするのか!?」
「まぁ、いいじゃない。その邪魔な魔王ちゃんは、逃避して処理できなかったが、追い払えたじゃない。
それにしても、本当に謎よねぇ〜。私たち以外の劣等なる人類と友好条約を結ぼうなんて。」
玉座に脚を組んで座っている、大男とも表現できるほど、体格が大きいく(身長2メートル50センチ位)、濃紫色の髪に赤色の瞳で、肌が少し薄茶色に近い色をした、感情的な男性が言い始め。名をガシャルという。
それに同意するように、深青色の髪と瞳で、日焼けしたかのような茶色の肌で、厳格で堅物のような魔族の男性で、名をダダンという。
ダダンを落ち着かせようとする者は、赤色の先端が枝分かれしているようなロングヘアーで、朱色の瞳をした妖艶な魔族の女性で、名をカカリナという。
「それにしても、あの魔王はおかしな事を言っていたよなぁ?」
「何を言っていたのか?あぁ、「私達じゃ世界各国と全面戦争しても負けるのじゃ。そんな馬鹿げた事をするのはやめよ!」って言っていたな。」
「以外とダダンって声真似上手いのね?見た目によらずと言ったところね。」
「ははははぁ!これは愉快だなぁ!まさかエルフとかならいざ知らず、劣等種である人族の束ですら、俺らは負けるとも言うのか、あの魔王は?冗談にも程があるぞ?」
その3人は、追い出した魔王をネタにし、会話をして笑いあっていた。
「私ら四魔将……いや、今は三魔将かしら?あの裏切りの四魔将の一人が欠けたとはいえ、私達が負けるはずないでしょうが。」
「でも油断するな。人族には勇者と言われる人物が召喚されるのだぞ?以前の大戦時に先祖の魔王様が勇者に殺られたのだぞ。」
「ダダン、不安がるじゃねぇぞ?昔よりも今の時代の方が技術力や戦闘力が全体的に跳ね上がっているんだ。何より、」
「そうだわ、私達の神様が加護をくださったじゃないの。」
そう、この3名と一部の好戦的な魔族が神様から加護を貰っている。と言っても、テランが言う悪神のうちの一柱だが。
「ま、まぁ、そうなのだが……。所で、いつ人族の方に攻めるのだ?」
「あぁ、そうだったな。おいそこのお前!」
と、ガシャルが周りにいた一人の貴族を呼び出す。
その貴族の魔族は子爵の位を授かっている40代男性であった。
「今から人族の……えぇと、確か人族に四大迷宮と言われている迷宮都市があったろ?名前は忘れたが、あの憎き国のアルデン王国の近くにあったはずだ。そこを何名かの貴族と軍を率いて、堕としてこい。」
「お言葉ですが、何故迷宮都市を?」
「あそこは人族が管理しているが、一定水準のダンジョンがあるからだ。ダンジョンは資源が豊富だし、綺麗な状態で堕としてくれると、そのまま有効活用できるしな。」
「あぁ、なるほど。そして、その……。」
「案ずるな、堕とし暁には褒美を授ける。仲間を集って行け!」
「かしこまりました。」
とガシャルが一人の子爵の男性に説明し、命令すると、男性はすぐさま、その場にいる友好関係を結んでいる貴族達と話をし、数名と一緒に玉座から離れた。
「クックック、これからどうなるか楽しみだなぁ?精々足掻いてくれよ?」
と、愉快そうにガシャルが笑う。
しかしガシャルを含め、侵略戦争に賛成した魔族達は理解していなかった。
そもそも、確かに人族や他種族に比べ魔族は平均的にステータス上昇値や優秀なスキルを獲得する事ができるが、それでも人族の5倍から7倍位で、多数対一でも対処ができてしまう。
しかも技術力も周りの大国達とは、あまり変わらない。
何よりも、1つの大陸とはいえ、国は多くても、10カ国を超える。完全に人数差がつく。
それに三魔将で、他の魔族よりも圧倒的に強いが、それでも、1000人の人族を相手に壊滅させることができるが、10000人とかになると体力が持たないし、何よりも押し切られる。
一定数の虐殺はした事はあるが、本格的な戦争をした事が無いので、その辺の判断もできない。
そして最後に、例え悪神の加護を持っていても、2人の理不尽の権化ともいえる存在の前では、意味が無い。
今だ、自分達のしでかした事の重大さに気付けない魔族達は、一層清々しい愚かさであった。
〈side:とある悪神〉
「ねーえー、まだぁー?まだ遊ばないの?」
1つの周りが真っ暗な空間に、1つの少女のような少年のような声が響く。
「まだじゃ、まだ熟しておらんよ。もう少しで始められるぞ。」
と、先程の問に関して答えるかのように、1つの年寄りの男性ような、少しヨボヨボしたような声が響く。
「この間もそんな事言ってたよー。まだなの〜?」
「あらぁ?この間って言ってもつい最近じゃなぁい。」
1つの声に対して、咎めるかのような言葉を緩くほんわかしたかのような女性の声で言う。
「そうだぜっ!せっかく遊ぶんだ。そりゃ派手にやろう!」
と、青年の声で少年のようなウキウキしたような感じに言う。
今話した4人とも、思考や目に狂気の色を含んでいた。
「まぁ、時期に始めるのじゃ、少し待ちなされ、堕遊神ミラト。」
「ちぇ〜、わかったよ。カラトのおっちゃん。」
「堕ちた神とはいえ、神は年齢という概念などないんじゃが。」
と、10歳児のような子供と言える体型で、水色の少し長めの髪を2つに纏め、黄緑色の瞳をした少年で、名を堕遊神ミラトという。
ミラトの実力は、中級神位である。
そして、少しヨレヨレな体型で、白髪で黒色の瞳をしたお爺さんで、名を堕魔神カラトという。
元は、名を馳せる魔神であったが、現在は悪神に堕ちている。
そして実力は、上級神位である。
「楽しみですね本当に?絶望した人類を見るのは。」
「俺は、人類を使って戦争ゲームをするのが楽しみだぁー!」
と、妙齢で少しスレンダーともいえる体型をし、黒色のロングヘアーに、紫色の瞳をした女性で、名を堕愛神へスティナという。
実力は、上級神の一歩手前位である。
そして、楽しそうにはしゃぐガキ大将のような、灰色の髪を刈り上げて、赤の瞳をした男性で、名を悪虐神ロガンという。
ロガンは珍しい事に、他の三柱とは違い、悪神との間に生まれた存在であった。
実力は、三柱よりも上で最上級神位であった。
「で、どうよ?下界の様子は?」
「スマンが一部の部分しか見られんのじゃ。」
「どういうことですの?」
「一体どうしたって言うんだい?」
「どうやら一度下界に干渉した時に、下界の世界を管理している世界神に感ずかれそうになって、干渉範囲を狭めているんじゃよ。下界の世界を管理している神は余程優秀なのじゃろう。」
と、四柱は話していた。そのカラトの言葉に不安を覚えたミラトが、「どの位の強さなの?」と、尋ねた。
「あぁ、不安がる事はないぞ?あくまで感ずきそうであって、気付かれていないじゃろうから、中級神位じゃろう。」
「なんだぁ〜、じゃあ安心だね。」
「一応、緊急離脱用の空間を創造しとくからな。」
と、二柱は会話をした。
「楽しみだな!」
とロガンは、皆の気持ちを代弁するかのようにそう高らかに言った。
でも四柱は、感ずかれた時点で撤退をしていれば良かった。最悪の事態を想定していなかった。
真面目な中級神であるテランは、この事を既に上司である最上級神に報告していて、援軍を要請している。
しかも例え善神の軍勢との戦いに勝ったとしても、下界には、2人の超越者が存在している。
その事実に気づいていれば、悪神達にとって、最悪の事態を防げたというのに。
今回もこの作品を読んで頂きありがとうございます。
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