1.僕と幼馴染達
アルデン王国王都アルデン大通りに、多くの少年少女達が王都の中央付近にある神殿に、向かって歩いていた。
今日は中等部を卒業した15歳少年少女達が神殿で、個人のステータスが見れるステータス鑑定版を授かりに訪れていた。
僕は周囲を見渡すといつもは出入りが緩やかなのが自分のステータスが何の職業なのか、どのくらいの数値なのか気になってソワソワしている人が多く見れた。
そもそもステータスとは、その本人の向いている職業だったり身体能力だったり取得しているスキル、称号が乗っている。
歴史上では、人魔大戦が起こった時に召喚された勇者が職業勇者でスキルも多くステータス平均が1000を超えて人類史上らしい。
これを聞いた時はびっくりしたよ。だって基本ステータスは平均10前後で、冒険者でも騎士でも50前後だよ。確かにスキルは才能にもよるが努力すれば手に入る。けれどもステータスが約100倍っていうのはすごいね。
そもそもステータスていうのは、神様が私達人類に能力値を見れるように、作ったとも言われている。
でも、それ以前に最近、謎の夢を見るんだよなぁ。夢を見た記憶はあるのに内容がボヤけるんだよなぁ。
こんな事を考えていると、左から声が聞こえてきた。
「もう、ユージ聞いてる?ステータス鑑定版を貰うことに緊張はしてないの?」
左に振り向いて見ると赤色の髪に赤色の瞳で顔立ちも少し幼さを残しつつキリッとした顔立ちをし少し胸元が膨らんだ幼馴染のレーナが僕を見ている。
「あぁ、ごめんごめん僕も少し緊張しているよ。」
と答えたら、右から嘲笑うかのような声が聞こえてきた。
「どーせユージじゃハズレ職でステータスも低いだろ。中等部では最下位では無いにしろ中の下の方だっただろうが。」
金色の髪に青色の瞳でレーナと同様で少し幼さを残しつつも誰もがイケメンと言えるような顔立ちをしているギルが僕の方を嘲笑いながら見ていくる。
僕が反論しようとしたところで、
「ギル、そんな酷いこと言ったらダメですよ。」
と、ギルに対して、叱るような感じで言ったのが白色の髪に黄色の瞳で2人と同じように少し幼さを残しつつも顔立ちが整っていて胸も大きめでおっとりとした雰囲気の幼馴染のローナだ。
「そうだよギル本当の事を言っちゃ可哀想だろ。」
と、ギルと同じように嘲笑うかのような声で言うのは、黄緑の髪に薄い黄色の瞳をした少しギルよりも小柄で、イケメンと言うよりも少し可愛らしいとも言える少年はノワールだ。
「ノワールもそんな事言ってはダメですよ。」
と、まぁそんな感じだ。
えっ僕?まぁ僕は黒髪で青の瞳だよ。うん?イケメンかって?まぁ平均よりは上だけどイケメンか?と訪ねりたら微妙と答えるしかないよ。なんか周りの人達はイケメンだと言ってくるけど、お世辞だよなぁ。
幼馴染達がイケメンと美少女だから地味に僕は浮くんだよ。
それと、中等部での戦闘訓練や学力は、なんか違和感を感じるんだよなぁ。まるで自分の実力はこんなものじゃない。って何故か物足りないような気がするし、何かに塞き止められているような感じがするんだよ。
と考え、心の中でモヤモヤしていた。
「みんなはどんな適正職が良いの?」
とレーナがみんなに聞いてきた。
「俺は冒険者になりいからな。前衛職系統の適正職が良いな。」
「僕もそうだね。冒険者になりたいから弓使い系統の職か魔術師系統の職みたいな後衛職系統がいいね。」
「私は傷ついたみんなを癒せる回復術士系統の職かしら」
と、ギル・ノワール・ローナが言った。
「私も冒険者になりたいから、何か戦えるような適正職が良いよ!」
と、レーナが少し興奮気味に声を出した。
「僕も冒険者になりたいから、何か便利な適正職が良いよ。」
と、僕が言うと、ギルやノワールから少し冷たい目線を感じた。
気のせいか?
レーナの「着いたよ!!」と言う言葉を合図にして僕らは、神殿に着き自分たちの番になるまで待っていた。
待つこと数分、僕らが呼ばれたので神殿内にいる神官に従い奥へと向かった。
それは僕にとって、運命の分岐点だった。
読んでいただきありがとうございます!!
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次回から2日に1回で余裕があれば1日1、2回更新したいと思います。




