14.戦闘訓練・ローナの二振りの武器
と、俺らは飯を挟み訓練を再開した。
「では、ローナも自分の保有するエネルギーを確認できたから、次の段階へ行こう。」
「次は何をするのですか?」
「あぁ、次は演算システムを使って、戦闘訓練をしてもらう。」
「?戦闘訓練に何故演算システムですか?」
と、俺はローナに次に何をするのか言うと、ローナから質問がきた。
「何故って?簡単な話だ、演算システムに自分の最適な動きをしてもらい、体に馴染ませたり覚えたりするためだ。いくら超越者だろうと体の仕組みは、俺と違うだろうからな。ローナ自身の戦闘スタイルを確立させないといけない。」
と、俺はローナに説明した。
「でも、どうやって演算システムで最適な動きを訓練するのですか?」
「演算システムに命令すればできる。『一時的に私の体を操り最適な戦闘行動をしろ。』とか言ってな。一時的に演算システムに身をゆだねれば言い。武器は俺が作る。必要になったら声を掛けてくれ。それとある程度終わったら俺と模擬戦するぞ。」
「わかりました。あ、それと今更なんですが魔法ってなんですか?魔術ではないのですか?」
と、俺はローナから質問された。
「あぁ魔法と言うのは魔力を対象物・対象者・対象の空間に込めイメージをすることにより、具現化するものを魔法という。魔術と違って魔法陣や詠唱に縛られることが無く応用が効くが、しっかりと具現化する物をイメージしないと、発動はするが中途半端の効果になる。しかも魔術と同じで適正属性も同じだ。それ以外の属性を使うと本来の10倍以上の魔力消費をする。
応用的に使いたければ魔法、威力・効果重視や半永続的に使いたければ魔術となる。
では訓練をするように。」
と、俺はローナに魔法と魔術の説明をしローナから離れた。
(俺は俺で自分の戦闘訓練をしなければ行けないからな。)
と、俺はそう思い、まずはなんてことは無いただの鉄の剣を創造した。それで30分ほど剣舞をし、次に鉄の槍を創造した。
それからも時々飯休憩を挟みながら斧・弓・ナックル・大剣・短剣・刀・短刀・大刀・銃・ハンマー・終いには、鞭・ブーメラン・鎌まで創造し訓練をした。
途中、ローナから二振りの斧が欲しいと言われ、鉄の斧を2つ創造し渡した。
それからも俺は、体術を訓練したり魔法・魔術を混ぜた戦闘訓練やそれ以外のエネルギーを使用し戦闘訓練をした。
それから時間的に20日が経ち、俺はいつも通り訓練をしていたら、疲れた様子のローナがやってきた。
「ある程度戦闘をできるようになりました。」
「そうか、よくやったな。疲れてるだろ?今日はよく休め、残り3日間は俺と模擬戦だ。」
「いえ、でもあまり時間が…。」
「別に1日くらい俺らにとってはなんの問題もない。しかもしばらくローナは戦闘をする訳でもないだろ。それに疲れた様子で模擬戦をしても、長く持たないぞ?今はしっかりと休め。」
俺はそう言い、ローナをつれローナの両親の元に歩いていった。
「もう、お前たちには何も言わん。見るだけで疲れる。というか、ローナも逞しくなりすぎだろ。」
「私もです。もう娘はユージ君に託します。」
と、呆れと疲れを顔に浮かべた。ローナのご両親が俺に言ってきた。
「まだこの程度で驚かれていたら、身が持ちませんよ。明日からの3日間はもっと壮絶な訓練になります。今はローナを暖かく見守ってください。いくら超越者になったローナで、睡眠や飯休憩を挟んでいても、慣れないことなので疲労は溜まっています。」
と、俺はローナのご両親にそう話た。
「わかった、今はそこの布団で寝ているまだまだ幼いローナを見守り、労うとするか。」
「そうですね。私はローナの大好物の料理を作りましょうか。ユージ君、何か材料を出してくれませんくれません?」
と、ローナのご両親は、訓練詰めのローナを労うために行動した。
それから時間は経ち翌日。
「だいぶ回復したみたいだな。」
「はい、お陰様で!」
「ご両親には感謝の言葉を伝えとくのだぞ?」
「はい、ありがとうとしっかりと伝えました。」
「ならよろしい。これから模擬戦を始めるか。」
と、俺とローナは会話をし、俺は半径5キロメートルのドーム状の隔離結界を生源力を込めた魔術で展開した。
「この結界は俺の生源力で展開したものだ。余程の事が無い限り破れることはない。あぁ、そうだこれをあげるよ。」
と、俺は言い二振りの斧を創造した。1つは黒色をベースとし、金色の装飾が施されている両刃の斧で、もう1つは白色をベースとし金色の装飾が施されている両刃の斧だ。
性能を見ると…
〈名前:イルガル〉
〈性能:神器級〉
〈能力〉
・攻撃力100000+攻撃力10倍
・属性強化(闇・暗黒・混沌属性の威力10倍)
・不壊
・属性付与
・絶対貫通(ダメージ軽減・無効系統や完全ダメージ無効を貫通する。)
・攻撃範囲拡大(魔力・神力を込めると能力向上魔力魔力10000で10メートル拡大)
・攻撃範囲縮小(神力を込めると攻撃範囲拡大の能力は消えるが、かわりに一撃の威力が大幅に向上。任意で範囲拡大と切り替えられ、神力1に対して2倍の威力増える度に+0.5倍ずつ増加)
・リンク(〈神器:イルゲル〉と、セットで使うとお互いの能力を使用することができる。)
・瞬間装着
・使用者登録
〈使用制限〉
・階級:中級神以上
・攻撃力D+以上
〈説明〉
・イルシリーズ
・階級は神器級となっているが、超越者の魔力と神力によって創造されたことにより、通常の神器級よりも数段性能が向上している。
・素材は創造されたものだが、闇を司る黒龍神の牙と麟を加工し作られた。
・〈神器級イルゲル〉と同時に使用することで、能力を共有することができる。
〈名前:イルゲル〉
〈階級:神器級〉
〈能力〉
・魔力と神力が10倍向上
・魔術無詠唱
・魔力と神力の伝導率95%
・魔攻撃力100000+魔攻撃力10倍
・光属性と聖属性と神属性の威力10倍
・回復魔術と魔法使用時魔力激減(90%)
・回復時に範囲100メートルの人物まで拡大(範囲回復魔術と魔法関係なく)。
・エネルギー分解(相手の使用したエネルギーを切り込む事で、強制的に分解・霧散させる。)
・不壊
・リンク(〈神器:イルガル〉と、セットで使うとお互いの能力を共有することができる。)
・瞬間装着
・使用者登録
〈使用制限〉
・階級:中級神以上
・魔攻撃力D+以上
〈説明〉
・イルシリーズ
・階級は神器級となっているが、超越者の魔力・神力によって創造されたことにより、通常の神器級よりも数段性能が向上している。
・素材は創造されたものだが光を司る白龍神の牙と麟を加工し作られた
・〈神器級イルガル〉と同時に使用することで、能力を共有することができる。
と、2振りの斧の性能はこうなっていた。
「ありがとうございます!」
と、ローナはもう慣れたのか驚かず、二振りの斧を貰って大喜びしていた。というか今更気づいたが、年頃の娘が武器を貰って喜ぶって…。まぁその話は置いといて、
「では、模擬戦やろうか。俺の生源力でシールドを貼っとくから死亡の心配はないから安心するように。そしてチャレンジ精神を持って挑んで来るように。」
「はい、よろしくお願いしますね。」
と、俺らは模擬戦を開始した。
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