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超越者の冒険録  作者: 油ーラ
3章.前代未聞の冒険者ランク昇格
103/112

3.休暇とオークション3

大幅に遅れてしまってすみませんでした。

(言い訳ですが、保存していた今回の話が消えて書き直ししたためです。本当に申し訳ございません。)

それからオークションは順調に進んで行き二時間程経過した。

最初では手持ちが余りない人でも参加できるような金額の商品ばかりであったが、段々と高品質高額の商品が展示されていき、今ではかなり高額の商品を中心としした競り合いになっていた。


「さあ、次の出品商品はぁーこちらっ!!こちらの商品はこの都市で有名である鍛冶師ゴルッグの作品である大剣ですっ!!商品説明と鑑定班によると、こちらの大剣はダンジョン60階層ボスであるB+ランクのミノタウロスの角をベースに作られていまして、制作時に魔術加工を施しており魔装具となっておりますっ!!この大剣の魔装具の効果は主に三つ程ありまして、一つ目が装備者の攻撃力が+50っ!!二つ目に大剣自体に軽量化の効果があり、通常よりも軽く持ち上げる事ができます。大体どの位かと言うと片手直剣の木剣位の重さで、かなり大剣だと思えない程の軽さで御座いますっ!!そして三つ目の効果で、装備者本人の魔攻撃力が+20で、技やスキルを使う際の威力と効果アップが望める効果で御座います。勿論、切れ味と劣化にもかなり強く、かなりの業物ですっ!!……大剣装備者の皆様、今が変え時で御座います。この業物と共に進級しましょうっ!!この大剣は2000万Gからのスタートですっ!!」


庶民から冒険者そして貴族達までも熱狂しており、会場一帯が熱気に包まっれていた。


……それに対して俺の隣にいるローナは唖然としており、それと同時にローナの中にいるセイは呆れているようであった。


まあ、どうしてか分かる……と言うよりも、現在進行形で


「あはははっ、あの装備の階級と品質で2000万Gですかぁ~。では私たちが出品した商品は幾らになるのでしょうか?総額、軽く100億超えるのではないのでしょうか?凄いですねぇ~大金ですよ大金。」


と、かなり混乱気味でというか現実逃避気味にうわ言を言っている。


まあ、何となく理由は分かる。

オークションが始まる前にも考えた事だが、俺達がダンジョンで討伐した魔物の素材や宝などの一部を冒険者ギルドで換金・売却した際には10~20億程貰っている。その際に換金・売却した魔物の素材や宝などは、50階層前後までの宝とAランク+とSランク−くらいまでの魔物の素材しか換金・売却しなかったし、そもそも、量が多くて換金できなかった物もあるので、今回のオークションで出品した一つ一つの代物の正確な値段を把握していないし、そもそも1ランク上がるごとに2倍3倍位の値段しか上がらないと考えている可能性がある。


まあ、ドンマイと言うしかないな。

俺が普段からかなり高階級の物を使用しているという事もあるし、そもそもローナに上げた武器が神器級で下位者にとっては高階級と言えない程の優れものを何気なく(当初は階級が高すぎてかなり緊張していたが)使っているから、価値観が狂ったのであろう。


うん、俺のせいではないと言いたい。……言いたいなぁ。言える自身ねぇわ。


まあ、この機会に、自分がどの位の認識だったか見つめ直してもらおう(完全に棚に上げる)。


それから更に1時間程が経過し、ようやく俺達以外の出品商品が出終わったといった所であった。

最後の方になって来ると、流石にかなり高品質な物になるのか始まりの値段が10億Gとかからのスタートであった。

その時点で、何かを悟りましたと言わんばかりに、ローナの表情は何か何処か抜けているよな笑顔で、


「賭けは私の負けですね。それよりも一体幾らになるのでしょうか?大金を手に入れたら教会に全額寄付しましょう。テラン神も大喜びしますよ。きっと。」


と、思ってもいない事を言い出す始末。というか、テランの奴が聞いていたら、何か苦虫を嚙み潰したような表情になりつつ、「ありがとう御座います。」言いに来るに違いない。


そもそもローナは確かに優しいのだが、流石に無償で全額寄付するほど頭お花畑と言える程の天然さんではないはずだ。うん、ないはずだ。


そんな事を思っていたら、オークション司会者の人がまるで一仕事を終えたように汗を掻いていないにも関わらず額を腕でゴシゴシと拭うと、また力が入ったかのように、手元にある音声拡張機と口元(喉元)あ力みだし、オークション参加者に対して声を発した。


「さて皆さまこれまでオークションにご参加してくださいありがとうございました。皆さまの出品した商品の数々がどれも素晴らしい物ばかりで、今年は大盛り上がりでオークションを進行できましたっ!!だが、まだですっ!!まだ肝心な商品が皆さまの瞳に映しだされていません!!そうですっ!!オークション開始前にも言いましたが、あの黒月と聖乙女が出品した商品がありますっ!!出品商品は殆どがダンジョン産の物なのですが、未だ冒険者達が到達したことの無い101階層以降の魔物素材の素材や植物や食物とかなり希少な物ばかりですっ!!しかもこの近くの地域で棲息している魔物や植物ではなく、棲息上、付近では入手不可能な物から完全に人の手に入れる事が不可能な物まで御座いますっ!!まさにこれから出品される商品が本日本命だと言わんばかりの商品ですっ!!それでは、オークションを継続させてもらいますっ!!」

『うぉぉぉぉぉー!!』


と、司会者が堂々と宣言し、それから俺達の出品した商品の競り合いになる。

というか、良いのか司会者?堂々と本命とか言ってしまって?まあ、参加者達も開催者達も何も言わないんだから別に良いか。


後は、今参加している参加者達なのだが、俺達が言うのも何だが、金あるのか?

まあ、俺達には関係無いから別に良いか。


そして、次々と商品の展示、次々と競り合い、次々と落札と言った感じに前半よりも熱気に包まれオークションが進んでいた。


実際に、後半が始まり大体3時間程経過し、大体オークションに出品した中で下から中くらいの出品した商品だけで、もう既に5000億Gは超えており、隣にいるローナは完全に無反応であった。


まあ、うん……。


それから更に2時間程が経過し、とうとう俺達が出品したダンジョン産の商品は全部落札した。

この時点で、金額は20兆程に上り詰めていた。


ちっ、クソ、やはり数が関わってくるとソールの方が上手か、僅かな差で負けた。


今回の賭けは、やはり演算システムだからかソールが勝った。実際は本当に僅かな差で俺の方が多く金額を予想しており、惜しかった。……完全に負け惜しみを言っている感じがするが、まあ、そういう事だ。


それでとうとう最後の出品商品になった。


えっ?全部出し切ったと言わなかったっけ?まあ、ダンジョン産の物はな。

最後の商品は俺が直々に魔物の素材を加工して作った長剣だよ。


『えっ?マスター、待って下さい。まさかマスターが加工した物を出品したのですかっ!?いつの間にっ!?』


すまん、ソール許せ。別に俺はダンジョン産のみとは言っていない。全力で秘蔵させてもらったっ!!

オークションの出品受付者には無理を言って出させてもらった。

というか、受付者の人やその場に居なかった開催者達も、寧ろこの商品をオークションにかけられると知り、ちょっと協力的であった。


まあ、俺がしみじみと思っていると、とうとう最後の商品が出てきた。


「さあ、皆さま最後の商品ですっ!!最後の商品だけは、今まで出てきた商品とは一味も二味も違うっ!!いやっ、言葉で表せられえない程、超貴重品だと言わざるを得ない一品っ!!まさか想像できましたでしょうかっ!!あの黒月がまさか武器制作もできたなんてっ!!この商品は、鑑定した所、国中……、いや大陸、世界中を探しても一つ二つあるかと言われている伝説級の階級ですっ!!まさか、伝説級の武器をこの目で拝める時が来るとは思いもよりませんでしたっ!!そしてこの長剣は聖剣で御座いますっ!!早速、この商品説明をさせていただきます。まず、この長剣の名は叶光剣(きょうこうけん)・ホォウラルトでして、素材がダンジョン900階層ボスである白聖竜ホーリードラゴンの牙と爪そして麟を圧縮加工して作られた物です。熱しても溶けず、切断しようとしても現実的ではない素材を圧縮して錬金術で加工して作られたと鑑定結果から読み取る事ができましたが、どの様な技術で制作したのか全く分かりませんっ!!それ程、かなり困難な素材加工を施されています。ああ、勿論性能面はかなり破格な性能でして、勿論切れ味は最高級と言えない程の素晴らしい切れ味、そして装備者の攻撃力・魔攻撃力ともに2倍にする破格な性能っ!!更に、光属性の攻撃力を3倍程引き上げ、回復と光属性の効果もかなり向上させますっ!そしてこの長剣に軽量化どころか無重力化の効果もあり、この長剣を持ち上げる際は、まるで空気を持っていると感じる程です。そして更には劣化防止の効果もあるので破損が滅多に御座いませんっ!!最後に、魔力をこの長剣に籠めつつ斬撃を放つと光属性の飛ぶ斬撃が離れ、距離がある相手にも攻撃を当てる事が可能ですっ!!さあ、この国宝級を超える代物を落札する物はいるのだろうかっ!!この伝説級の長剣は10兆Gから始めますっ!!」


流石の商品に、参加者達は唖然とする。

流石に予想できなかった代物がでてきたからか皆が固まる。


そしてしばらく時間が経ち、徐々に参加者が増えてくる。

だが、流石に金額の問題なのか、先程よりも人数が限りなく少なく。殆どの者達が位が頂点に位置する伯爵・侯爵・公爵や王侯や王族達本人か、その代理人であった。


流石に、最高ランクの武器なのか参加者達は一心不乱に落札しようと次々と金額を提示していく。

だが、その中で一人が提示した金額で俺が出品した商品が落札した。


「23兆っ!!」

「23兆2000億っ!!」

「24兆っ!!」

「100兆G」

「…………100兆G、まだいますか?では5093番が100兆Gで落札っ!!5093番、おめでとうございますっ!!」


今、100兆Gと言い、俺が制作した長剣を落札したのは5093番で、良く見てみると何処かの司祭……というかアレ、テラン神の所の信者だろ。

恐らく、かなり地位の高い人物なのだろう。余裕という訳では無かったらしいが、かなりの金額で落札したんだ、まあ、恐らくあれだろう。召喚された勇者様達にという訳だろう。まあ、別に動機は別に興味ないから良いか。


そんな感じに、まさかの金額になったが、無事にオークションが終わった。


まあ、俺は悟りを開いたローナ。不正だと言い、魂に攻撃を加えてくるソールという時点で無事かわからないが。

今回もこの作品を読んで頂きありがとうございます。

誤字脱字や感想や評価なども頂けたら有難いです。

次回は少し遅れそうです。

次回もこの作品をよろしくお願いします。

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