0.プロローグ
僕…いや俺は、最近とても繊細に夢を見るんだ。
これはきっと誰かの視点で見ているらしい。
その周りには、多くの神聖さを帯びた人や獣みたいな者達が膝まづいていた。その者達は、どうやら全て神様のようだ。
その中でも前に人の姿をした7柱と龍の姿をした1柱が俺が見ている視点の誰かに向けて尋ねた。
「また他の世界へ行かれるのですか?」
「もう行ってしまわれるのですか?」と。
8柱とも悲しみを浮かべている。それだけでは無い、周りにいる神様達も悲しみや涙を浮かべていた。
「あぁそうだ、俺はまだ見ぬ多くの世界を冒険したいんだ。自分で世界を創るのではなく、お前たちに創られた世界や自然発生した世界をな。それに困った時は頼れよお前ら、この前みたいな大戦が起こったら止めてやるからさ。」と誰かが優しさが籠り自信満々にそう言った。
「そうですね、貴方様にかかれば全次元の敵を相手にしてもあらゆる武器の一振や魔術や魔法を一度発動させるだけで勝てますもんね。この度の大戦も直ぐに方が着きましたから」
「そうだよ、そうだよ貴方様が味方にいらっしゃるだけでどれだけの安心感を得られるか分からないよ!」
と、様々な神様達に言われる。
「そうだな、確かに俺がいるだけでどんな状況もひっくり返すこともできるが分からないぞ?俺みたいなイレギュラーを越す存在も後に現れるかもしれないし、既にいるかもしれない。全次元は俺も把握出来ないほど広いからな。」
と誰かがそう締めくくった。
「居るのでしょうか、そのような者?いましたら、いましたでかなり大問題ですよ。貴方様のように善人とは限りませんし。」
と8柱の1人が言ったが
「確かに俺みたいなイレギュラー、いや超越者が現れるのは限りなく0に等しいが必ず出ないとも限らないからな」
と誰かが言った。
(超越者?超越者は神様という存在を超えているのか?)
と俺はふと思った。
(そしたら天上の存在として崇められている神様よりも上の存在がいるという事なのか!?)
と俺は思わず夢の中で体がないにも関わらず息を飲み、冷や汗をかいたような気がした。
「とりあえずもう俺は行くぞ。今回も転生という形で行くからな。転移だと世界を急激な自分のエネルギーの出現で崩壊しかねない。」
と誰かが言った。
「わかりました。お気をつけてください」
と8柱が言うと周りも
「お気をつけて!」「たまには帰ってゆっくりしに来てください!」「また俺たちに稽古をつけてください!」
と言葉をかけた。
「あぁ行ってくる。」
と誰かが言うと、そのまま魔法や魔術ではなく未知のエネルギーを使用し、その場から消え去った。
そのまま俺の夢が終わりを告げた。
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