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断片の断片 <詩>

目覚まし時計

作者: 壱宮 なごみ

だいっきらい

起こされる前に目を覚ます

多分、あなたの声がイヤなんだ


ねじれかけた気持ちと

半分めくれたブランケットを引きずって

のそり、コーヒーの香りに誘われる


今日はどんな日になってくれるの

尋ねる相手は窓の外

干されるタオルはパタリパタリと

強めに波打ち微妙なお答え


あなたがまた声をかける

えっ、もうそんな時間なの


あと五分だけなんて

我儘は寝ぼけ眼と一緒に膨らんで

ぱんっ、針で刺されて割れちゃった


今日はどんな日になってくれるの

尋ねる相手は雲の向こう

チュンチュン歌って飛び回るスズメ

上機嫌ぽく私をシカト


平和な日になりますように

何事もなく終わりますように

つまらない祈りを捧げて 守るジンクス


それなのに

いつもと違う何かを待ってる


あなたは、そんな私の少女めいた夢を

叩き潰しながら起こすのよ


いじわる いじわる


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― 新着の感想 ―
[良い点] かわいい! かわいいは正義。 [一言] 大嫌いなのに、傍にいないと不安で眠れない…… なるほど、嘘を吐かなくてもそれっぽくなる。 これは面白いですね(笑)
2019/07/17 17:56 退会済み
管理
[良い点] ファッ!? 目覚まし時計すらも詩にするなんて、恐れ入ります [一言] 僕は目覚ましが鳴る前にも、鳴ってからもなかなか起きないタイプです(どうでもいい)
[一言] 読ませていただきました。 ツンデレ乙女の朝の詩ですね。擬音も多めで、可愛く仕上がってると思います。どこか小説めいた文体なのも良いですね。 目覚ましの5分前に目覚める現象、なんなんでしょうね…
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