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神様と選ばれた女の子の物語
彼女には言えないひみつがある。
それは自分が神様だということ。
神様に選ばれた女の子のお話。
永遠のときの中、目覚めた心とその力は、
紛れもない「愛」だった
わたしたちが生まれた理由を。
わたしたちが愛するものの幸せを。
わたしたちの樹神する心を結び、
今、神のみ腕に抱かれて。
「ぼくらは言ったんだ。」
「なにを?」
「いまはまだ話せないさ」
「どうして?」
「君が神様の子供だ。なんてね。」
彼らに言えない言葉が紡がれた。
光を解き放つとき、その力はあり得ないものに変わる
愛のすべてで描く物語
今、開かれた扉の奥
樹神、水の鳥居が珍しく花を咲かせた。
さあ、読み進めて。
これが予言だ。