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第四十九話 進路

またも投稿間隔が空きました。すいません。

 水泳部室にて、男子だらけの座談会中。

杉田「ポロリもあるかも!」

三井「ねえよ! あったとしても誰も喜ばねえし! もし起きたらそれは事件だ!」

 一応水泳部室は誰でも入れるので、女子がいつ入ってきてもおかしくないのである。

松田「俺たちももうすぐ文理を決めないといけないからな」

片山「みんなはもう決めてる?」

浜口「いや、まだ俺は決めかねてる」

田村「……将来何になりたいかを考えて決めるのがベストだろ」

石井「浜ちゃんは将来―、何になりたいとかあるのー?」

浜口「あるぞ。できれば体育教師になりたい」

片山「信也は昔からそうだもんね。体育教師って文理どっちが有利とかあるのかな?」

杉田「さあ? でも理系でいいんじゃね?」

三井「根拠はあるのか?」

石井「小倉さんは理系だって言ってたしねー」

松田「そうだったのか……意外だ」

浜口「あの筋骨隆々とした体で、細かい計算とかしてたんだな……」

田村「……想像がつかない」

 皆の脳裏に浮かぶのは、学生服が筋肉ではち切れんばかりになっている小倉さんが机に向って延々と計算している姿。イメージにそぐわないことこの上ない。

片山「……まあ、小倉さんのことはいいや。他にみんなの進路が聞きたいな」

 アンケートをとった結果、水泳部内では文系が三人、理系が四人。北高では二年で文理クラスが分かれるため、ここで別コースに分かれた人は、一緒になることがなくなった。

杉田「……べ、別にさみしくなんかないんだからね!」

三井「気持ちが悪い。気分が悪くなるから地球から出ていけ」

杉田「退去宣告!? 範囲でかすぎだよ!」

浜口「まあコントはそのくらいにしておいて。イッシーは将来何になりたいとかあるのか?」

石井「僕は飛行機とか作りたいなー」

松田「イッシーは見るからに理系だしな……飛行機か、いいんじゃないか?」

石井「ゆくゆくは自分で作った飛行機の側面にー、<らきすた>のかがみんとか描いて飛ばしたいなー」

三井「一瞬でもお前を見なおした自分をぶん殴ってやりたい。鈍器で」

 所詮石井だった。

松田「そう言うみっちゃんは将来の夢あるのか?」

三井「あるぞ」

浜口「教えてみ、ん?」

三井「聞きたいか? イメージと違うかもしれんぞ?」

片山「そうなの? 聞きたい聞きたい」

杉田「…………」

石井「ではではー、三井の将来の夢はー?」

三井「それは……公務員だ!」

全員「…………」

三井「……あ、あれ? 意外すぎたか?」

浜口「イメージ通りすぎるな」

田村「……よく言って堅実」

松田「夢がない」

三井「……何故、将来の夢を語っただけでフルボッコにされなきゃならんのだ……」

ちょっとした言い訳。大学の新歓用四コマとか、たまってた物の消化とかで忙しかったんです。漫画見たけりゃ立命にまで来てください。無料配布してます。

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