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朝の一幕 30分
朝か……朝食を作って、妻を起こさないとな。
「トーストにサラダにハムエッグ、時間があまりないだろうしこれでいいか」
あとはヨーグルトも食べるだろうけど、自分で食べたい味を選んでもらおう。
「由美子起きてくれ。もう会社に行く時間だよ」
「ん……あなた?昨日は遅かっからもう少し寝させて……」
「俺もそうさせてあげたいけど、今日は早いんだろう?」
「そうだった……うーおはよう」
「おはよう。夜の君とは大違いだ。ご飯も出来てるから顔洗っておいで」
「朝弱いんだもの……はーい」
今日は素直に起きてくれてよかった。酷いときは抱っこしてだもんな。嫌ではないんだけど。
「いい焼き具合! 流石ね」
「トースターに言ってくれ」
「あら? トースターに言ったのよ。勘違いさせちゃってごめんなさい~」
「やれやれ……もう出る時間じゃない?」
「おっとと、ゆっくりしすぎちゃった。今日は早く帰ってくるから一緒に食べましょ」
「それは嬉しいな。なら君の好きなものを作ろう」
「う~ん夜が楽しみになってきた。あっトマトは無しだからね! じゃあ行ってきます」
「事故に気をつけて。行ってらっしゃい」
さあ、俺も家事を済ませて大好きな妻の為に夕飯の買い物に行こう。




