男子高校生がストロベリーパフェを食べようとするだけのお話ver.1 28分
俺は女性に人気だという喫茶店に潜入した。
一人での入店だが、決して! ボッチというわけじゃない。
たまたまなんだと、自分に言い聞かせる。
「いらっしゃいませ~、お客様は一名様でよろしいでしょうか?」
「ふぁ、ふぁい!」
「かしこまりました。一名様ご入店です~」
噛んだッ! ふぁいってなんだよ!
女の子がやったら可愛いかもしれないけどさ……
男じゃ需要がない。
「お客様? こちらの席になります」
「ふぁ、はい!」
「お冷とメニューの方をお持ちしますので少々お待ち下さい」
よ、よし! 今回はふぁいとは言わなかったぞ。
その代わり元気な幼稚園生の挨拶になったけど……
「こちらお冷とメニューになります。注文がお決まりになったらお呼び下さい」
「は、はい」
問題はここからだ。
注文はもう決まってる。口コミで話題のストロベリーパフェだ。
でも男が一人でパフェを頼むのは、すごく恥ずかしい。
だけど、頼まないなんて選択肢はない!
今だけは漢になるんだ! 俺!
「て、店員さん!」
「はい、注文ですか?」
「このスト…………レートティー下さい」
「かしこまりました。少々お持ち下さい」
俺はあの時飲んだ紅茶の味を今でも忘れない。
そう、羞恥心に負けたあの時の味を……
次回から800字以内に変更します。
やっぱり500時以内は厳しい!
でもいつかまた500字以内縛りにするかも。




