表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/22

夢の狭間で

4人が掃除を始めてから1時間。

外はもう日が沈んでいて空はオレンジ色に染まっていた。

家の中はというと、最初の埃だらけな家からは想像ができない程綺麗になっていた。

中にはテーブルやイスの他に一応はベットも置かれているらしい。

木枠の窓の傍には例の鎌が立てかけられていた。

「やっと綺麗になったね。でも、女王様。そろそろ行かないと日が暮れちゃうよ?」

「ああ!そうだったわね!」

女王は手に鎌を取り、大きなバスケットを手にしたアリスと共に家の外へ出ようとした。

「どこへ行くのですか?」

「あ、ビルも一緒に来る?今の時期だと…ちょっと届かないかもしれないから…」

「……はい?」



外に出て数分歩いた所。

そこにはたくさんの実をつけた桃やさくらんぼがあった。

「…すごいですね……」

そんな木々を見上げながらビルが呟いた。

「もう少しするとあっちの梨も実になるわよ?でも、どうしても手が届かなくて…」

「なるほど。それで鎌なんて持ってきたのですね?大丈夫ですよ。私なら届きますから。」

「まぁ!わたくしが小さいとでも言いたいの!?」

「まぁ…そうですね。」


空は、だんだんと藍色に染まっていった。




「ねぇ、チェシャ猫。本当はビルも…」

家に残っていたアリスは窓の外を見ながらチェシャ猫に話しかけた。

「ああ。そうだよ…女王もなんだろう?」

「…うん。…何でだろうね?おかしいよ…」

「アリス。現実はいつでも残酷なものだよ?だから夢を見る事ができるんだよ。」

「…私たちは、夢を少しでも長く、見せてあげようね……」




暫くして、扉の開く音が聞こえた。

「ただいま!アリス!」

「あ!おかえりなさい!」




終わらない夢なんてない。

そんなの分かりきったこと


でも、

信じるしかなかったんだ。


…眠いです。

一日一回更新はきついです;

今日なんかもうギリギリ……

何を打っているのかさえ分からんくなってきました;

…でも、あの人に「が」をツッこまれなくて良かった(笑)

「も」って書いてましたから;

あ。今日はこの辺で。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ