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新たな旅立ち

それはある日の夕暮れ。

突然、外へ出ていたアリスが走って家の中に飛込んできた。

「どうしたの?アリス。そんな走って……」

「皆!来た!静かにしてっ!」

しばらくすると外から声が聞こえてきた。

「なぁ、やっぱりここらにはいないんじゃないか?」

「だよな。いくら他国にいないからって陛下がこんな森の中にいるなんて考えられないぞ」

「仕方ない。国王の命令だからな」

「そうだな。あっちの方にでも行ってみるか?」

そう聞こえ、足音は遠くに消えていった。

「……思った以上に早かったですね」

壁に耳をそばだてていたビルが足音がなくなったのを確認し、言った。

「こうなるともう、時間の問題だよ。すぐにここを出た方がいい」

「そうね。今夜にでも出発した方がいいかもしれないわ」

皆、いつになく真剣な面持ちをしていた。

4人は少し相談をしてから、できるだけ物音を立てないように準備を始めた。

夕暮れが過ぎ、空に闇が広がる。

その頃になると、4人は準備を終え、出発をするため外に出た。

辺りには地面を照らすような物は何一つない。

空には雲がかかり始め、月明かりもそこまでは届かない。

暗い夜道を4人は歩き出した。

「ねぇ、この国を出て、どこへ行くつもりなの?」

無言に耐えられなくなった女王が口を開いた。

「そうですね…他国に逃げたとしても私達の事は伝わっているでしょうし……」

「私達はともかく、女王様は何かしないとバレちゃうね……」

「男装でもしたらどうだい?」

それを聞いて憤慨している女王に、ビルは

「それ、いいかもしれませんね」

笑顔で言ってのけた。




「へぇ…猫のフードの中ってそんなだったのね」

今まで猫の着ていたフードを被りながら女王は呟いた。

その目線の先には少し幼い感じのする男の子が立っていた。

「だから嫌だって言ったんだ」

男の子はそう言った。声からすると恐らくチェシャ猫の様だ。

「身長と顔が合ってないわよ?」

「大きなお世話だよ」

「正直言うと言動も合ってないよね」

アリスにもそう言われ、チェシャ猫は黙ってしまった。

「さて、陛下…ちゃんと男装しましょうか?」

そう言われた女王は少し躊躇いながらもチェシャ猫のフードを着た。

髪は中に入れ、完全に見えないようにする。

「暑い……」

「…本当にそれだけでもチェシャ猫に見える……」

そう言ったアリスに、チェシャ猫は

「それは誉めているのかい?アリス」

そう言った。








いやぁ…どうも。

えっと、ですね

この間の後書き、無かった事にしてくれませんか?

かなりイタイんで、もう無かった事にしたいです;


あ、ちなみに、ですね。

私、明日テストなんですよ!

ってか全く勉強してないんですよ!

夏休みは部活したいんですよ!

だから平均点は取りたかったんですよ!

もう無理なんですよ!

誰か、助けてくださいよっっ!!!!!!!

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