表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/22

未来への一歩

「……陛下?」

私は思いもよらぬ彼女の発言に耳を疑った。

手に入るものではないとずっと妥協していたのに……

頭が混乱する。

そんな夢みたいな状況があるはずがない……。

でも、今、彼女は私を好きだと言った。

「え?……ビル?」

思わず彼女を抱き締める。

「陛下、ずるいですよ。私よりも先に言うなんて」

「…え?」

「私だって、ずっと陛下の事を想ってきました。本当は言うつもりなんてなかったですけど…私は陛下を愛しています」

「……本当に?」

「ええ。…信じられませんか?」

何故だろう?

とても愛しい。

ずっとこのままでいたい…。

「〜っ!ビルの馬鹿!」

肩越しにでも彼女が赤くなっているのが分かる。

本当に愛しい。

「照れている陛下も可愛いですよ」

「〜っ!!もう!離してよっ!ビル!?」

私はさっきよりも強く彼女を抱き締めた。

「嫌です。絶対に離しません」

「でもっ!風邪がうつっちゃうわよ!?」

「陛下の風邪なら、構いませんよ?」

「もう!いいわよ!!」

そんな彼女といると、本当に、今の状況を忘れる事ができる。

でも…

「…陛下。一つ聞いていいですか?」

「え?」

「この先、ずっとこの生活を続けていくのは不可能です。いつかは必ず見つかってしまいます。その時、陛下はどうしたいのですか?もし、城に戻るという選択をした場合は、私は姿を消さなければなりません。そして、違う選択をした場合、陛下も一生逃げていかなければならなくなります。それでも、いいのですか?」

彼女は、一つ間を置いてから答えた。

「…いいわ。ビルが一緒ならどんな人生だって」

彼女のその一言は私の心に大きく響いた。




見返してみて…

決めました。

これは期間限定ものにします!

夏季限定です!

ヤバイです!

以上に恥ずかしいっ!///

なんなんだ!?このあり得ない展開はっ!!

あ゛〜〜!!!!

…嘘です。

期間限定にはしません。

でも、笑わないで下さいね?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ