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迷いと本音

昨日とはうって変わり、今日は晴天だった。

でも、なんとなく体が重い……

「陛下?顔が赤いですよ。どうかしましたか?」

昨日やる予定だった『必需品づくり』を猫と一緒にしていたビルが声をかけてきた。

「え?そうかしら……?」

「あ!本当だ。女王様、大丈夫?」

アリスも心配そうに尋ねてくる。

「え?大丈夫よ。これくらい………!?」

いきなり体が宙に浮いた。

それと同時にビルの顔が近づく。

「陛下。昨日の雨で風邪を引いたのではないのですか?今日は休んでいて下さい。」

自分がお姫様だっこされているのに気付き、私は赤面した。

「な……!ちょ、ちょっと!下ろしなさいよっ!恥ずかしいじゃない!」

「そうですか?じゃあ……」

私は一回地上に下ろされた。ホッとしたのもつかの間、また体が宙に浮いた。

今度は背中が近づく。

「おんぶなら、恥ずかしくないですね?」

そう言って彼は家に向け、歩き始めた。

「もう!いいわよ!」

諦めて、彼の背中に身を預けた。

懐かしいような感覚……。

昔はもっと素直に色々な事ができたのに……。

今ではそれさえも難しい。

「なんか懐かしいですね、こうゆうの。」

まだ少しぬかるんでいる地面を歩きながら彼は話掛けてきた。

どうやら私と同じ様な事を考えていたみたいだ。

「そうね。でも昔みたいに私は怪我ばかりしないわよ!?」

「そうですか、…そうですね」

ビルは微笑しながら答えた。

「何がおかしいのよっ!」

「いえ、何でもありませんよ」

そうこうしている内に家に着いた。

私はベットの上へ下ろされた。

「しばらくの間はちゃんと寝ていて下さいね。何かあったら呼んで下さい」

「待って!」

用なんてないのに引き止めてしまった……。

ビルはこちらに向かって来て、隣に腰を下ろした。

「何ですか?」

どうしよう……

頭が何かに触れた。

「っ!!ごめんなさい!!」

気がつかない内にビルに寄りかかっていた。

思わず下を向く。

きっと顔、真っ赤だわ……

「大丈夫ですよ。辛いなら寄りかかって下さっても」

「いや、でもっ……!!」

また、体が傾いていく。

「我慢するのも昔と変わらないですね」

そう言いながらビルは笑っていた。

「何よ!もうっ!」

すねたフリをしながら斜め上のビルの顔を眺める。

そういえば、昔からビルの事が好きだったのだっけ…?

今では理由なんて覚えてないけれど。

まさかこんな事になるなんて……

私と会わなかったら、貴方はもっと幸せな人生を送れていたのかしら?

「……ごめんなさい」

「どうしたんですか?陛下」

「ビル、あのね……ずっと昔から」



風邪をひいて、

頭が回らなかったから


本当は言うつもりじゃなかった……。



「好きだったの」



…フ。

何ですか?

私が何かしましたか?

この間、忠告したはずですよ?

『腐れ!青少年よ!』と。(笑)

いいじゃぁないですか。

ちょっとばかし展開が早くったって!

どっち道腐る事には変わりないし〜♪

何より楽しいし〜♪

あははははははは!!!!

すみません、壊れてます…。

いやぁ、現実にそうゆうのがないと

こっちの方に突っ走るしかないんですよ(泣)

あ…1日一回投稿できなかった……

ま、いいですよね!

今日、2回すればいいんだ!!

キツイなぁ…

頑張ります♪

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