第六話・状況
久々の投稿ですから誤字・脱字などがあるかもしれません。感想などありましたら、どんどんください。
〜〜〜〜side奈由〜〜〜〜私は無亜ちゃんともう一人の人を捜すためにインスペックで浅間公園の付近にやって来た。
奈由
「さてと、どちらかが意識がないはず、だから急いで捜さないと。」
私は公園の中に入り、二人を捜そうとしたとき、魔力の反応を感じた、どうやら張られていた結界が解除されたようだ。
そんなとき私に舘内さんから連絡が入った。
舘内
「柚原、たった今そこの結界が解除されたようだ、原因の方はそちらで見つけられたか?」
奈由
「いえ、まだ二人は見つけていません」
私はなぜそんなことを訊くのかがわからなかった。
舘内
「いいか?今結界が解除されてからすぐに一つの反応がどこかへ行った、おそらくこの反応は三沢ではないなぜなら三沢だったらこちらに連絡を入れるはずだだから違うだろう、逃げたやつは転位魔法を使ったのだろう、今はとりあえず三沢を回収して戻ってくれ後で三沢から事情を訊かねばならんからな、頼んだぞ。」
そう言って舘内さんは通信を切った。
{無亜ちゃんでも倒せなかった妖魔を倒した人って何者?}
無亜ちゃんは確かに銀の牙に入ってから日は浅いが決して足手まといや弱い訳ではない、ということは、この町に強い魔力を持った人が居るというわけだ、その人がもしも敵だったら・・・そう考えるととても恐ろしい。
私はその後辺りを捜索して暫くすると、無亜ちゃんを見つけられた、命に別状はなくどうやら気を失っているだけのようだ。
奈由
「よかった、無亜ちゃんは無事ね。」
私は辺りをもう少し見回すと、そこには真っ二つに切られたゴリラの妖魔の死体があった。
奈由
「これはいったい何?」
私はこの見事に切られた妖魔を見て驚いた。
おそらく妖魔は腕で防ごうとしたが、(奴)はそれごと切り裂いたのだ。
そして周囲には戦闘の激しさをものがたっている折れた木や砕けたアスファルトなどがあった。
奈由
「いったい、ここにいたはずの人は何が目的でなにをしたの?」
私はこの惨劇とも言える状況を見ながら呟いたそれほどまでに辺りの被害は酷いのだ。
はっきり言って無亜ちゃんに被害が及ばなかったことが奇跡にも思えてくる。
私はこれを報告するため、舘内さんに連絡を入れる。舘内
「私だ、柚原どうした?三沢は見つかったのか?」
舘内さんは三回目のコールで出た。
奈由
「はい、無亜ちゃんは見つかりました命に別状なく気絶しているだけの様です。それと・・・」
私は舘内さんに状況を説明した。
舘内
「そうか、ひとまず今は早く三沢を連れてきてくれその事は三沢が起きてから対策を考えよう。」
そう言って舘内さんは通信を切った。
私は意識が無い無亜ちゃんを抱えてインスペックでシルバーファングの本部へと帰還した。
第六話
〜〜〜〜状況〜〜〜〜
完
テストようやく終わりました。これからは小説に集中して書くスピードを早めたいと思います。 ちなみに次回はちゃんと主人公が出ます。