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新たなる場所と仲間達  作者: サイレン
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第五十五話・手続き

長かった休載期間を終え、私は帰ってきたー!!

嘘です、調子に乗ってすみません、無理だ無理だと諦めていたこの小説も連載再開、虫のいい話ですが、もし良かったら相も変わらずぐだぐだですがまた宜しくお願いします。

目を開けるとそこには少し前まで俺と闘っていた健二と清水さんが居た。

俺は座っていた機械から立ち上がり、腕をぐるぐると回したりして身体に異常は無いか確かめる。

(身体に疲れとダメージは残っているが傷は残ってなさそうだ)

高山

「完璧にやられたよ、ったく、ここでは初めての戦闘だっていうのにイメージ制作の使い方を熟知してるとは思わなかったぜ」

身体に異常が無いかのチェックをし終えるのを見計らうように健二が声をかけてきた。

高町

「いや、まさか俺の方もあそこまでイメージが精密に作られるとは思わなかったからこちらとしても予想外だった」

本来トリックブレードは科学技術を利用して能力を発動させる物ではなく、魔力で武器の能力を発動させる物だったのだが、武器をイメージするときに能力の発動条件を魔力からスイッチ一つで発動出来る様にイメージしたらほとんどイメージした様に出来るが、実際には存在するわけない武装も設定したつもりだったが、流石に剣にスイッチ一つでミサイルを打ち出せるという能力は付けることが出来なかった。

(やはり実際に存在している能力しか使えないか、または構造上不可能な武装は装着出来ないのか、さてどちらかな)

イメージ制作ならば剣に特殊な力を付属させることが出来るのが解っただけでも充分収穫が有ったと言えるだろう、しかし身体に受けたダメージがくるのは本当らしく、最後の健二による攻撃を受け流すときに少し失敗してしまい肩にかすって痛みを感じたが、現実でもまだ痛みは残っている

高町

「なぁ、健二さっきの空間でのダメージはどのくらいで回復するんだ?」

流石にいつまでも痛みが残るのは冗談じゃないので人それぞれだと思うが、参考までに聞いてみた。

高山

「ああ、傷がよっぽど酷くなければだいたい5分で抜けるぜ」

なるほど、5分ぐらいなら大したことはなさそうだ、そう思った直後清水さんが若干慌てながら言った。

由香

「高町くん、健二を一般に部類しちゃ駄目よ普通の人はだいたい30分よ、こんなに痛みが抜けるのが早いのは健二と渡辺くんぐらいなんだから」

(常人なら30分もかかるのか、別の行動に差し支えなければ良いが、俺は一体どのぐらいなんだろうな)

そんな事を考えているとこちらに真田先生がゆっくりと歩いてきた。

真田

「よーしお前らご苦労だったな、高町の試験の結果だが問題なく合格だ、これでお前も光風学園(ウチ)の一員だ、高山も清水も仲良くしてやれよ」

高山・由香

「「はい!!」」

(そう言ってもらえるのはありがたいけど、自分でなんとかしたいがな)

そう思っていたが、一応苦笑いぐらいをしておく

真田

「高町はもうこれでほとんどやることはないな、必要な書類などはもう貰っているから、次はお前の部屋を案内するために学生寮まで戻るぞ」

そう言って走り出してしまったので俺の方も慌てて走って追いかける。

高町

「じゃあ健二、清水さんまた今度な」

高山

「あいよ、じゃあな」

由香

「バイバイ」

部屋を出て直ぐに真田先生を探して来た道を戻る

高町

「くそっ、また見失ったかどんだけ速いんだよ」

悪態をつきながら一陣の風の様に廊下を駆け抜ける

(あの先生は一体何で出来てるんだよ、瞬動を使っても追い付くことは愚か、姿すら見えないぞ)

もしも今廊下を別の人が歩いていたらぶつかる可能性が有るが、今は追い付くことだけを優先してひたすらに走る。

校舎を出て一直線のもと来た道を見ると、漸く真田先生の姿が見えた。

(漸く追い付いたか)

学生寮『朝月』まではあと少し距離がある、今から瞬動を使い続ければ追い付けるかもしれない、前回は距離がわからなかったから活足を使ったが、今回はちゃんと距離を把握しているので、必要な時だけ瞬動で移動することにしている。

(よし、行ける…)

真田先生の横に張り付き、抜き去る事が出来る、そう思った時だった、いきなり横から右ストレートが飛んできて、それを避けようとしてスピードを落とした瞬間にパンチを止めて真田先生は一気に加速してこちらを突き放す。

(完璧にやられたな、ストレートは俺を殴るつもりで放った訳ではなく、俺をビビらせてその隙に抜き去るつもりだったのか)

しかし今更気づいたところで時既に遅しと言うように真田先生は俺が追い付くあと少しのところで朝月に到着した。

真田先生に遅れて数秒、俺も到着してニヤリと笑う真田先生に文句は言わず、じっと睨み付ける。

真田

「どうした? 何か可笑しな点でも有ったか?」


(よくもぬけぬけと、言ってくれるよ中々危なかったのに)

と、心の中の無駄な文句を切り捨てて前を向き先生と向き合う。

高町

「いえ、別に文句とかはないですよ、一応あれも勝負ですし」

真田

「ほう、これは中々…」

他にも小さく発言しているようだが、聞こえなかったので諦めた。

その後部屋を割り当てられ、四階の404号室になり、隣は渡辺と高山の二人部屋だったが、俺は急遽転校という形で来たためルームメイトは居ない一人部屋になった。

真田

「さて、これで全ての確認事項も終わって明日からお前も光風学園の一員だ、それをしっかり理解し………」

などとありがたい説明を聞き、時刻を確認すれば既に4時だった。

(そろそろ一旦館の方に戻ってバイトの用意をしなければな)

直ぐに部屋を出る用意をして特に何も置いてない殺風景な部屋を後にした。


活動報告に書いてあったあれはなんだと問われればすみません、純粋な若気の至りです、実際何話か書けているんですけど相変わらず題名が決まらず、投稿出来ずじまい、ですが次作は完璧にふざけてますからね、色々と。

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