第十六話・悪夢終編
久しぶりの投稿となりましたが内容は意味不明になってしまったかもしれません本当に文才が無くて駄文になってしまい申し訳ありません。
〜〜〜side高町〜〜〜
俺は今真っ白の空間で自分(暫定的にだが雲月修也と呼ぶことにしている奴) と話している。
雲月
「お前は罪人だ、お前はあの時、皆が死んだのにお前だけが生き残った」
高町
「ああ、そうだなそれにしてもお前も暇なやつだな毎回似たようなことしか言わないし、俺が完全に眠りに着いた時だけ現れるし、そうだ、お前何か仕事しろよいつまでも人の中に入りやがって家賃払えよ」
俺の質問には答えずまた聞いてくる。
雲月
「それなのに俺逹の大切な人たちを奪った相手に復讐もしないで町を放浪して、いったい何がしたいんだ?本当は復讐なんてどうでも良いんだろ?」
高町
「ふざけんなよ、俺はいつでも奴を探しているし、町を放浪するのだって奴の情報を得ることや力を蓄える為にしてんだぞ!それに俺の敵は奴だけじゃねえんだよ、吸血鬼やそれに属する妖魔も敵なんだよお前だってわかるだろ」
雲月
「確かにそうだ、だがお前は家族と愛する人とどちらが大切なんだ?」
高町
「っ!、そんなの決められるわけないだろう!!俺にとってはどっちも大切なんだ、どちらも絶対に失いたくなかった大切な人たちなんだよ!」
そう、俺にとって本当に大切な人たちだった。
雲月
「だがお前はそのどちらも守れなかっただろ?」
高町
「ああ、お前の言うとおりだよ、俺にはお前が何を言いたいかわかるさ、俺が罪人なのはわかっているさ、自分一人だけが生き延びて、復讐すべき相手を見つけることも出来ずに唯生きているその事が俺の罪であり、俺が罪人の理由だ!」
雲月
「そうだ、お前が何故罪人なのかよくわかってるじゃないか、お前は幸せになんてなれない、誰にも理解されず誰からも信用される事もない人生だ・・・だが、なぁ、もういいだろ?充分やっただろ、忘れちまえよ何もかも忘れて楽になろうぜ?」
高町
「断る!!」
雲月
「なぜだ?こんなことを続けても決して楽にも幸せにもなれない、お前にとっての幸福など有りはしないだろうならば復讐など忘れ、平凡に生きるほうが良いに決まっているだろう?」
確かにこいつが言う言葉は間違っていない、幸せになりたくないと言えば嘘になる、だけどその道を進むのは許されない、俺はそこに至るまであらゆる事をしてきたそう、例えばシルバーファングの隊員を殺したり、人を守る為に何かを犠牲にしたりした。
どんな理由があってもそれは決して許される事ではない、それに自分には力が有ることを知った、何かを守る為の力をそして力ある者は闘わなければいけない闘えない者の分まで闘わなければいけないそれが力を持つ者の定め
高町
「駄目だ」
雲月
「なぜだ?」
高町
「俺は忘れちゃいけないんだ自分自身の罪や、俺を助けてくれた人の優しさを忘れちゃいけないんだ!」
その瞬間体に魔力が溢れてくる。
高町
「これは、まさか新しいアービナルか・・・?迷うより試すか、はぁぁぁー」
全身に魔力を通し、自分の中にある『何かに』呼び掛ける。
自然にアービナルの名前が浮かんでくる。
高町
「こい、ヴァイス&ジェネラル!!」
光に包まれて俺の手には二丁銃のアービナルヴァイス&ジェネラルがあった。
高町
「これが新しい力・・」
俺はそれを自分(雲月修也)に向けて引き金を引いた
ズドォン!
雲月
「忘れるな・・・お前はこの地獄からは・・抜け出せない・・・!」
そう言い残しアイツは消えていった。
音が白い世界に響くと同時に世界が光に包まれた。
どうやら夢の世界でやる事が終わったらしい。
高町
「やれやれ、ようやく普通に寝れるぜ」
俺はそのまま光に身を任せた。
〜〜〜side高町end〜〜〜
〜第十六話・悪夢終編〜
完
感想や質問など有りましたら答えたいと思います