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00.プロローグ

はじめまして。KUROKAです。

自分の好みや趣味を最大限に出した妄想に妄想を重ねてきた作品です。

皆さまのお目に合うと幸いです。

楽しく書いていきますのでよろしくお願いします。

午前1時過ぎ、人気のない路地裏。


「はぁっ、はぁっ、はぁっ...」


逃げ道を見つけては、擦りむいた膝に目もくれず必死に逃げまとう少女。

セーラー服を来た少女の影が、不気味に発光するネオンによって壁に照らされる。

『グゥルルルゥォオア"ア"!!』

少女を追うのはこの世のモノとは思えない雄叫びを上げる化け物。

暗闇の中、その化け物はコンクリの壁を爪で引っ掻き、ゴミ箱を蹴散らし、獣のように少女を狙って追いかける。


「はぁ...はぁ..もう...もう限界...!」

だいぶ走ってきた少女。

体力はとうに限界を超えていた。

ここまで少女が生き残れたのも彼女の運なのかもしれない。

「あ...っ!」

バタンッ。

『グゥルルル...』

限界を超えた足が言うことを聞かず、もつれてしまった。

努力も虚しく、あっという間に化け物に距離を縮められた。

「はぁ...はぁ...はぁ...はぁ...」

化け物はヨレヨレな少女を見て不気味な笑みを浮かべた。

『クックック...よくここマで逃げタな、娘』

そう言うと、目の前で力尽きて倒れる少女に接近する。

『褒美ダ。食ってしマう前に遺言デも聞いてやろウ。...その方が食い甲斐ガある』

よだれを垂らしながら笑う化け物。

絶対絶命の少女が口を開く。

「...はぁ...はぁ...あー!失敗した!」

『ア"ァ??』

少女は、息も絶え絶えな状態で渾身の力を振り絞った声でそう言い放った。

少女の言葉の不可解さに唖然とする化け物。

「やっぱこうなるじゃんかよー!」

そんな化け物をそっちのけで空に向かって何やら独り言を言い出す少女。

期待していた助けを請う姿が見れず、腹が立つ化け物。

『死ねェェえ!娘ェえ!!』

一気に逆立った殺意と牙が少女を襲った。

少女の小柄な身体は、上半身が丸ごと化け物の口に入ってしまった。

その鋭い牙が少女の上半身と下半身を2つに...

『なァ!?!?!』

何かを感じた化け物。

少女の身体を吐き出して詰めていた距離を瞬時に取った。その理由は歴然。


『な...ナぜ食いちぎれない!?』


先程まで威勢がよかった化け物はまるで小動物のように縮み上がっていた。

「よいしょっと。」

少女はセーラー服についた砂や汚れを叩きながらゆっくりと立ち上がる。

そのオーラは先程のひ弱な少女とはまるで違う。

『な...ナニ者だ、娘ェ!』

引き下がれるところまで引き下がろうとする化け物は、自身の後ろの壁に逃げ場の限界を知る。


立場逆転。


少女は笑みを浮かべて暗闇から言い放つ。

「さぁ、援交料いただくよ。SAKURA(お客さん)

読んでくださりありがとうございます。

どうだったでしょうか?

まだまだ最初なのでどうといわれても...って思いでしょうが、KUROKAの執筆の成長のためにも、ぜひコメントをお願いします。

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