表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
地球ごと異世界転移!?  作者: 虹火
第1章 —プロローグ—【本編】/世界の予兆【ISDM編】
11/44

第1話 人生の変化点

本編開始です!


 ここは、2031年2月5日の日本国 東京都―


 巨大な何百mというビルが何個もまるでどこまでも続くように建っている巨大都市である。つい最近は、宇宙エレベーターの建設が始まったとか。現在いまは、寒い冬でコートを着ている人やセーターを着ている人を見かけるが、そんな都市の中、1人の人物がため息をつきながら道行く人を避けながら歩いていた。


 彼の名前は、佐藤さとう 武琉たける20歳 大学中退


 彼は、会社の面接試験に落ちた所だった。学歴は、そこそこ良かったのだが物忘れが酷く実際高校の私立受験の時には、終わったあとうっかり大事な受験票を机の上に置いてきてしまいテストの点数は、十分合格点だったのに落とされてしまったことがある。


 面接に落ちてしまったのは確かにそれもあるのだが、最近、人工知能の発展が著しく、どんどん採用している会社が増えていて、今では家庭用にロボットが販売されてしまっているのだ。そのせいで、企業がどんどん人材を必要とし無くなってしまった。


「あーあ、こんなの一体どこに就職すればいいんだよ...働かなきゃ、ニートになってしまうじゃないか。どんどん少子高齢化は、進んでいくし、リストラは増えていく一方だって聞くし、俺が老人になるころには、社会保障制度が無くなってるんじゃないだろうか?」


 あーでもない、こーでもないと一人だけで泣きわめいているといつの間にか自分のマンションの前に着いてしまった。扉の前に着き、鍵を開けリビングに入ると直ぐにソファに座りテレビをつけ丁度ニュースがやっていたのでニュースを見る。


『えー、最新のニュースです。度々新惑星を発見しているISDMが惑星オネイロス有人探査計画を発表しました。昨年の謎の現象から直ぐに発見された惑星オネイロス。雄大な自然が広がっていることが分かっており、生物がいるだろうと言われています。「この、有人探査計画は、人類の宇宙への大きな一歩となり、また、地球外生命体との初めての接触を行うだろう」とまで2月3日に、ISDMは公言しており、この計画は、世界中で話題となっており、ネットでの件数も1位を記録しています。また、ISDMは、「人材を募集している。勇気のある若い者を歓迎しよう」と言っており、一体どうなるのか、全く予測できません——』


 このニュースを聞いて、内心興奮していた。なぜならば宇宙が好きだったからだ。武琉は、心の中でこれだ!と、思った。しかも無償で宇宙飛行士になれるなんて、あんなくそ面接受けるより数倍ましじゃないか。


 さりげなく内心愚痴を漏らしていたが、少し冷静になった。宇宙飛行士ということは死ぬ可能性もあるということか...自分が死ぬかもしれないと思うと怖かったが、これしかないと思った。


 俺は、直ぐにNASに電話をした。すると、奇跡的に一発で電話が繋がった。


Helloハロー, thisディス isイズISDM. Mayメイ Iアイ haveハブ yourユア nameネーム, pleaseプリーズ? Pleaseプリーズ sayセイ the purposeパーポス thatダットゥ youユー hungハング.」


「え、英語?失念してた..気を取り直して、、よし!」

「Hello, I am Takeru Sato.」


(よし、言えた!だけどこれしか言えないよ...)心の中で絶望した。


「あの、もしかして、日本人の方でしょうか?」

 この声が電話から聞こえたとき絶望に光が灯った。


「はい。あの!先ほどニュースを見たのですが...」


 すると、一旦相手からの通話が止まったが、気を取り直したかのように、話し始めた。

「もしかして、人材になりたい方でしょうか。やめたほうがいいですよ?...死ぬかもしれませんよ?」


「いいえ。もう、俺にはこれしかないんです。それに、ニートになるくらいなら人生で行けるか分からない宇宙に行きたいんです。お願いします」


「分かりました。こちらに決定権はありません。自己責任です....最後に質問します。本当に良いんですか?」


 俺は、考え始めた。俺は友達は、少ない。なぜなら、俺から話すのをやめたからだ。そのため、存在感が薄くなっていった。家族は? 皆心配するかもしれない。でも、相談したとしてもどうせやめなさいとしか言ってこないだろう。このまま、日本にいたらどうなるだろうか? 将来を考えて、余りいい未来は訪れないと悟った。だから俺はこう言うことにする。


「はい!」




 この時、俺は、自分の人生を大きく変えることになる発言をしたんだ――



話のネタが中々思いつかない...

因みに何故、日本人ということが分かったのかというと、特徴的な名前ですね。あと発音。


文章いじらせて頂きました。家族居ない奴なんていないもんね。2月11日

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ