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〇〇ムシ

 こんにちは。


 今更ですが、「妖怪ウォッチ」の『ジバニャン』の『ジバ』が、地縛霊の『ジバ』だと知って驚愕している私です。

 磁場の『ジバ』だと、勝手に思い込んでおりましたよ! 

 磁力が使えるニャンコちゃんだぜ! だとばっかり。

 まさか、そちらの『ジバ』ですとは。

 昨日、真実を知った母と共に騒いでおりました。(お菓子のふろく、ジバニャンカードの裏の説明を読んだのです)



 さて、これから主婦の会話をしましょう。


 今年……めちゃくちゃ、カメムシ(またの呼び名をクサムシ、オガムシ)が多くないですか?!


 大量発生してますよね! 

 どこを見てもやつらがいる。

 家の壁、窓に何匹も連なっていたり。

(都会だとそうでもないのかな?)


 カメムシが大量発生する年は、大雪になる、と言われています。

 前回に引き続き、今回も大雪になる可能性、大! 気を付けましょう。


 あいつらはまったく、困ったモンです。

 洗濯物にとりついて、離れない!

 洗濯物を取り込むときは、やつらを振り落してからしまうのですが。

 服の裏側にひそんでいたり、靴下だと奥に入り込んでいたりします。

 気付かずに靴下を履こうものなら。

 足に異物を感じた瞬間には、プシュッ。

 ただよう強烈な臭気に、ショックで泣けてきます。

 《香菜シャンツァイ、(またの名をコリアンダー・パクチー)の匂いに似ていますね。香菜は私の大好物なのですが》


 この間も、一日中、奴の臭いがしてたんですね。

 どこだ、どこだ、と部屋を探し回ってもいない。

 そして、は、と気づきました。

 私の身体から、この臭いはただよっている……。

 着ていたパーカーをあわてて脱ぐと、フードの中に奴がもぐりこんでいました。


 そして、つい昨日の夜のことです。

 傷害事件が起こりました。


 昨晩の風呂あがり。

 一歳の長女を母に受け渡し、自分の身体を拭いて下着だけ身に着け、今日で六歳になる(誕生日です)長男の身体を拭いておりましたら。

 ぷーん。

 と、あいつらの臭気が。


 パジャマに入り込んでおるのか!

 私はあわてて、これから身に着ける予定の長男のパジャマ、私の服をひっくり返して調べました。


 あれ?

 いないなあ。

 どこだ?


 脱衣所を見回したとたん。

 ぼとっ。

 足の間から何かが床へ滑り落ちた嫌な感触が。


 うそーん。

 私のパンツの中にいた?!


 ショックを受けながらも、仰向けになっておたおたしている奴を長女のオムツの中に入れて捨ててやりました。


 その直後です。


 私のおしりの皮膚が非常事態を告げました。

 ヒリヒリヒリヒリ。


 ぴりぴりとしたやけどのような感覚。


 コイツ……!

 わたしのおしりに汁をかけやがった……!


 臭気がしているのでそうなんでしょうが。

 見てみると、刺激を感じる部分の肌は赤くなっていました。


 わたしはもう一度お風呂に入って洗い流しましたが、ひりひり感はしばらくとれず!

 あれだけの刺激臭を放つ液体です。かけられた肌にも相当な刺激を与えるんですね。


 寝る前に、主人に電話にて報告しました。


 ――普通気付くだろ? パンツはいた時。

 ――うーん、そうやなあ……。


 そうですよね、なぜでしょう?


 答えは。

 昨晩、私が身に着けていた下着は『身体に優しい下着』であるからです。


 ――まだユルい下着つけてるの?!


 驚く主人。


 ――ピチピチの綺麗なパンツをはけとは、いわないけどさあ……。くたびれたパンツをはくのはよそうよ。


 そうですね。

 いい加減、やめます。

 産後一年もたっていますからね☆



 というわけでして、皆さんも、カメムシ(あるいはクサムシ、オガムシ)の被害には気を付けてくださいね☆




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