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シンデレラのスープ

 ちゃっ、ちゃっ、ちゃっ、ちゃっ、かぼちゃの……。


 小さいころ、Eテレで流れていたこの歌。皆さんも一度は口ずさんだことがあるのでは?


 黄金色のとろりとした、なんとも美味しいスープ。

 冷やしても、温かくしても素晴らしい味です。口内に広がる、あのやさしい甘さがたまりません。


 私は夏生まれなのですが、子供のときに母が私の誕生日にかぼちゃの冷たいスープを作ってくれたことを思い出します。

 大きな一枚のお皿の上に、チキンライスと、唐揚げ。そして、花を添え、中身をくり抜いて器にした小さなかぼちゃの中に、スープが入っていました。

 それだけで、高級レストランに出てくるようなとんでもないご馳走に思えたものです。


 でも、かぼちゃスープの作り方はとても簡単。

 タネとわたをとり、皮を剥いて、適当に切り、玉ねぎ、コンソメとともに圧力鍋へIN。

 柔らかくなったら裏ごしして、牛乳と生クリームで伸ばします。

 それだけでお店で出てくるのと変わらないようなスープが出来上がります。


 暑い真夏に、冷たく冷やしたスープは格別です。大きなガラスの器に入れた、冷蔵庫から出したてのスープを食卓に置くと、あっという間になくなってしまいます。

 今年の夏も暑かったですが、何回か作りましたね。子供たちは、何度もお代わりしてくれました。


 寒さ厳しい季節が近づいてきましたね。

 底冷えする冬には、あったかいシンデレラのスープを作ることにします。

ただいま、このエッセイに数話ほど大人向けの話を加えましたR18バージョン「船乗りのヨメ」を、アルファポリスのエッセイ ブログ大賞に参加しております。

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